本記事のまとめ
| 全国転勤はやめとけと言われる理由を解説 全国転勤の企業に入社して後悔している人の対処法とは 全国転勤で後悔している人におすすめの転職エージェント5選も紹介 |
応募しようかなと思った求人が全国転勤。
全国転勤は引っ越しが多く大変ですが、全国に拠点を構える大企業である確率が高いため、
「給料や福利厚生など待遇面が良くて捨てきれない。」
このように感じる方のために、本記事では全国転勤はやめとけと言われる理由を紹介します。
結婚や子どもの転校など、全国転勤の有無で今後の人生は激変するので、給料に釣られて入社すると「一生マイホームが購入できない」と、取り返しの付かない事態に陥ることも。
ただ、メリットデメリットを事前に理解しておくと、自分に全国転勤が合うか合わないのかが判断でき、これからの人生を良い方向に持って行けるかもしれません。
もし、全国転勤のある企業に入社を決めた場合にも、転勤を言い渡された時の対処法もお伝えするので、万が一の事態に備えて自分を守ってください。
全国転勤は転職のきっかけになる
日本最大級の総合転職支援サービスであるエン転職が、ユーザー約1万人を対象に調査した「1万人が回答！「転勤」に関する意識調査」によると、全体の約6割が「転勤は退職のきっかけになる」と回答しました。
上記の結果からも転勤を言い渡された半分以上の人が、退職を視野に入れていることが分かります。
特に新卒者の就活は、内定をもらうのに必死で「全国転勤でもいいや」と思いがちですが、結婚して子どもが生まれたり、介護に直面したりして、価値観が変わる可能性があります。
本来続けるはずであった仕事を6割の人が辞める程、全国転勤は犠牲になるものが大きいので、他人事と捉えるのは危険ということを覚えておきましょう。
全国転勤はやめとけ！ と言われる理由4つ
全国転勤はやめとけ！と言われる理由4つは、以下の通りです。
- 住む場所を選べない
- ライフプランが立てづらい
- 人間関係が構築しにくい
- 大切な人に会いづらい
多くの人に敬遠される理由を事前に把握しておくことで、入社後に後悔するリスクを抑えられます。
住む場所を選べない
全国転勤はやめとけと言われる1つ目の理由は、住む場所が選べないことです。
基本的に会社から辞令が出た場所に赴任するため、住む場所を自分で選択できません。
また、会社の拠点がある場所であれば全国どこでも転勤になる可能性があり、辞令が出るまでどんな土地で働くのかも分かりません。
つまり、治安が良い土地や交通の便が良い所、実家の近くなど、自分の希望条件にそぐわない地域に異動になる可能性もあります。
地元を離れたくない人や、都心部での生活しか経験がなく地方での生活は不安という場合は、ストレスの要因となるでしょう。
ライフプランが立てづらい
全国転勤はライフプランが立てづらいため、やめとけと言われることがあります。
転勤がある会社で働く場合、3〜5年に1度は異動が発生すると言われており、結婚や出産、マイホームの購入などのタイミングをコントロールできず、将来設計が難しいです。
また、転勤の打診は異動の1〜2ヶ月前であることが多く、長期目線で住宅資金や教育資金の計画も立てにくい点も悩みの種です。
全国転勤は、ただの異動ではなく転居を伴うため、生涯賃貸暮らしになり、時には家族の反対を押し切っての引っ越しもありうることを覚悟しておきましょう。
人間関係が構築しにくい
全国転勤だと異動のたびに勤務地が変わるため、人間関係を構築しにくくなります。
現職場で信頼できる同僚がいて、仲良くしてもらえる取引先がある場合でも、転勤により一から関係性を構築しなければなりません。
また新たな場所で生活することになるため、人見知りで周囲の和に自分から入るのが苦手な人にはストレスになる可能性もあります。
頼れる上司が異動になったことで、新たな管理職が苦手なタイプの人になるケースもあり、自分が転勤しなくても労働環境が悪くなる場合がもあります。
大切な人に会いづらい
全国転勤があると、大切な人に会いづらくなる点もデメリットです。
たとえば、東京都出身の人が大阪府に転勤になった場合、地元の友人や家族と距離が離れてしまうことになります。
結婚式への参加や同窓会など、交通費や時間の関係で出席できないこともあるでしょう。
さらに恋人がいれば遠距離恋愛に、家族がいれば単身赴任になることも覚悟しなくてはなりません。
オンライン通話で互いの顔を見ることはできますが、実際に会って話したりスキンシップが取れないのは想像以上に淋しいものです。不満が募り続けると、別れや離婚に繋がることも考えられます。
全国転勤は楽しい！と言われる3つのメリット
全国転勤は、以下のようなメリットも存在します。
- 人脈が広がる
- 視野が広がる
- 待遇が良いことが多い
全国転勤は、人によって合う合わないがありますが、中には楽しいという声も。
全国転勤ならではの良い部分も知った上で、デメリットと比較し総合的に判断することが重要です。
人脈が広がる
全国転勤をすることで、様々な人に出会えます。
一定の場所で働き続けると、常に同じメンバーで働き続けるため深い関係性を構築しやすいですが、人脈の幅が広がりにくいです。
しかし、全国転勤のある企業に勤めると、新たな勤務先で同年代の仕事仲間に出会えたり、自分を慕ってくれる後輩ができたりすることも。
転勤先で行きつけの飲食店を見つけ、店主と仲良くなったり友人ができたりするパターンもあります。
新たな人付き合いを面倒に感じる人もいると思いますが、全国各地に気の合う仕事仲間や知り合いができるというメリットもあるでしょう。
視野が広がる
全国転勤があると、様々な土地に住めるので新しい人との出会いも多く、視野が広がります。
地域ごとのお祭りや方言を知れたり、地元とは違った生活に触れられるのが楽しいという人もいるでしょう。
例えば、沖縄に転勤になったことでダイビングを始めたり、東北地方でスキーに挑戦したりと、その地に住まなければ体験できないこともあります。
転勤をきっかけに新たな趣味を見つけられるかもしれません。
趣味や日常生活で様々な経験を積んできた人の方が、リスク管理や発想力が育つことが多く、仕事のトラブルにも柔軟に対応しやすいメリットもあります。
待遇が良いことが多い
全国転勤がある職種や会社の方が、待遇が良いことが多いです。
理由は、全国に拠点を持つ大企業であることが多いのと、全国転勤を好んで希望する人は少ないため、離職を防止するために給料を高めに設定していることが挙げられます。
管理職になる条件として転勤を命じる企業もあり、全国転勤で経験を積むことで昇進が期待できる場合もあります。
また、全国転勤をすると異動先によって働き方が違うため、多様な経験を積めるので仕事に関する知識習得やスキル向上に繋がりやすいため、給与アップも狙えます。
企業に全国転勤が必要な理由3つ
企業に全国転勤が必要な理由3つは、以下の通りです。
- 全国各地に支店があるため
- キャリア形成のため
- 不正防止のため
なぜ企業に全国転勤が必要なのかを理解することで、今までとは違った視点を持てる可能性があります。
全国各地に支店があるため
大企業の場合、全国各地に取引先があるため支社が必要です。
支社で働く人を各地域で募集していては、仕事を任せられるようになるまでの教育の労力や、教育係の配置を考えると全ての社員を現地採用するのは非現実的です。
すでに働いている社員に転勤してもらった方が、研修も不要で新たに人を雇うよりもコストがかからず効率が良いのです。
キャリア形成のため
ジョブローテーションのために、全国転勤をしている企業もあります。
ジョブローテーションとは、様々な業務経験を積ませて成長を促すために、定期的な配置転換を行うことです。
例えば、営業で現場の業務経験を積んだあとに製品開発の部署に異動し、双方のスキル獲得を目指せるケースがあります。
また、ジョブローテーションをすると社員は複数の仕事を経験できるため、会社全体の業務内容を把握できるのがメリットです。多くの仕事を経験させる狙いとして、将来の幹部候補を育てるという目的もあります。
全国転勤を命じられた際は、今後どのようなキャリアが期待されているのかを確認しておくと良いでしょう。
不正防止のため
定期的に社員を異動させることにより、不正防止を図る狙いもあります。
特定の地域でずっと同じ業務をしていると、顧客と癒着したり横領したり不正行為の原因となるケースも少なくありません。
ずっと同じ人が同じ業務を担当していると、いつしかその人に仕事を任せるのが当たり前になってしまうので、監視が行き届かず不正の発見もされにくいです。
特に大きなお金を取り扱う金融業界は、横領や不正融資などのリスクが高いため、3〜5年といった一定期間で異動することが決まっている場合が多いです。
全国転勤で後悔したときの対処法3つ
上記の全国転勤のメリットデメリットや仕組みを理解した上で、「全国転勤のある会社に挑戦したい！」と感じたら応募をするのも悪くありません。
しかし、「全国転勤は想像以上に辛い」と後悔したときの対処法3つを紹介します。
- エリア限定職に変更する
- 転職エージェントに登録する
- スカウト型求人サイトを利用する
後悔したときの対処法を知っているだけで安心感が生まれ、早まって退職してしまったり、ひたすらストレスを抱え続けたりすることもなく、不安に襲われるのを予防できます。
エリア限定職に変更する
全国転勤であること以外、今の会社で満足しているのであれば、まずはエリア限定職に変更できないか会社に相談してみましょう。
エリア限定職とは、勤務地を一定地域から動かさない職種のことで、地域に根付いた営業を強化するために取り入れる会社が多いです。
エリア限定職種は転勤の労力がかからない分、給与が下がってしまう可能性が高いですが、同じ企業で働き続けられます。
相談してみても、社内に該当する職種がない場合や勤務地や業務内容の希望が通らない場合は、転職するべきか考えましょう。
転職エージェントに登録する
「全国転勤のある会社では働けない」と思ったら、転職エージェントの登録がおすすめです。転職エージェントに登録すると、以下のサポートが無料で受けられます。
- キャリアプランの相談
- 応募書類の作成、添削
- 面接練習
- 求人紹介市場の動向
- 面接の日程調整
- 内定後の条件交渉
- 退職手続きのサポート
希望条件の求人を紹介してくれるので、全国転勤がない企業を探していると伝えましょう。
条件の良い未公開求人や内定後の条件交渉など手厚いサポートが受けられるため、自分だけで転職活動をするよりも選択肢が広がります。
スカウト型求人サイトを利用する
優良企業との接点を増やしたいなら、スカウト型求人サイトの利用もおすすめです。
スカウト型求人サイトとは、求職者が職務経歴やスキルなどをあらかじめ登録しておくと、企業から直接スカウトメールが届くサービスです。
自分で求人を探す必要がないため、効率的に転職活動を進められます。
さらに、スカウト型求人サイトでは、今まで興味のなかった求人からもオファーがあるケースも多く、視野が広がるメリットもあります。
＜おすすめのスカウト型求人サイト＞
| サイト名 | 特徴 |
| Offerbox | オファー制限があり、手当たり次第にメールが送られることがないため、必要な情報だけが手に入る |
| キャリアチケットスカウト | 価値観診断をもとにスカウトが来るため、相性の良い企業からオファーが届きやすい |
| キミスカ | 3段階のスカウトで、企業から自分への興味の高さが分かる |
転勤命令を断ることは可能？
転勤命令を断ることは可能かについて、以下で説明します。
- 一般的に転勤辞令は拒否は不可能
- 転勤を断ると処分対象となる
- 転勤を拒否できるケース
原則として転勤命令は断れませんが、やむを得ない事情や会社が雇用契約違反を犯している場合は、拒否できるケースもあります。
転勤命令を拒否するとどうなるのかも解説しているので、転勤を言い渡された際に最善の行動ができるよう準備しておきましょう。
一般的に転勤辞令は拒否は不可能
会社からの転勤辞令は、基本的に拒否できません。
就業規則で、『業務上必要性があるときは、転勤を命ずる』といった記載がないか確認してください。記載がある場合は、転勤命令があることを前提に会社との契約を結んでいるため、拒否するのは難しいでしょう。
厚生労働省による転勤に関する裁判例を見ても、育児や家族の事情などの個人的理由で転居拒否は認められません。
転勤を断ると処分対象となる
転勤は就業規則で定められた制度のため、命令を拒否すれば処分の対象になります。
拒否するといきなり懲戒解雇になるケースは稀ですが、退職を推奨されたり、降格処分を受けるケースもあるため注意が必要です。
また、転勤を拒否すると無意欲でチャレンジ精神に欠けるネガティブな印象を与えてしまい、出世のレールから外れることは覚悟しましょう。
さらに、自身の転勤拒否が理由で他の誰かが異動となることもあり、周囲との関係がギクシャクしてしまい、会社での居心地が悪くなってしまう可能性もあります。
転勤を拒否できるケース
一方で転勤を拒否できるケースもあります。
雇用契約の内容で勤務地域が限定されていたり、転居・異動なしと記載されている場合は、雇用契約違反となるため拒否しても問題ありません。
また、上司の私的な都合や部下の退職を促すためなど、不当な理由による転勤辞令も拒否できます。
人工透析のような転勤が難しい病気を患っていたり、家族にサポートが必要とする人がいたりする場合も、やむを得ない事情として認められるケースもあります。
ただ、転勤を拒否できる基準は企業によって条件は異なるため、就業規則や信頼の置ける上司を通じて確認しておきましょう。
全国転勤をやめたい人におすすめの企業
「今後、全国転勤のある会社には勤めたくない」という人は、以下のような企業を選びましょう。
- リモートを導入している企業
- 地域密着の企業
リモートを導入している企業
全国転勤を避けたいなら、リモートワークを導入している企業がおすすめです。
リモートワークは、自宅やレンタルオフィスなど全国どこからでも出社せずに働くことをOKとしているため、転居の心配をせずに仕事ができます。
新型コロナウイルス感染症の影響で、Web系やシステム系の企業を中心にフルリモートで働ける会社も増えつつあり、場所に縛られずに働きやすくなりました。
会社側に働く場所を指定されることがなく、通勤時間が短縮できるのもポイントです。
ただ、リモートワークは分からないことがあってもその場で誰かに確認するのが難しいため、未経験の職種だと不安要素が大きいです。
初めの研修は社内で行い、慣れたらリモートに移れるような教育制度のしっかりした企業を選ぶと良いでしょう。
地域密着の企業
地域密着の企業も、全国規模の大企業のように全国各地への転勤がありません。
地域密着の企業は以下のような会社が多く、一つの取引先と長く付き合い信頼関係を構築できたり、地域に根づいた仕事ができたりする魅力があります。
- 地方銀行信用金庫
- 地方公務員
- 電力会社
- 鉄道会社
- ガス会社
上記のように、地域密着の企業は地元との繋がりを大切にしているので、異動があったとしても自宅から通える範囲のため、転居が必要ありません。
ただ、企業の規模が小さいため、大企業のように細分化して業務を遂行するのではなく、1人で営業から事務作業といった幅広い業務を担当するケースが多いのがデメリットです。
応募前に業務範囲や残業時間など、無理なく働ける環境であるか確認しておきましょう。
全国転勤で後悔している人におすすめの転職エージェント5選
ここからは全国転勤で後悔している人におすすめの転職エージェントを紹介します。
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- doda
- パソナキャリア
- ビズリーチ
上記のエージェントは、「幅広い選択肢の中から年収を落とさずに転職しやすいか」という観点で厳選しているので、全国に対応かつ年収700万円以上のハイクラス求人が豊富。
利用するエージェントによってサービスの内容や特徴が異なるため、自分に適したエージェントを見つけましょう。
リクルートエージェント
引用元：リクルートエージェント
＜リクルートエージェントがおすすめの人＞
- 業界最大手のサービスを利用したい人
- 大手企業や人気企業を目指したい人
- 多くの選択肢の中から企業を選びたい
リクルートエージェントは、業界最大級の求人数と転職支援実績を誇る転職エージェントです。
拠点数が他エージェントと比べて多く、全国に16拠点（2023年11月時点）を構えているため地方在住でも利用しやすいです。首都圏だけでなく地方の求人案件まで幅広い取り扱いがあるため、希望通りの求人を見つけやすいでしょう。
加えて扱っている求人の職種や業界が幅広いため、年齢や経験、場所を問わず誰でも利用できる点も魅力の一つです。
各業界での勤務経験者のキャリアアドバイザーが担当してくれるため、就活時には応募企業に適したアピールができるようにアドバイスしてくれます。
| 特徴 | ・業界最大級の求人数を誇る・年齢や経験、場所を問わず誰でも利用できる |
| 求人数（2023年12月20日時点） | 公開求人 366,021 件 非公開求人 230,654 件 |
| 対応地域 | 全国＋海外 |
| 運営会社 | リクルート |
マイナビエージェント
引用元：マイナビエージェント
＜マイナビエージェントがおすすめの人＞
- 20代〜30代の転職希望者手厚いサポートを受けたい人
- 業界や職種に特化したサポートを受けたい人
マイナビエージェントは、登録者の8割が34歳以下という20代・30代向けの転職エージェントです。
2023年のオリコン顧客満足度調査では満足度総合No.1を獲得。求人数より丁寧で手厚いサポートが強みで転職回数別・年代別サポートや業界・職種特化のエージェントがあり、1人ひとりに適切なサポートができるように工夫されています。
またキャリアアドバイザーとは別に、企業担当アドバイザーも在籍しているため、職場の雰囲気や実際の人事配置など、求人票には載っていないリアルな情報を教えてもらうことも可能です。
| 特徴 | ・他社に比べて求人は少なめだが、20代や30代に強い ・業界ごとの専任制のため、マッチング力が強い |
| 求人数（2023年12月20日時点） | 公開求人 49,322件 非公開求人 18,854 件 |
| 対応地域 | 全国＋海外 |
| 運営会社 | マイナビ |
doda
（引用元：doda）
＜dodaがおすすめの人＞
- たくさんの求人の中から自分に合った求人を選びたい人
- 手厚いサポートを受けたい人
- 気になる求人だけ相談したい視野を広げたい
dodaは、パーソルキャリアが運営する転職サービスです。
求人数は業界2番手の多さで、2023年3月時点で非公開求人を含む20万件以上の求人情報を保有しています。
転職サイト、転職エージェント、転職スカウトの3つのサービスを同時に利用できるのが特徴で、自分に合った方法で転職活動が行えるのも魅力です。
スカウトサービス限定の面接確約オファーもあり、内定率アップも期待できます。またスカウトサービスは匿名で利用できるので、在職中の方でも職場に知られる心配がなく安心です。
| 特徴 | ・転職サイト、転職エージェント、転職スカウトの3つのサービスを同時に利用できる ・スカウトサービス限定の面接確約ファーがある |
| 公開求人数（2023年12月20日時点） | 266,697件（非公開求人を含む） |
| 対応地域 | 全国＋海外 |
| 運営会社 | パーソルキャリア |
パソナキャリア
引用元：パソナキャリア
＜パソナキャリアがおすすめの人＞
- 全国転勤がない企業、かつ収入アップを狙っている人
- 管理職の求人を探している人
- 業界に詳しい人からアドバイスをもらいたい人
パソナキャリアは、ハイクラス転職・管理部門転職に強みのある転職サービスです。
年収200万円台といったブラック求人を保有するサービスもある中、取り扱い求人の年収帯は600万から1,200万と高く、年収アップ率61.7％と心強い実績もあります。
また迅速かつ丁寧な対応で顧客満足度が高く、2023年の【最新】転職エージェントの担当者の対応ランキング｜オリコン顧客満足では、1位を獲得しています。
人材サービスを総合的に手掛けているパソナグループが運営しているため、全国に拠点があり、地方での転職にも対応可能です。
| 特徴 | ・700万円以上のハイクラス転職・管理部門転職に強い ・丁寧なサポートに定評がある ・女性のサポートに力を入れている |
| 公開求人数（2023年12月20日時点） | 33,584件（非公開求人数は非公表） |
| 対応地域 | 全国＋海外 |
| 運営会社 | パソナ |
ビズリーチ
引用元：ビズリーチ
＜ビズリーチがおすすめの人＞
- 全国転勤がない企業、かつ収入アップを狙っている人
- 自分の市場価値を知りたい人
- 完全無料でなくても効率的に仕事を探したい
ビズリーチは、登録しておくだけで優良企業や一流のヘッドハンターから直接スカウトが届く、国内最大級のハイクラス転職サイトです。
どのような企業からスカウトがもらえるのかを知ることで、自分の転職市場価値を知るきっかけになります。また思いもよらない企業からスカウトを受けることもあり、企業を選択する上で視野が広がるでしょう。
ビズリーチでは、転職状況に合わせて無料プラン（スタンダードステージ）、有料プラン（プレミアムステージ）を選べます。有料プランを選ぶと全てのスカウトの閲覧・返信、全ての求人の検索・閲覧、応募ができ、ヘッドハンターへの直接相談が可能です。
| 特徴 | ・年収800万円以上の求人が充実している ・登録しておくと直接スカウトが届く ・ヘッドハンターへ直接相談できる有用プランもある |
| 公開求人数（2023年12月20日時点） | 109,638件（非公開求人数は非公表） |
| 対応地域 | 全国＋海外 |
| 運営会社 | ビズリーチ |
全国転勤に関するよくある質問
ここからは、全国転勤に関するよくある質問にお答えします。
- 全国転勤が向いている人もいるの？
- 全国転勤は大企業に多いの？
- 全国転勤の人は結婚できないって本当？
- 女性は全国転勤を辞めた方がいいって本当？
多くの人が疑問に思う点をまとめているので、全国転勤に対する知識を深めましょう。
全国転勤が向いている人もいるの？
全国転勤が向いているのは以下のような人です。
- 好奇心旺盛でいろいろな場所で暮らしてみたい人
- 新しい環境で刺激的な日々を求めている人
環境の変化を楽しめる人であれば全国転勤に向いていると言えるでしょう。
また、企業によっては全国転勤が昇進や昇格の条件になっているところもあるため、出世欲が強い人も向いています。
転勤なしの条件の社員よりも待遇面が良いことも多く、手厚い手当が支給される可能性もあるため、勤務地よりも給与面を重視したい人にも向いています。
全国転勤は大企業に多いの？
大企業は全国に支店や支社があることが多いため、中小企業に比べると全国転勤の可能性は高くなります。
ただし、一概に大企業だから多いとは言えません。楽天やLINEなどインターネットを介して商品販売やサービスを提供するビジネススタイルの企業では、転勤が少ないです。
さらに近年では、望まない転勤廃止に向けて取り組む企業も増えつつあるため、大企業だからといって必ず全国転勤がある訳ではありません。
転勤制度廃止に取り組んでいる企業は、以下の通りです。
全国転勤の人は結婚できないって本当？
もちろん全国転勤でも結婚はできます。
ただし、結婚が難しくなってしまう要因がいくつか存在するのは事実です。
お付き合いしている人がいる場合、転勤によって遠距離恋愛になってしまう可能性があります。いつ転勤になるのか分からないため、結婚のタイミングが掴みづらいことも考えられるでしょう。
全国転勤のある企業に勤めた状態で結婚すると、結婚相手は自身の転勤の度に仕事を辞めたり働き方を変えたりするので、共働きは難しいこともあります。
一方で、全国転勤の人は転勤先で結婚相手に巡り会える可能性もあり、出会いのチャンスは多いでしょう。
女性は全国転勤を辞めた方がいいって本当？
女性でも全国転勤をしながらキャリアを積み、新しい土地での生活を楽しみながら働いている人も多くいるため、一概に辞めた方が良いということはありません。
しかし、全国転勤は会社によって配属場所を決められるため、治安の悪い地域に配属になる可能性もあり、慣れない土地で女性の1人暮らしが危険な可能性もあります。
また、出産すると転勤の度に掛かり付けの小児科が変わったり子どもの転校問題があったりと、問題は山積み。出産や授乳の関係で産休育休を取るのも女性なので、育児に慣れた母親が単身赴任をするのは難しい点も、女性の全国転勤はやめとけと言われる理由です。
また、全国転勤の企業で働いていると実家の近くに住み続けることが難しいため、子どもができたときに、親のサポートを受けにくいといった難点もあります。
全国転勤「やめとけ」の理由を理解したうえで次の一歩を踏み出そう
今回は全国転勤はやめとけと言われる理由や、後悔しないための対処法を紹介しました。
全国転勤はやめとけと言われる理由は、以下の通りです。
- 住む場所を選べない
- ライフプランが立てづらい
- 人間関係が構築しにくい
- 大切な人に会いづらい
なぜやめとけと言われるのか理由を正しく理解して、その上で自分にとって最良なキャリアを考えましょう。
対処法として、転勤のないエリア限定職への異動の申し出や、どうしても苦しくなった際には転職する方法があります。
全国転勤のない会社を選ぶ際や、異動がなくても待遇の良い企業を見つけるには転職エージェントの活用がおすすめ。上手に活用しながら、活き活きと働ける職場を見つけましょう。