仕事は嫌じゃないけど行きたくないのは甘え?対処法や放置するリスクを徹底解説
朝起きたときに「仕事に行きたくない」という強い拒否感から、毎日重い足取りで職場へ向かう人も多いかもしれません。しかし放置するのは危険です。
本記事では、仕事に行きたくない原因が分からず悩む人に向けて、以下の項目に沿って解説します。
- 仕事に行きたくない理由
- 仕事に行きたくない状態が続くことのリスク
- 仕事に行きたくないときの対処法・注意点
仕事へのモチベーション低下を放置しておくと、多くの精神的・社会的なデメリットがあり、早めの対応が必要です。
仕事へのやりがいやモチベーションの向上に向けて、ぜひ参考にしてみましょう。
仕事に行きたくないと感じる人は多い
モチベーションの低下によって、仕事に行きたくないと感じる人は決して少なくありません。
厚生労働省の『働く人の意識と社会の課題』においても、「仕事に対するモチベーション」と「仕事を通じた満足度」は低下傾向であることが分かります。
医療業・福祉業・小売業において、30%以上の人がモチベーションや満足度の低さを実感しており、その他の業界でもその割合は増加しています。
また社内評価の納得性や賃金への不満から、50歳台以上を中心に意欲低下が著しいのが現状です。
このことからも、長期雇用に至るほど仕事への意欲は減退し、仕事に行きたくないと感じる人は多く、自分だけでは?と不安になる必要はありません。
仕事は嫌じゃないけど行きたくないのは甘えではない
仕事に対するやる気がなく、行きたくないと感じることを、甘えやわがままだと捉える人も多いでしょう。
仕事内容自体が嫌ではないにも関わらず、仕事に行きたくないと感じることは甘えであるとは言いきれません。
厚生労働省における『働く人の意識と社会の課題』では、働く女性において最も仕事への意欲が低下するのは子育て世代である30〜40台という調査結果もあります。
出産によってライフステージが子育て中心へと移行することで、労働意欲が減少していると考えられます。
男性においても賃金や評価制度への不満が多く、仕事への思いとは別の要素で意欲が低下する人も多いといえるでしょう。
また労働環境や待遇面での不満のように、自分の力では変えられない要因から仕事への意欲が低下するケースも多いです。
甘えてはいけないと自分を責めずに現状を受け止めて、対処法を考えることが大切です。
仕事内容は嫌じゃないけど行きたくないと思う理由6選
仕事が嫌ではない場合、どのような理由で行きたくないと思うのでしょうか。
よくある理由として以下の6つがあります。
- 人間関係が悪い
- 過酷な労働環境に疲弊した
- 責任やプレッシャーが重い
- 仕事内容は嫌ではないがやりがいも感じられない
- 仕事でのミスが多い
- 心身の不調
労働意欲をなくすきっかけは人によって異なりますが、仕事に行きたくない理由が分からなければ対処もできません。
まずは自分の状況と当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
人間関係が悪い
人間関係の悪さは、転職理由でも常に上位に挙げられる原因のひとつです。
特定の同僚からの嫌がらせや先輩・上司からのパワハラやセクハラなど、人間関係の悩みにはさまざまな要因があります。
厚生労働省の職場におけるメンタルヘルスの調査によれば、仕事に関する強い不安・悩み・ストレスを感じる労働者の約30%が対人関係によるものであると回答しています。
また職場でのいじめや嫌がらせにおいて、全国の総合労働相談コーナーへの相談件数も増加しており、社会問題として顕在化しているのが現状です。
職場の人間関係の問題は自分ひとりでは解決できないケースも多く、仕事内容とは無関係に行きたくないと感じる原因といえます。
過酷な労働環境に疲弊した
膨大な業務量や残業などの過酷な労働環境は、仕事に行きたくないと感じるきっかけになります。
心身が疲労している状態はマイナス思考になりやすく、何事にも意欲を持てなくなる傾向があります。
特に人手不足の職場では一人あたりの業務が多く、自分の裁量を超える業務量に限界を感じてしまう人も多いでしょう。
また休日出勤が多い職場では、趣味などの自分のための時間を確保できずストレスを抱えやすく、モチベーションが下がりやすくなります。
過酷な労働によって、好きな仕事でさえも嫌いになる可能性があります。
責任やプレッシャーが重い
ある程度キャリアを積むと、よりレベルの高い仕事や責任ある役割を任せられる機会も増えるでしょう。
会社にとっては期待の表れでもある反面、本人にとってはプレッシャーや責任感も大きく、心理的負担になっていることもあります。
1つのミスが多大な損失につながる場合もあり、仲間や上司に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
日常的にプレッシャーを感じることに耐えきれず、仕事へ行きたくないと思う人も多いでしょう。
また、仕事に対する強い不安感から、「自分にはできないかも」と自信を失くすことでモチベーションが下がるケースも多いです。
仕事内容は嫌ではないがやりがいも感じられない
仕事に対して嫌いという思いもないが、特にやりがいを感じない場合も仕事に行きたくない原因になります。
あまり楽しいと思えない仕事に対しては前向きに取り組めず、十分な成果を上げられない可能性が高いです。
成果を上げられないとモチベーションが維持しづらく、結果的に仕事に行くのが苦痛に感じるでしょう。
やりたい仕事もなく、「楽な仕事がしたい」などの動機で仕事選びをした際に陥りやすいです。
仕事でのミスが多い
日常的にミスが多い場合や大きな失敗をして上司に叱責されたときなども、仕事に行きづらいと感じるきっかけになりやすいです。
大きいミスほどトラウマになりやすく、仕事自体が恐怖に感じることもあります。
「自分は使えない人間だ」と自信を失くし、同じようなミスをしてしまわないかという不安から仕事に行きたくないと感じるケースもあるでしょう。
起こしたミスに関しては気持ちを切り替えて再発防止に努めることが大事です。
心身の不調
体調が良くないときに仕事へ行くのが辛くなるのは仕方のないことです。
発熱など分かりやすい基準があれば比較的休みやすいですが、頭痛や怠さといった症状は周囲への迷惑を考えて無理にでも出勤する人も多いでしょう。
特にメンタルヘルスの低下は、仕事へのモチベーションに影響しやすいうえに周囲に理解されづらい特徴があります。
不調にもかかわらず無理をすることで、さらに体調を悪化させるといった悪循環に陥ることもあります。
身体に現れた不調は放っておかず、医療機関への受診が必要です。今後のためにも勇気を持って休みましょう。
仕事は嫌じゃないけど行きたくない状態が続くとどうなるか
働く意欲が低下しているにも関わらず無理をして働き続けた場合に、以下のようなリスクが考えられます。
- 仕事自体が嫌いになる
- スキルが身に付かない
- うつ病になるリスクがある
モチベーションの低下を我慢し続けると、社会生活にまで支障が出る可能性があります。
我慢を続けるデメリットを理解し、早い段階で対処することを心掛けるべきでしょう。
仕事自体が嫌いになる
仕事へ行きたくない気持ちを無理やり抑えて頑張り続けると、仕事自体が苦痛に感じるようになります。
モチベーションが低下した理由が分からない場合、仕事内容が自分に合っていないのではと思い込み、仕事そのものが嫌いになる可能性があります。
また苦痛が続くことによって、仕事に対するマイナスイメージが強く残るかもしれません。
モチベーション低下を感じたら、好きで選んだ仕事がこれ以上嫌いにならないためにも、出勤が苦痛と感じる原因を明確にしましょう。
スキルが身に付かない
仕事に対するモチベーションが低い場合、仕事への関心や集中力は薄れてしまいます。
やる気がある人と同じ経験をしても、自分から学びたいと思える向上心に差があり得られるスキルや実績は乏しくなるのは目に見えています。
仕事へ行きたくない時期が続けば続くほど年齢とスキルにギャップが生じるため、市場価値は下がる一方です。
もし転職を視野に入れることになっても、スキルや実績を残していなければアピールポイントがなく、採用されにくくなる傾向があります。
精神疾患を発症するリスクがある
行きたくない仕事に行き続けることには大きなストレスがかかります。
精神的負担が日常的に続くと、うつ病といった精神疾患を発症する危険性があります。
精神の治療のために休職が必要になるケースも多く、復帰までに1年近くかかることも珍しくありません。
また、一度発症するとくり返し再発するおそれがあるため、今後の社会生活に大きく影響を及ぼします。
仕事へのモチベーション低下以外にも、不眠や食欲不振、無気力などの症状がみられる場合は専門医への受診をおすすめします。
仕事は嫌じゃないけど行きたくない時の3つの注意点
仕事に行きたくないと自覚した場合には、以下の点に注意して行動しましょう。
- 無断で休まない
- 今の状況を我慢し続けない
- 一時の感情だけで転職すると後悔する可能性も
誤った行動を起こしてしまうと、さらに状況を悪化させる原因になります。
ここで挙げられる注意点を踏まえ、起こりうるリスクを考慮した行動が必要です。
無断で休まない
無断欠勤は社会人として避けるべき行為のひとつです。
欠勤の連絡をしづらいことは仕方ないですが、無断で休むことで職場に迷惑がかかります。
大ごとになる可能性もあり、社内での信用を大きく損なうことで余計に仕事へ行きづらい状況になります。
今後の仕事に影響が出ないよう、どんなに言いづらい状況でも休む旨は上司へ伝えることが大事です。
伝える際のマナーとして、以下の点に注意しましょう。
- 始業時間前に連絡する
- 嘘をつかず正直に理由を伝える
- メールやLINEより電話の方が無難
- 基本的に直属の上司へ伝える
マナーを理解しておくことで、トラブルのリスクを最小限に抑えられるでしょう。
今の状況を我慢し続けない
社会に出て仕事をする以上、ある程度の我慢は避けられないことですが、度を超えた我慢は体調を崩すリスク因子です。
「仕事に行きたくないのは甘えのせいだ」と自分に言い聞かせ、我慢して働き続けることで心身の病気に発展するリスクもあります。
また、我慢しながら働き続けてもパフォーマンスが十分に発揮できず、社内の評価が下がる可能性もあります。
ひたすら我慢するのではなく、休暇を取ったり何事にも意欲的な人と接するようにしてみたりと、実践できそうなことを日常に取り入れてみましょう。
一時の感情だけで転職すると後悔する可能性も
仕事に行きたくない気持ちが強いからといって、感情のまま今の職場を辞めて転職することも避けましょう。
感情的になると正しい判断がしにくくなるので、転職後に後悔したり早期退職を繰り返したりするリスクが高いです。
ただ、自分ができる対処法を実践したにも関わらず状況が変わらない場合には、転職を視野に入れることも有効です。
転職を検討する場合は十分な休息を取り、心身ともに落ち着いた状態で考えることを意識しましょう。
仕事は嫌じゃないけど行きたくない時の対処法7選
仕事に行きたくないと感じた際、実践すべきおすすめの対処法は以下の7つです。
- 休暇をとる
- 業務量の調整や移動を申し出る
- 適切な目標を立てる
- 自分の得意・不得意を分析する
- 家族や同僚に相談する
- キャリアプランを立て直す
- 思い切って転職する
仕事へのモチベーション低下の原因がわかっている場合は、原因に応じた対処が必要です。
原因が分からない場合には、すぐに実践できそうな対処法から始めてみましょう。
休暇をとる
疲労や寝不足は、肉体的だけでなく精神的にもネガティブな思考になりやすいです。
心身の疲労に対しては、休暇を取得して身体を休めることを最優先に考えましょう。
また、好きな音楽を聴いたり旅行したりなど趣味に取り組んで気分転換を図ることも大切です。
休暇を利用して体力の回復や仕事以外のことに取り組むことで、仕事へのモチベーションが上がることもあるでしょう。
できれば1週間程度の長期休暇を取るのがベストですが、2〜3日でも仕事から離れる時間を作れれば効果的です。
業務量の調整や異動を申し出る
過酷な仕事量や責任の重さにストレスを感じている場合は、上司に業務の見直しを頼んでみましょう。
業務体制における現状と自身の辛さを伝えると、担当顧客やノルマを減らすなど考慮してもらえるかもしれません。
それでも変化がなかったり、部署内の人間関係に悩みがあれば異動を申し出ることも選択肢のひとつです。
人間関係の問題や職場の雰囲気が合わないことは、自身の働きかけで解決するのは困難です。
同じ会社・同じ仕事内容でも、異動によって環境が変わるとモチベーションが上がる可能性もあります。
異動は少なからず周囲に負担をかけるので、繁忙期は避け、希望する部署で自分がどのように活躍できるかをしっかり説明できると、快く受け入れられやすいです。
適切な目標を立てる
目標もなくだらだらと業務をしていれば、どんなに好きな仕事でもモチベーションは上がりません。
適切な目標を設定して達成に向かって努力することで、モチベーション向上につながるでしょう。
例えば、営業ノルマを達成するという長期目標に対して「1日20件のアポイントを取る」という短期目標を設定することで、達成への道のりが分かりやすくなります。
細かい目標を達成できたら、次の日のお昼にデザートを付けるといった小さいご褒美があると続けやすいです。
現実的かつ具体性のある目標設定を心掛けるのがポイントです。
自分の得意・不得意を分析する
仕事のミスや成果が上がらないことも、モチベーション低下の原因になります。
自己分析で得意なことや苦手なことを理解し、自身の適正に合わせた仕事の方法を身に付けると業務のクオリティ向上につながります。
得意なことや不得意なこと以外にも、やりたいこと・やりたくないことなど、これまでの経験と紐付けて考えると見つけやすいでしょう。
また、効率的に自己分析するためには得意・不得意なことを紙に書き出したり、適職診断ツールを使用したりするのがおすすめです。文字として残しておくと、頭の中だけで考えるより客観的に分析でき、今後仕事が辛くなったときにも見返せるメリットがあります。
自己分析により、やりたい仕事が明確になるかもしれません。
家族や同僚に相談する
家族や友人、仲の良い同僚など気軽に相談できる相手に悩みを話すことも効果的です。
辛さや悩みを1人で抱え込むと精神的に追い詰められやすいため、誰かに打ち明けて発散させることが大切です。
場合によっては、客観的な視点でアドバイスをもらえることもあるでしょう。
また、信頼できる上司や先輩など同じ職場の人に相談することで、同じ職場での経験を踏まえた具体的なアドバイスも期待できます。
キャリアプランを立て直す
キャリアプランの見直しも、モチベーションを上げるために有効な手段です。
「仕事に行きたくない」という感情を持つことは、もう1度キャリアについて考え直す機会とも捉えられます。
キャリアプランとは、仕事において目指すべき将来像の実現に向けての道筋のことをいいます。例えば、10年後に年収400万円を超えるため3年後にはリーダーに、7年後に所長クラスへ昇進するといった計画を立てるといったイメージです。
ぼんやりと「給料を上げたい」といったプランでは、何をどう頑張るべきかが定まらず、モチベーションは上がりません。
何年後にどうなりたいかを設定し、数ヶ月後、1週間後と細かくプランを立てる癖が付けば、日々の目標が定まり仕事にもやりがいが生じるでしょう。
思い切って転職する
給料の低さや労働時間の不満など、今の職場では状況を変えられない場合は、思い切って転職を検討するのも選択肢のひとつです。
仕事自体にやりがいを感じている場合は、同業他社へ転職して環境変化をもたらすことで、モチベーションが上がる可能性があります。
また、仕事自体は嫌じゃなかったとしても仕事への熱が冷めていたり、今の企業にこだわりがなかったりする場合は、新しい分野にチャレンジするのも有効的です。
転職に不安がある場合や未経験の分野へキャリアチェンジしたい場合には、転職エージェントに登録してサポートを受けることもおすすめです。
仕事は嫌じゃないけど行きたくない場合は転職エージェントの活用がおすすめ
転職に不安がある場合や効率的に進めたい場合には、転職エージェントを活用するのが有効です。
転職エージェントでは転職支援のプロであるキャリアアドバイザーが終始担当し、以下のようなサポートを無料で受けられます。
- 転職における相談
- 求職者の情報や相談内容に応じた求人紹介
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- 面接日の日程調整
- 応募先企業への条件交渉
- 転職後のアフターフォロー
職場の労働環境や人間関係への悩みからモチベーションが低下している際には、転職を検討する人も多いでしょう。
しかし、職場環境や人間関係、自分に合っているかなど、実際に入社してからでなければ分からないことも多いです。
また、働きながら転職活動をおこなう場合には今よりさらに負担が多くなるでしょう。
転職後に後悔したくない、仕事への意欲を高められる職場へ転職したいと考えている人は、ぜひ転職エージェントに登録してみましょう。
仕事は嫌じゃないけど行きたくない人の転職におすすめのエージェント
仕事へのモチベーション低下に悩む人が転職の際におすすめの転職エージェントは以下の3社です。
- ビズリーチ
- リクルートエージェント
- doda
ハイクラス転職や第二新卒に強みがあったり性別・年齢別・業界別に特化したりと、目的や状況によって選ぶべき転職エージェントは異なります。
自身の状況に応じた転職エージェント選びをすることで、転職における満足度も上がりやすくなるでしょう。
ビズリーチ
画像引用:ビズリーチ
ビズリーチは、ハイクラス転職に特化したスカウト型の転職サービスです。
ビズリーチの特徴は、30代で平均年収840万円、40代で平均年収960万円という高収入での転職実績です。
即戦力として活躍したい人、今の職場より高く評価してもらえる職場で働きモチベーションアップを目指す人におすすめの転職エージェントです。
会員登録後、プロフィールや職務経歴書をもとにヘッドハンターから直接スカウトが届く仕組みなので、企業との高いマッチングが期待できます。
希少な求人を多く取り扱っており、全求人の3分の1が年収1,000万円以上と高水準な点も魅力です。
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公開求人数 | 約10万件 |
メリット | 求人の3分の1以上が年収1,000万円以上優秀なヘッドハンターから直接スカウトが届く |
公式HP | https://www.bizreach.jp |
リクルートエージェント
画像引用:リクルートエージェント
リクルートエージェントは、業界最大手の転職エージェントです。
リクルートエージェントの特徴は37万件以上の豊富な求人数であり、ジャンルや職種問わず幅広い選択肢から理想の転職先を探せます。
未経験業種に挑戦し、心機一転頑張りたい人におすすめです。
一般の求人サイトには、掲載していない非公開求人も20万件以上保有しており、好条件の希少な求人に出会える可能性も高いでしょう。
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 約38万件 |
メリット | 転職支援実績数No. 138万件を超えるトップクラスの求人数 |
公式HP | https://www.r-agent.com |
doda
画像引用:doda
dodaは、人材紹介や求人メディアの運営などの事業を展開するパーソルキャリア株式会社が運営する転職エージェントです。
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仕事は嫌じゃないけど行きたくない人によくある質問
仕事へのモチベーションが上がらず悩む人に多い質問として以下の3つが挙げられます。
- どうしても仕事に行きたくない時は休んでしまってもいい?
- 仕事のモチベーションを上げるにはどうすればいい?
- 仕事が嫌じゃないなら転職すべきではない?
仕事に行くのが辛く、誰かに相談したくても聞きづらいこともあるでしょう。
ここからは、他人には聞きにくい悩みに関して質問形式で解説します。
どうしても仕事に行きたくない時は休んでしまってもいい?
結論からいえば、強い拒否反応が起こるほど仕事へ行くことに辛さを感じているのであれば、休むことも考えましょう。
ただし、仕事に行きたくないからといってその都度休んでしまうと甘えが生じ、休み癖がついてしまう可能性もあるため注意が必要です。
気軽に休むことは避けるべきですが、心身に目に見えた不調が現れたときは休むことも大切です。
必要に応じて長期休暇を取り、心身を休め好きなことをして気分転換する時間も確保できると良いでしょう。
休む際には正直に仕事が辛いことを告げ、時間的余裕を持って休みを申請することをおすすめします。
仕事のモチベーションを上げるにはどうすればいい?
仕事へのモチベーションを上げるためには休息を取ることも大事ですが、適度な運動習慣を作ることも効果的です。
運動は身体面の健康だけでなく、メンタルヘルスや生活の質の向上にも効果があります。
ただし、急にハードな運動をするとかえって怪我や疲労の原因になるため、ウォーキングや軽いジョギングなどの軽い運動がおすすめ。日常生活に取り入れるとモチベーション向上やポジティブ思考につながるでしょう。
仕事が嫌じゃないなら転職すべきではない?
仕事が嫌じゃないとしても、転職すべきケースはあります。
仕事自体が嫌じゃない場合でも賃金や労働条件、人間関係などの職場環境は個人の努力で変えられるものではありません。
環境に関する悩みでモチベーションが低下しているのであれば、思い切って転職に踏み出すことも必要です。
注意点として、仕事に行きたくないからといって勢いのままに退職することは避けましょう。
勢いで辞めると転職先が見つからずに無職の状態が続く可能性もあるため、計画的に進めることが大切です。
仕事に行きたくない自分への解決策を見出し、かつてのやる気を取り戻そう
仕事へ行きたくないと感じるのは誰にでも起こりうることであり、決して甘えではないため自分を責める必要はありません。
人によって理由は様々ですが、自分なりの原因を理解して解決のためのアプローチ方法を見つけることが大切です。
また、転職することは逃げではなく、充実した社会生活を取り戻すための手段の1つです。
転職を検討している場合は、転職エージェントを上手く活用して問題解決へ向けた転職の実現を目指しましょう。