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【悲劇】向いてない仕事を続けた結果!同業種を16年続けた遅すぎる決断

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「今の仕事は自分には向いてないのかもしれない」

「転職したいが自分が活躍できる仕事がイメージできず、辞めるのが怖い」

このような不安に直面している方に向けて、本記事では同業種を16年続けて悲惨な結末を味わった筆者が下記項目を解説します。

  1. 向いてない仕事を続けた結果を5つのレベルで解説
  2. 今の仕事が向いてないかを見極める3つのサイン
  3. 向いていないと感じた仕事を辞めるタイミング

仕事が向いてないとストレスを抱えながら仕事を続けていると、我慢に耐えきれずに退職した際に、年齢の壁や現職での成長度合いの低さから転職が困難になる恐れがあります。

ただ、正しいタイミングで退職するかを判断し、自分に向いている仕事の見つけかたを知っておけば今の職場を辞めるのも怖くありません。

「自分はダメな人間だ」と自身を責めるのではなく、どのようにすれば楽しく仕事ができるのかを解決策と共に考えていきましょう。

目次

【結論】向いていないかの見極めは3年以内にするべき!

向いていないかの見極めは3年以内にするべき

今の仕事が向いていないかは、3年以内の判断が賢明です。

仕事に向いていないことを見て見ぬ振りをして退職を5年10年と引っ張るほど、「もっと早く辞めておけばよかった」と後悔は大きくなります。

筆者は保育士を16年間続けましたが、入社1年目から向いてないのではないかと違和感を抱えつつも、「辞めたところで自分に何ができるのか」と退職する勇気が出ずそのまま滞在。

退職を引き伸ばした結果、いざ他のことにチャレンジしたくともすでに30代後半に突入しているため、再就職や新たなスキルを身に付けるのは手遅れ状態となっていました。

また、向いていない仕事を仕方なしに10年以上続けていたため、やりきった達成感や誇れるものがなく、「仕事が嫌だった」と疲労感が残っただけです。

ただ、入社数ヶ月で早々と現在の仕事が向いていないと判断し、退職するのも要注意です。

一般的に入社3年以内は独り立ちができるよう周囲からの指導も手厚く、基礎知識を身体に染み込ませる期間です。実は素質があったのに自らチャンスを潰している可能性があります。

本当に向いていないかどうかは2〜3年目で決断すると、後悔せずに前に進めるでしょう。

向いてない仕事を続けた人の体験談

向いてない仕事を続けた人の体験談を紹介

実際に向いていない仕事を続けている人はどのような心情なのか、体験談や口コミをX(旧Twitter)で調査しました。

皆に共通するのは「この仕事を選んだことに半年毎に後悔している」、「死ぬ時に後悔しそう」と、仕事を続けていることに後悔している点です。

仕事しんどいわなーんでこんな向いてない仕事選んだのか時々後悔するわ

引用元:X(きのこくわがた)

半年に一回ある面談で自分は頑張ったとアピールしないといけないのに振り替えると悪いことしか思い出せなくて自分の評価を下げる最悪な状態。給料下がるのだけは回避したい。けど、良かったとアピールできるところが何もない。何でこんなにも向いてない仕事をしているのか半年毎に後悔している。

引用元:X(ランボ(瀬那

今の仕事をやってると死ぬ時に後悔しそうな気がしてきました。なんで給料はそこそこだけど楽しくもない、後ろ向きで、何の経験にもならない、楽しくない向いてない仕事を我慢してやってるんだ?って思ってきました。

引用元:X(しゅう(Shu@))

上記口コミでは、仕事が向いていないと気付きながらも勤続年数が長くなるに連れて、「給料を下げる訳にはいかない」と、辞めるに辞めれなくなっていると伺えます。

特に、我慢強い人は仕事が嫌でも「まだ大丈夫」と自分に言い聞かせて悪い意味で辛抱できてしまうので、辞めるタイミングを失ってしまいやすいでしょう。

向いてない仕事を続けた結果を5つのレベルで解説

向いてない仕事を続けた結果を5つのレベルで解説

続いて、向いていない仕事を続けた場合、どのようなリスクがあるのかを以下の5段階レベルで解説します。

  • レベル1.自己肯定感が低下していく
  • レベル2.モチベーションが下がっていく
  • レベル3.心身に不調の不調がではじめる
  • レベル4.パフォーマンスが下がり昇給できない
  • レベル5.転職が難しくなり低年収のまま人生を送る

会社で働く期間は40年程度あるので、向いていない仕事を無理して継続すると人生そのものを崩壊させてしまう恐れがあります。

レベル1.自己肯定感が低下していく

向いていない仕事を続けていると、まず自己肯定感が低下していきます。

自己肯定感とは、自分を好意的に受け止める感情のことです。自己肯定感が高い人は自分に自信があり、物事を前向きに捉えられるので困難や新しい事にも意欲的に挑戦できます。

しかし向いてないと思いながら働くと、常にこれでよいのかなと不安と隣り合わせで自信は持てず、自己肯定感は低下するばかり。

自己肯定感が下がった結果「どうせ自分にはできないから」と成長意欲が乏しくなり、周囲からも好まれない存在になりやすいです。

レベル2.モチベーションが下がっていく

向いていない仕事を継続させると、モチベーションも低下していきます。

入社してすぐは「早く仕事を覚えなきゃ」、「周囲に迷惑をかけてしまう」と与えられた業務をこなすのに必死です。しかしいつまで経っても仕事のやりがいを見出せず、自分には向いていないと気付いた瞬間モチベーションは一気に低下するでしょう。

モチベーションが下がると業務への興味や学ぶ意欲がなくなり、退屈さを覚えた結果、出社が億劫になっていきます。

レベル3.心身に不調の不調が出はじめる

向いていない仕事を続けることで、成長意欲やモチベーションを失った後には心身の不調が出はじめます。

嫌々仕事を続けていると、「明日も仕事に行かなければ」といったストレスによって寝付きが悪くなったり食欲不振に陥ったりと、身体に拒否反応が現れます。

この段階で退社を決意できればよいですが、「仕事が嫌なんて周囲には言えない」とプライドが邪魔し、治療が必要なレベルまで症状を悪化させる人も多いです。

筆者の同僚は入社当初から続いた不眠を放置した結果、社会人5年目にしてうつ病を発症し、1年以上仕事に就けなかった最悪の状態を招いていました。

心身の不調が現れるかが、退職ラインとも捉えられるでしょう。

レベル4.パフォーマンスが下がり昇給できない

向いていない仕事を続けていると、パフォーマンスが上がらず昇給ができない可能性もあります。

不眠や食欲不振状態だと集中力に欠けるため、指示を忘れっぽくなったりミスが増えたりと周囲に迷惑をかけるシーンが増えていきます。

ミスが続くと「仕事ができない人」とレッテルを貼られるので、大切な業務やプロジェクトを任せてもらえず、評価が下がり昇給は難しいです。

また普段から仕事を任せてもらえない人は、長年勤務し続けてもリーダーや部長など役職に就くのは難しく、手当も期待できずに一般社員のまま時間が過ぎていくでしょう。

レベル5.転職が難しくなり低年収のまま人生を送る

向いていない仕事だと分かりながら働き続けると、いざ転職を決断しても年齢の壁によって再就職は難しくなります。

やりがいに溢れてバリバリ働いていたなら、前職で得たスキルや経験を存分にアピールでき、即戦力として採用されやすいです。

しかし、どうせダメだと思いながら続けてきた人は、たとえ前職で10年勤めたとしても仕事内容で誇れるものがなく、「今まで何をしてきたんだ」と印象も悪くなりがちです。

年齢を重ねている割にスキル不足とダブルでマイナスポイントなので、転職難に陥りやすいでしょう。

結局、低賃金でも自分でも雇ってくれる会社にとりあえず就職する羽目になり、低年収のままの人生を歩む結果が待ち受けています。

今の仕事が向いてないかは3つのサインで見極める

今の仕事が向いてないかは3つのサインで見極めるを解説

続いて、今の仕事が本当に向いていないのかを見極めるための3つのサインを紹介します。

  • 仕事でミスを繰り返してしまう
  • 仕事の成果が出ないまたは評価されない
  • 仕事内容にやりがいを感じない

下記条件に当てはまる人は、仕事が合っていない可能性が高いです。

今の仕事は向いていないと思って退職しても、転職先はもっと向いていないと感じるかもしれません。本当に向いていないかは慎重に判断しましょう。

仕事でミスを繰り返してしまう

仕事で同じミスを繰り返してしまうのは、自分に仕事が合っていないサインです。

どれほどに注意を払っていても働くなかでのミスは誰にでもあり、仕事内容によっては失敗を繰り返しながら覚えることもあるでしょう。

しかし、1年以上同じミスが減らない場合は仕事が適していないかもしれません。

たとえば、作成資料の誤字脱字が減らない場合は文章を書く仕事に向いていない、電話での要件を聞き間違えが頻繁な人は、相手の表情を見ずに会話するのが苦手と考えられます。

改善しようと努力してもケアレスミスが減らない場合は、そもそも仕事が合っていないと捉えられるでしょう。

仕事の成果が出ないまたは評価されない

仕事を続けていても成果が出なかったり周囲からの評価が低い場合も、業務内容が自分に合っていない可能性があります。

周囲と比べて明らかに上達スピードが遅い場合は、努力が足りないのではなく仕事自体が合っていないかもしれません。

たとえば営業をしても売上が伸びず目標を達成できなかったり、同僚が皆後輩の指導を任されていたりするのに、自分だけ入社時と変化がないことが挙げられます。

仕事の向き不向きは他人の評価のみで決める訳ではありませんが、1年以上続けているのに1人での仕事を任されない場合や、上司から注意される回数が減らない人は要注意です。

仕事内容にやりがいを感じない

仕事内容にやりがいを感じない場合も、現職が向いていないサインの1つです。

特にミスを繰り返す訳でもなく周囲からの信頼を得ている場合でも、顧客のためによい納品物を届けたいといったやりがいを感じない場合は、仕事が向いていないと考えられます。

仕事に対するやりがいは人それぞれで、なかにはお金をもらうのがやりがいという方もいます。

今の時点でやりがいが仕事内容ではなく給料でも問題ないですが、業務が楽しいと感じずその場しのぎで仕事をこなしている人はスキルアップは難しいです。将来的に昇給できなかったり周囲よりも出世スピードが遅く、お金に対する不満が蓄積され長続きしません。

コツコツと作業するのが得意だから経理でお金の流れを数値化するというように、楽しさを見出せる仕事を探してみましょう。自分の特性を知ったうえでの部署替えの希望や、転職をおすすめします。

向いてないと感じる仕事をこのまま続けるメリット

向いてないと感じる仕事をこのまま続けるメリットを解説

向いていない仕事を続けるのは精神衛生上よいとはいえませんが、以下のようなメリットもあります。

  • 収入が途切れる心配はない
  • 職場環境の変化によるストレスがない
  • 苦手意識を持つものが増えない

仕事を嫌と感じながらも辞めない限り、収入は途絶えないのがメリットです。仕事を辞めてから転職活動をすると、万が一再就職先がなかなか決まらなかった場合には無収入期間が長期化し、仕事以上のストレスを感じるかもしれません。

また、転職をすると新しい職場に慣れるのにも神経を使います。一から業務内容を覚え人間関係を構築しなければならないですが、現職を続けていれば環境の変化による苦痛は味わわなくてすみます。

今の仕事は向いていないと他の業種に移っても、新たな仕事先での業務も不向きだと感じる可能性もあります。勇気を出して新しい世界に飛び込んだものの、新天地でも向いていないと自覚した場合は、さらに自信をなくしてしまうでしょう。

向いていないと分かりながらも続けていると失うものがないので、現段階以上にプライドが傷付くのを避けられるのもメリットです。

仕事が嫌?職場が嫌?間違った選択をしないための判断基準

仕事を辞める前に間違った選択をしないための判断基準

仕事が向いていないと感じて退職する人には、下記のように仕事が嫌なのか職場が嫌なのかが混同しているケースが多いです。

  • 職場の人間関係が嫌なら仕事が向いていない訳ではない
  • 残業が当たり前の会社なら仕事内容ではなく職場環境が悪い
  • 社員全体の給料が低いなら自分のパフォーマンスのせいではない
  • 職場が嫌なら転職エージェントを利用してみる

職場環境が悪いのに自分に向いていない仕事内容だと判断し、異業種に移ることで積み上げたキャリアをゼロにするのはもったいないです。転職で後悔しないためにも、下記ポイントを参考に判断しましょう。

職場の人間関係が嫌なら仕事が向いていない訳ではない

職場の人間関係が嫌な場合は、仕事が向いていない訳ではないです。

保育士である筆者の同僚は、同じクラスの先輩と反りが合わないことをきっかけに仕事が嫌になりアパレル業界に転職。ところが半年後には子どもとの関わりが恋しくなり、転職先に保育関係を選ばなかったことを後悔していました。

職場内で理不尽なことで注意を受けたり嫌味を言われたりとストレスが増幅すると、出勤が億劫になり仕事そのものが嫌いになってしまうケースがあります。

現職が向いていないと判断する前に、周囲の人間関係によって仕事へのモチベーションが落ちていないかを振り返ってみましょう。

残業が当たり前の会社なら仕事内容ではなく職場環境が悪い

残業が当たり前になっている会社の場合、あなたの仕事の要領が悪い訳ではなく職場環境がよくないと判断できます。

作業をこなしてもこなしても終わらず残業続きの毎日だと、どうして自分はこんなに仕事が遅いのだろうと情けなくなるでしょう。

しかし周囲の人も毎日残業をしているようであれば、残業をしないと仕事を回せない職場ということです。また、残業をしなくても実は持ち帰って仕事をしている場合もあり、そもそも勤務時間内で仕事を終わらすのは無理な体勢となっているかもしれません。

仕事が終わらず自分には向いていないと思う場合は、周囲に1日に仕事をしている時間はどれくらいなのかを聞いてみましょう。

社員全体の給料が低いなら自分のパフォーマンスのせいではない

社員全体の給料が低いのであれば、自分が仕事に向いていない訳ではないかもしれません。

入社して数年経つのに給料がほとんど上がらないと、職場に評価されず自分は仕事に向いていないのではと落ち込むケースがあります。

しかし、社員全体の給料が上がっていないのなら、特段自分の能力が低いと自己評価を下げる必要はありません

給料の詳細を周囲に聞きにくい場合は、転職口コミサイトの転職会議を利用しましょう。転職会議では、20万社以上の企業の職場環境に関する口コミが閲覧できるので、自社の口コミを投稿している人がいる場合は、リアルな年収が公開されています。

自分の年収と周囲の年収に差がない場合は、異業種ではなく待遇のよい同業種に転職したほうが今まで培ったキャリアを評価され給料アップが狙えるでしょう。

職場が嫌なら転職エージェントを利用してみる

仕事内容ではなく職場が嫌と判断した場合は、同業種内での転職がおすすめです。仕事内容は同じでも職場さえ変われば、ストレスなく働ける可能性が高いからです。

転職には転職エージェントを活用してみましょう。転職エージェントには下記のようなメリットがあり、効率よく転職活動が進みます。

  • 自分の希望条件に合った求人を優先的に紹介してもらえる
  • アドバイザーに転職に対する悩みを打ち明けられる
  • 面接対策や履歴書添削など選考に関するアドバイスをもらえる

現段階では、職場環境によって自分が仕事に向いていないのではと感じるほど思いつめているかもしれません。

転職エージェントなら前職で経験した不安や悩みを打ち明けられるうえに、担当者が直接企業に行き、雰囲気や残業の有無など転職でネックポイントとなる部分を調査しています。入社後のミスマッチが少なく、転職に成功しやすいでしょう。

向いていないと思いながらも辞められない理由

向いていないと思いながらも辞められない理由を紹介

「自分には今の仕事がむいていない」と感じながらも辞められないのには、下記のような理由があります。

  • 親に申し訳ない
  • 辞めたところで他にできそうなことがない
  • 辞め時を見失っている

どうすれば退職に踏み切れるかも解説するので、自分に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

親に申し訳ない

仕事を辞めると親に申し訳ないという理由で、無理に続けてしまう人が多いです。

特に数百万円単位の学費を払って大学に行かせてもらった人は、向いてないから辞めるとは口が裂けても言えないと感じるでしょう。

筆者も、学費が200万円以上する短大を卒業させてもらって保育士資格を取得したため、学費分を稼ぐまでは辞められないとプレッシャーをかけながら、無理をしながら続けていました。

退職の意思を親に伝えた際に感じたのは、「向いていないから辞める」とあえて言わなくてもよいということ。「今の仕事を経験したから他の仕事にも興味を持った」のように、現職が嫌いなことを伝えずに前向きな理由に置き換えましょう。

不思議なことに退職後は親から明るくなったといわれるようになり、親は子どもの元気な姿を見るのが何より嬉しいのだと実感させられました。

辞めたところで他にできそうなことがない

現職を辞めたところで他の仕事でも活躍できそうなイメージが湧かないのも、辞められない理由です。

向いていない仕事を続けた結果、自己肯定感が欠落しているので「どうせ自分には何もできない」と自信をなくしているかもしれません。

自分に自信が持てず退職を決意できない場合は、適職診断NAVIを使ってみましょう。会員登録が不要で35の問に答えるだけで、性格や仕事への考え方を分析し自分に合った職業を診断できます。

適職診断をしてから興味を持った仕事に関する資格取得や講座を受けておくと、働ける見通しが立ち自信を持って転職活動ができます。

辞め時を見失っている

仕事を続けてきたことで、辞め時を見失っている人も辞めにくいと感じるでしょう。

仕事に向いていないと感じながらも5年10年と長期間在職していると、フロアで自分が最年長という場合もあります。仕事はできなくても新入社員よりは使える人材になっているので、今更辞めますとも言いにくい状況に。

また、歳だけが重ねられているので、転職時に年齢によって弾かれるのではないかという恐怖心で辞めずに留まるケースも多いです。

辞め時を逃したと感じる人は、向いていない仕事なのだから自分がいてもいなくても変わらないと割り切りましょう。もし、引き止めに合った場合は、それだけ職場から頼りにされていた証拠。今後の転職活動の自信に繋げましょう。

年齢による問題は、各年齢に特化したサポート内容の下記の転職エージェントの利用がおすすめです。

サービス名年齢層特徴
リクルートエージェント20〜50代取り扱い職種が豊富で、40代50代の求人あり
ワークポート全体の25%以上が40代未経験からIT関連に就職できる

仕事が向いていないと感じた場合の解決策

仕事が向いていないと感じた場合の解決策を紹介

仕事が向いていないと感じているけど今すぐ転職する勇気がないという人は、下記の解決策を試してみましょう。

  • 第3者に相談する
  • 問題を特定する
  • 新しいスキルや資格を身に付ける

退職前に下記の方法を実施すると、辞めずに解決できることもあるかもしれません。

第3者に相談する

仕事が向いていなくて辞めたいと感じた場合は。第3者に相談してみましょう。

他人の意見を聞くと、自分では気づかない視点でアドバイスをもらえるので、もう一度頑張ってみようとモチベーションアップに繋がります。

おすすめの相談者は、上司または他社に勤める同年代の友達です。

上司に相談すると、向いていないと思っていた仕事も実は評価されていると気付けたり、同じ悩みを抱えた若かりし頃の切り抜けかたを教えてくれたりする場合があります。

また、同年代の友達は入社時期がほぼ同じなので自分の悩みに共感してくれます。他社から見た自分の仕事のすごさや魅力を客観的に教えてくれ、自分はそんなにダメではないと気付くことも多いです。

第3者の意見を聞くと、向いてないと悩むほどではなかったと思えることもあるので、まずは気心知れた知人に打ち明けてみましょう。

問題を特定する

仕事が向いてないと感じる問題を特定すると、悩みの解決に繋がる場合もあります。

今の仕事が合っていないと思う原因が分かると、改善すべき点がピンポイントで分かり、辞めなくても乗り切れるかもしれません。

たとえば仕事を評価してもらえない場合でも、コミュニケーションが苦手なのが原因なのかスケジュール管理が下手なのが問題なのかで、解決策が変わってきます。

注意された内容を振り返り、なぜミスをしてしまったのかを追求する癖が付けば、向いていないと感じる原因を特定でき弱点強化に繋がります。

仕事ができない原因が分かっていても、作業が上達しないというように根本的な部分で躓いている場合は、担当業務から外してもらいたいと希望するのも方法の1つです。

新しいスキルや資格を身に付ける

新しいスキルや資格を取得すると、向いていないと感じていた仕事が楽しくなることもあります。

一見仕事に直接関係なさそうなスキルでも、マルチタスク能力が身に付いたり、気配りができるようになったりと変化が見られ、周囲からの評価も変わることがあります。

また、資格取得のための勉強に没頭すると、仕事に行きたくないと自宅で憂鬱になるのを紛らわせる効果があり、ストレス改善にも繋がりやすいです。

誇れる資格やスキルがあれば転職にも有利なので、今の仕事を続けながら勉強すると空白期間なしで再就職しやすいメリットもあります。

向いていないと感じた仕事を辞めるタイミング

向いていないと感じた仕事を辞めるタイミングを解説

仕事が向いていないと分かって辞める場合には、退職するタイミングの見極めが大切です。下記項目により自分がいつ辞めるべきかが判断できます。

  • 早急に辞めるべき人
  • 1年は様子を見たほうがよい人
  • 3年は踏ん張ったほうがよい人

退職のタイミングを間違えると、復職も困難なほど疲れ果ててしまうことや、やっぱり続けておけばよかったと後悔するなど取り返しの付かないことになりかねません。後悔しないためにも下記項目のチェックは必須です。

早急に辞めるべき人

早急に辞めるべき人の特徴は、以下の通りです。

  • 心身に支障をきたしている人
  • 3年以上続けたけど、失敗が多く成果が出せてない人

仕事が向いていないと思い詰めるあまり、不眠状態や情緒不安定など心身に異変が現れている場合は、早急に辞めてもOKです。これ以上無理をすると、治療が長引き働けない期間が長引く可能性があるからです。

また、3年以上続けたにも関わらず、仕事の失敗が減らず評価が周囲と比べて低い人も早めに次の道を考えましょう。

厚生労働省の調査によると、仕事に慣れるまでの期間は再就職後3ヶ月もしくは半年と答えた人が全体の半数を超えています。

出産・育児等を機に離職した女性の再就職等に係る調査研究事業

画像引用:出産・育児等を機に離職した女性の再就職等に係る調査研究事業

上記データは出産育児を終えた人を対象としているので、全ての人に該当するわけではありませんが、仕事に慣れるのに3年以上かかると回答した人は正社員でわずか5%程度。

通常なら半年程度で慣れるところを3年経っても仕事に馴染めていないのは、業務内容が向いていない可能性が高いです。転職は年齢を重ねるごとにハードルが上がるので、早めの決断をおすすめします。

1年は様子を見たほうがよい人

仕事が向いていないと感じても1年間は様子を見たほうがよい人の特徴は、現職場の業界に入って1年以内の人です。

初めての職種で入社1年にも満たない場合は仕事内容全般を把握できておらず、苦手意識のある業務だけで向いていないと判断しがちです。

たとえば電話対応ばかり任されていたけど、慣れるに連れてデータ分析も任せてもらえるようになるというように、今の仕事でももっと活躍できる場があるかもしれません。

1年以上継続し仕事の全体像を把握したうえで、自分にはできそうにないと感じたら転職を考えましょう。

3年は踏ん張ったほうがよい人

今の仕事が向いていないと思っていても、3年は踏ん張ったほうがよい人は以下の通りです。

  • やりがいを感じるけど周囲から評価されない人
  • 周囲からは評価されているけど楽しいと感じない人

仕事に慣れるかどうかは、職種や個人によって差があるため仕事内容が好きな人は今後急成長する可能性があります。

周囲より成長スピードが遅くても、もっとスキルアップしたいと向上心があれば、入社3年目には周囲から信頼される人材になっているかもしれません。

逆に周囲から評価はされているものの、楽しさを感じない場合も3年の継続をおすすめします。

本人は仕事が嫌いと思っていても、周りから信頼されている人は今の仕事に適した能力を持っています。

辞めずに続けると、後輩指導やリーダーを任され今とは違った立場で仕事ができるようになり、新たなやりがいが見つかるかもしれません。

自分に向いてる仕事の見つけ方

自分に向いてる仕事の見つけ方を解説

次の転職先では楽しく働きたいと思う人は、以下では紹介する自分に合った仕事を見つける方法を実施してみましょう。

  • 自己分析ツールを使う
  • キャリア相談を利用する

自己分析ツールを使う

下記の自己分析ツールを使って自分の長所短所を知り、特性を活かせる仕事が分かると職選びの失敗を防ぎやすいです。

ツール名特徴診断結果で分かること
ストレングスファインダー177の質問に答える有料Webツール。世界で2500人以上が使用し、才能発掘に重宝されている。無意識に出る考え方や感情、行動を分析でき、自分では気付いていなかった得意・苦手の傾向が分かる。
9タイプ診断90の質問に答える無料ツール。映画ビリギャルで有名になった坪田氏の著書に掲載されているテストをWebツール化している。直感で回答を進めると9つのタイプのいずれかに分類され、自分はどのような仕事を好むのかが分かる。

ストレングスファインダーは才能発掘ツールと称されるほど世界でも信頼度の高いツールで、適材適所の人員配置のために取り入れる企業も増えています。価格は28540円(2024年現在)かかりますが、転職で後悔しないための初期投資と思えば利用しやすいでしょう。

9タイプ診断では、完璧主義者、献身家、達成者、芸術家、研究者、堅実家、楽天家、統率者、調停者の9つから自分の属性が分かります。診断後はどういう作業を好むのかや苦手分野の解説も読めるので、メモやスクショを撮っておくと転職活動で役立てやすいです。

筆者は、9タイプ診断で研究者の素質が強いと分かり、現在は黙々と調査を進めながらWeb記事を執筆するのが楽しくて仕方ありません。

キャリア相談を利用する

キャリア相談の利用も、自分に合った仕事を探すのに有効的です。

キャリア相談は、仕事に関する悩みが相談でき、個人に合った働き方を提案してもらえるサービスです。転職をゴールとした転職エージェントとは異なり、自分に合う職業を見極めるプログラムがあるため仕事への考え方を根本から改善できます。

仕事の悩み相談から適職に就くためのアドバイスや訓練などが受けられ、雇ってもらえる会社で働くのではなく、やりたい仕事に就けるのがメリット。

キャリア相談は有料サービスですが、利用によって理想のキャリアを歩めるようになったと、下記口コミのように成功者も多く評判を呼んでいます。

転職先遂に決まりました!!キャリドラさんに転職のサポートしてもらいました!キャリドラさんと一緒に、自分自身について本気で向き合って、考えました。その結果、次の転職先では未経験の営業職にも関わらず、月収10万円upで、年間休日も多くなりました。本当にキャリドラさんに感謝です!!

引用元:X(ちのっち)

本日でポジウィルキャリアの1ヶ月トレーニング終了!たった1ヶ月で10年間ずっと悩んでもやもやしていた気持ちがすっきりしました!

引用元:X(とればー)

転職で仕事によるストレスを改善したいと思うなら、利用してみる価値はありそうです。

おすすめのキャリア相談

自分に向いている仕事を探すのにおすすめするキャリア相談は、以下の通りです。

サービス名マジキャリキャリート
料金38万5,000円〜15万6,000円〜
特徴年間利用者数3,000人以上働く姿勢改善から企業選びかたまで学べる価格がリーズナブルHSP(繊細な人)のキャリア設計に長けている
おすすめの人本気でしたい仕事を探したい人低価格ながら一連のサポートを受けたい人

キャリア相談には、起業や副業に対するアドバイスに力を入れる会社や現職でのキャリアアップのサポートが中心のサービスなど、それぞれ特徴が異なります。

自分の悩みに寄り添ったサポートを受けるためにも、各サービスの特徴や強みをよく理解したうえで申し込みましょう。

向いてない仕事を続けた結果でよくある質問

向いてない仕事を続けた結果でよくある質問に回答

ここからは、向いてない仕事を続けた結果に関するよくある質問にお答えします。

  • 仕事が向いていない場合の退職理由の伝え方を教えてください
  • 仕事が向いてないからと辞めるのは甘えですか?

仕事が向いていない場合の退職理由の伝え方を教えてください

仕事が向いていないと判断し転職をする場合、面接で退職理由を伝える際には以下のような前向きな受け答えができると好印象です。

<仕事が向いていない場合の退職理由例>

  • 前の職場にはなくて転職先企業にある魅力に惹かれた
  • 新しいことにチャレンジしたい前職のキャリアを活かして貢献できると思った

正直に向いていないと感じたからと伝えてしまうと、採用しても戦力にならないのではないかと面接する側も不安になり内定率は下がりやすいです。

「事務職を経験し顧客と直接関わる仕事に興味を持ったけど、前職では部署移動が認められず叶えられない」と、前職を辞めてまで応募したい理由があると説得力が増します。

仕事が向いてないからと辞めるのは甘えですか?

仕事が向いていないから辞めるのは甘えではありません。

人間には誰にでも得意や苦手なことがあるので、職選びの段階で選択を過っただけです。転職先では、同じ過ちを繰り返さないために自己分析や適職診断を活用して、ストレスなく働ける仕事探しに注力しましょう。

ただ、ミスをして上司に怒られたから、嫌いな業務を任されたからなどで辞めるのは甘えです。好きと思える仕事に就いてもミスやしんどい業務を任されることはあるので、嫌なことがあるたびに辞める癖が付いてしまいます。

まとめ 向いてない仕事を無理に続けると時間を無駄にする

向いてない仕事を無理に続けると時間を無駄にすることを解説

向いてないと感じる仕事を無理に続けても向上心が芽生えずスキルアップや昇進は難しいため、3年以内に退職を決意するのをおすすめします。

特に「こんなはずじゃなかった」とプライドを捨てきれない人や、他にできそうな仕事が想像できずに現職にすがり付いている場合は危険です。

本当に今の仕事が向いていないのかは、下記の仕事が向いてないかが分かる3つのサインで見極め、早めの決断が大切です。

<仕事が向いていないかが分かる3つのサイン>

  • 仕事でミスを繰り返してしまう
  • 仕事の成果が出ないまたは評価されない
  • 仕事内容にやりがいを感じない

ただ、仕事が向いてないと感じるのは「もっと活躍したい」、「楽しんで仕事をしたい」といった向上心とも捉えられます。

今の仕事のストレスに耐える力を、得意なことに活かせるエネルギーに変えてキラキラしたキャリアを歩んでみましょう。

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