「パソナキャリアに登録したけどお断りのメールが来た」
「登録の時点で断られる理由は何?」
このような悩みや疑問を解消させるために、本記事では下記項目を紹介します。
- パソナキャリアに断られた人のリアルな声
- パソナキャリアに断られる理由
- パソナキャリアに落とされた場合の対処方
転職エージェントであるパソナキャリアから門前払いを受けてしまい、「自分には需要がないのか…」と落ち込んでいるかもしれません。
しかし、本記事で解説する断られた理由をきちんと把握できると、今後の転職活動にも大いに役立てられるでしょう。
登録を断られる理由について、X(Twitter)や公式HPを通じて分析した結果をお伝えします。
そもそもパソナキャリアとは
画像引用:パソナキャリア
パソナキャリアは、全国に拠点を構え、アドバイザーによる手厚い転職支援が受けられると評判の転職エージェントです。
以下では、パソナキャリアの基本情報や特徴を紹介します。
- 基本情報
- 特徴
転職エージェントは会社によって強みや特徴が異なります。パソナキャリアが本当に自分に合った転職エージェントであるのかを確認してみましょう。
基本情報
パソナキャリアの基本情報は以下の通りです。
運営会社 | 株式会社パソナ |
設立 | 1976年2月 |
本社所在地 | 〒107-8351 東京都港区南青山3-1-30 |
対応地域 | 全国各都道府県 |
求人数 | 6万件以上(2023年10月現在) |
主な取り扱い職種 | 営業、販売、事務、物流、SE、ITエンジニア、金融、保険業界、IT、通信業界、医療、医薬、化粧品など |
利用料 | 無料 |
公式ホームページ | https://www.pasonacareer.jp/ |
パソナキャリアの運営会社である株式会社パソナは、「誰もが自由に好きな仕事を選択し、活躍できること」を企業理念に置いた人材派遣会社。働く人の立場に寄り添った親切なサポートが受けられると評判を呼んでいます。
これまでに取引きした企業は3万社以上の実績があり、取り扱い求人は合計6万件を超える全国に名の知れた転職エージェントサービスです。
特徴
パソナキャリアは、以下のような特徴を持つ転職エージェントサービスです。
強み | 弱み |
・ハイクラス求人が全体の61% ・キャリアアドバイザーの対応が丁寧 ・女性の活躍を積極的に応援 | ・大手と比べると求人数が少なめ ・地方求人の数が少ない |
向いている人 | 向いていない人 |
・年収アップを狙う人 ・ライフイベントを経験しながら働きたい女性 | ・たくさんの求人から選びたい人 ・完全未経験から異業種へ転職したい人 |
パソナキャリアの弱点は、大手転職エージェント会社と比べると求人数が少なめという点。
エージェント名 | 求人数 |
リクルートエージェント | 70万件以上 |
doda | 20万件以上 |
パソナキャリア | 4万件以上 |
上記からも、他社エージェントよりも取り扱い求人が少ないことが分かります。
また、全国に取り扱い求人はあるものの、都心部が中心で地方求人は数が少なめなのもネックポイントです。
幅広い求人数から選びたい人や、地方での仕事を探しているという場合には向かないかもしれません。
ただパソナキャリアの強みは、年収800万円以上を表すハイクラス転職に力を入れていることです。少ない求人の中でも、待遇の良い優良企業を中心に取り扱っているため、質の高い転職が期待できます。
女性の活躍にも注力しているパソナキャリアは、妊娠や子育てといった女性特有の悩みや仕事との両立を実現させるワークライフのサポートを受けられるのも強みです。
今よりキャリアアップを目指す向上心のある人や、介護や育児との両立を目指す女性にとって、利用しやすい転職エージェントとなっています。
パソナキャリアは利用する価値あり?評判・口コミを紹介
パソナキャリアの強みや弱みは分かりましたが、数ある転職エージェントが存在する中、本当に利用する価値があるサービスなのでしょうか?
転職エージェントは、実際に登録して使用してみないと分からない内部事情もたくさんあります。
以下では、Twitterで調査した実際にパソナキャリアを使った人のリアルな口コミを紹介します。
- 良い評判
- 悪い評判
全体的な印象として、「サービスが丁寧」や「感謝している」という良い口コミが8割程度を占め、転職を考えるなら利用する価値が高い転職エージェントであることが分かりました。
良い評判・口コミ
まずはTwitterより、良い口コミから見ていきましょう。
転職エージェントを利用したなかで、対応が親切かつ丁寧だったのは【パソナキャリア】でしたね😄転職ノウハウも学べます!
引用元:Twitter(ジタン@大学中退から逆転人生へ)
といいつつ、転職はパソナキャリア経由でしたわwそこは感謝。いい仕事してたわw
引用元:Twitter(あきら(仮名)@社内SE?)
仕事をしながら転職活動実施。パソナキャリアの担当者には心から感謝
引用元:Twitter(いくらよりかずのこ)
パソナキャリアの人達に面接対策でめちゃくちゃお世話になってる。無事内定が取れたら全員にスタバのギフト券でも送りたい🤔
引用元:Twitter(タニさん)
【パソナキャリア】マイページみたいなのあり(とてもシンプルな作り)、希望に見合った求人がくる(勤務地は考慮なし)、ハイクラスな感じの求人多め、エージェントは丁寧で的確なアドバイスくれる、求人は少なめちなみ私は1回目の転職も、今回もここで紹介された会社に行きます
引用元:Twitter(うるとらソーダちゃん#Loading…)
とにかく対応が丁寧という意見が多く、アドバイザーの質が高いことが伝わってきました。
どの転職エージェントにおいても、ヒアリングや面接練習といった転職サポートは受けられますが、アドバイザーの質は二の次で手当たり次第に求人を紹介する会社もあります。
中には「口調がきつい」や「こっちの要望を聞いてくれない」など、思わず利用を敬遠したくなるようなサービスもある中、パソナキャリアは個人に合わせた対応をしてもらえます。
パソナキャリアは、求人数よりサービスの質で勝負しているサービスなので、「今よりいい会社に転職したい!」と意気込む場合は利用をおすすめします。
悪い評価・口コミ
利用してみたけど、悪い印象を受けた人もいるようです。
後はパソナキャリアも使ってますけど外資が豊富かは微妙ですね。キャリアカーバーとかハイクラス向けとかにありそうですよね。僕低学歴&中小企業出身なので縁がないですが(^^;
引用元:Twitter(SIM)
パソナキャリア担当の人に転職しました言わないと一生退会できないから未だに求人メールくる
引用元:Twitter(韋駄天卍丸)
今の会社に転職するときの転職活動で3社のエージェントを使ったんだけど、それぞれカラーがあっておもしろかったパソナはあんまり引き出しがないけどエージェントは優しいリクナビは引き出しは多いけどエージェントがドライマイナビはおもしろい提案をしてくれてエージェントが優しい
引用元:Twitter(なかこ)
悪い口コミでは、サービスを否定したものは見当たらず、求人の偏りやメールの多さに関するものがヒットしました。
パソナキャリアを通じて実際に転職ができるかはさておき、丁寧なヒアリングによって今後のキャリアについても相談できるため、登録しておいても損はなさそうです。
パソナキャリアの登録を断られた人のリアルな叫び!
ここからは、登録手続きを行ったにも関わらず、パソナキャリアの利用を断られたというショックを隠しきれない心の叫びをTwitterの中から紹介します。
パソナキャリアに断られたのは、あなただけではないことが分かるでしょう。
今の職歴で登録しようと思ったら断られたぜ☆パソナキャリア「ヒャッハー!!ここは通さないぜ!!」
引用元:Twitter(nobuyk)
パソナキャリア断られたの思い出した
引用元:Twitter(イッキ)
パソナキャリアから面談断られたの草
引用元:Twitter(銀河美少年)
パソナキャリアにはサポート断られた。笑 教師の価値なし。笑
引用元:Twitter(@coco_r_hepburn)
パソナキャリアからも門前払いキター!まぁそうでしょうよ。転職はいばらの道なのね。
引用元:Twitter(ぴぐまめ)
パソナキャリア。。。否決連絡ワロタwww転職回数が多いとダメという噂はまことであったかwなんてこったいw
引用元:Twitter(けい@中立者)
Twitterで調査しただけでも、20件近くの「断られた」や「落とされた」という書き込みが見られたため、登録の際に門前払いを受けることはそんなに珍しいことではないようです。
パソナキャリアは、1人ひとりの条件に合わせたサポートをするといった質の高いサービスが魅力。しかし、「転職でぜひ活用したい!」と期待を抱く一方で、登録を断られるのは少なからずショックを受けるでしょう。
なぜ、断られてしまうのか?分析した理由を以下で解説します。
パソナキャリアに断られた理由はこの4つ!口コミ・公式HPから分析
パソナキャリアに断られる理由を口コミや公式HPを調査した結果、以下のことが原因であると判断しました。
- 転職回数が多い
- 離職期間が長い
- 提出した職務経歴書に問題がある
- 希望勤務地域が対象エリアから外れている
転職回数が多い
パソナキャリアは、転職回数が多いと断られることが多いです。
パソナキャリア。。。否決連絡ワロタwww転職回数が多いとダメという噂はまことであったかwなんてこったいw
引用元:Twitter(けい@中立者)
20代4回目の転職のとき、名前と生年月日、転職理由を登録しただけで「あなたには紹介できる求人はありません」とパソナキャリアさんにお断りされました。ちなみにこの登録タイミングでは何も職歴書など見せていません。大手エージェントだと多いところは10万件求人を保有してるけど職歴できないと。
引用元:Twitter(さつき☺︎︎人事&人材業の複業フリーランス)
転職は回を重ねるごとにハードルが上がると言いますが、パソナキャリアの登録に関しても同じことが言えそうです。
パソナキャリアは審査内容を公表していないため、「転職◯回以上はアウト!」と、はっきりした定義はありませんが、一般的に3回目以上は多いと捉えられる傾向にあります。
特に1年間に3回以上とあまりにも頻繁に転職を繰り返している場合は、企業からも不信感を抱かれる可能性があるため、断られる確率が高いでしょう。
業界や職種によっても「多いと感じるか」には差があるため、転職回数だけで断られているとは言い切れませんが、短期間で転職を繰り返している場合は要注意です。
離職期間が長い
仕事をしていない離職期間が長い場合も、お断りされるケースがあります。
あ、昨日パソナキャリアさんに登録しようとしたらお断りされて、お祈りでは動じない私もさすがに動じました笑。調べてみたらそこそこあるようで、恐らく離職中だからのよう。エージェントにお断りされたの初めてだからびっくりした!変な経歴だとこうやって歳とともに市場価値がなくなっていくのね。
引用元:Twitter(かやねこ)
パソナキャリアの登録フォームには、就業状況を報告する項目があり「離職中」にチェックを入れると登録を断られるケースがあるようです。
画像引用:パソナキャリア
一般的に転職にかかる期間は3ヶ月程度とされており、離職期間が3ヶ月を超える場合は「本当に転職する気があるのか?」と捉えられかねないため注意が必要です。
また、公式HPにおいても以下のように公表されています。
登録は可能です。ただし、就業経験をお持ちでない方にご案内できる求人が非常に少ないため、ご希望に添えない可能性がございますので、予めご了承ください。
引用元:パソナキャリア
離職期間が長期化してしまうと、就業経験が乏しいと見なされ断られるケースがあると予測できます。
離職期間はリセットできないので、登録に審査のないエージェントを利用するのも1つの手段です。
提出した職務経歴書に問題がある
登録手続きの際、提出した職務経歴書に問題がある場合も門前払いをされる場合があります。
パソナキャリアに登録するためには、履歴書や職務経歴書の提出が必須です。これまでの経歴を確認した上で「本社で紹介できる求人はなさそう」と判断された場合は、利用を断られると予想されます。
なお、パソナキャリアの公式HP上にも下記の内容が公表されています。
これまでのご経験や希望条件によって、難しい場合があります。ご了承のうえ、ご登録ください。
引用元:パソナキャリア
特に以下のような内容で履歴書や職務経歴書を提出してしまうと、転職が難しいと判断されやすいです。
- 空欄箇所が多い
- 誤字脱字がある
- 希望職種に対するスキル・経験が足りない
- 独自性のない内容
- 前職場を批判するようなネガティブな内容
登録の際に、「所詮、提出に使うだけだから」と適当に作成したものを提示してしまったという人は、上記内容をもう1度見直してみましょう。
希望勤務地域が対象エリアから外れている
希望する勤務地が都心部から外れている場合も、登録を拒否される要因の1つです。
パソナキャリアでは全国47都道府県の求人を取り扱っていますが、地方求人の掲載は少なめです。
都心部と、全国でも人口が少ないとされている地方での求人数を比較してみましょう。
<都心部>
都市名 | 求人数 |
東京 | 13,345件 |
大阪 | 3,054件 |
福岡 | 1,288件 |
<地方>
都市名 | 求人数 |
鳥取 | 55件 |
高知 | 82件 |
福井 | 118件 |
上記からも、都心部と地方では求人数に1,000件単位で差があることが分かります。勤務希望エリアが地方というだけで、紹介できる求人数が格段に減ってしまうため、利用を断られる可能性が高いかもしれません。
ただ、パソナキャリアでは全国どこからでも勤務可能なリモートワークができる求人も積極的に取り扱っています。地方在住の場合は、リモートワークを希望することを登録時に伝えると、審査を通過する確率もアップするでしょう。
パソナキャリアの登録審査が厳しい理由と裏事情
上記において登録に断られやすい条件が分かりましたが、ここからはパソナキャリアの審査が厳しい理由を解説します。
- 繁忙期でアドバイザーが不足している
- 20代〜30代向けの求人が中心
- 取り扱い求人はハイクラスのものが多い
- 未経験者への求人紹介が難しい
こちらに否がある訳ではなく、完全にパソナキャリア側の理由に思えるものもありますが、なるべく登録しやすくするコツもお伝えします。
繁忙期でアドバイザーが不足している
繁忙期によってアドバイザーが不足していると、通常なら登録できる人でも審査が厳しくなります。
繁忙期とは、1年間で最も仕事量が増え忙しくなる時期を指し、転職エージェント業界では1〜3月と6〜9月にあたります。年始の1月、年度始めを控えた2〜3月、大学生による就活が頻繁になるのが6〜9月であることが理由です。
繁忙期はアドバイザーの手が足りなくなるのを敬遠し、無条件で登録が断られることもあります。
再登録を目指すには、繁忙期を避けた時期に再度登録を試みてみましょう。
ただし、転職を急ぐ場合は繁忙期を過ぎるのを待っている場合ではないので、他の転職エージェントを活用することをおすすめします。
ターゲットが30代〜40代
パソナキャリアのサービスは30代〜40代がターゲット層となっているため、その他の年齢は登録審査が厳しくなる傾向にあります。
実際にパソナキャリアで公開されている、転職成功事例の数を比較してみましょう。
年齢 | 転職成功事例 |
20代 | 1件 |
30代 | 13件 |
40代 | 21件 |
データ参照:パソナキャリア
公式HP上で公開されているもののみの数値ではありますが、ある程度社会人経験を積んだ30代40代に強い転職エージェントであることが分かります。
20代・50代の方の成功事例もあるので年齢だけで落とされることはないようですが、30代・40代と比べると登録のハードルは上がるでしょう。
20代・50代の場合は、所有資格や専門スキルといった年齢をカバーできるような内容を記載すると、チャンスが拡大しやすくなるかもしれません。
取り扱い求人はハイクラスのものが多い
パソナキャリアでは、年収800万円以上のハイクラス求人の取り扱いが多いことも審査が厳しくなる要因です。
ハイクラス求人が全体の6割以上を占めていますが、高年収の仕事は、IT・Webエンジニアや電子機器を取り扱う技術職など、専門スキルを必要とするケースが多いです。
営業や企画担当のように特別な資格はいらない職種もありますが、管理職候補というように同業種での経験が求められます。
また、パソナキャリアでは6万件以上の求人を取り扱っていますが、「未経験可」とされているものは678件しかありませんでした。未経験者を採用したいと考える企業数がそもそも少ないため、ハイクラス求人を希望しない場合は、「登録をしても紹介できる求人がない」と断られる可能性が高いです。
長いブランクがあったり、社会人デビューをして数年と経験が浅い場合は、未経験者でも積極的に採用している幅広い求人を取り扱う他社エージェントも活用してみましょう。
専門性の高い業種は紹介できない
専門性の高い業種の求人を取り扱っていないのも、審査通過が難しくなる理由です。
転職したい仕事があまりにも専門的な分野だと取り扱い求人がなく、登録の時点で落とされることが考えられます。
例えば、建築士や弁護士、医師など高度なスキルを要するものや、郵便局員や自衛官など条件がピンポイントで特殊な仕事が挙げられます。
また、介護士や保育士など福祉関係の専門職の取り扱いもパソナキャリアにはありません。
求人数が10万件を超える大手エージェントだと特殊な仕事でも求人を取り扱うケースがあるため、専門性の高い業種の場合はそちらを検討してみましょう。
医師専門や介護士専門といった職種を絞ったエージェントもあるので、活用してみるのも良いでしょう。
パソナキャリアに断られた場合の対処法
パソナキャリアに登録を断られた場合は、下記のことを試してみましょう。
- 職務経歴書を改善してから再登録する
- 希望条件を満たしてから再登録する
- パソナキャリア以外のエージェントにも登録する
1度利用を断られた場合でも、登録内容を見直すことで登録できる可能性もあります。
職務経歴書を改善してから再登録する
まず、登録の際に提出する履歴書や職務経歴書の内容を改善してから、再登録を試みましょう。
誤字脱字や情報に誤りがないかをもう1度確認してください。そして、前回と似たりよったりの情報では審査を通過できる可能性が低いです。
パソナキャリアは、「今よりもっと年収を上げたい!」と意気込む人にとって有益となるサポートが強みなので、そのサポート内容に見合った書類内容を目指す必要があります。
新たに資格取得に挑戦してみたり、今まで経験していなかった業務に取り組みスキルアップを図ったりと、キャリアの幅を広げてみましょう。
経歴を今より充実させることで、登録できる可能性があります。
希望条件を見直してから再登録する
登録した希望条件を見直して、再登録をするのも手段の1つです。
もしリモートワークが可能な職種の場合は、希望勤務地を〇〇県と限定するのではなく「全国可」にチェックを入れることで求人の幅が広がります。
希望の転職時期の項目では、「今すぐにも転職したい」や「3ヶ月以内には転職したい」にチェックをすることで、積極的に転職活動をしたいというのが伝わりやすくなります。
また、あまりにもこだわりが強い条件だと紹介できる求人が限定され登録拒否をされることも考えられるので、もう1度希望条件を見直してみましょう。
年収や勤務体制など自分が求める条件を書き出して整理し、どうしても外せない条件のみを残すことで求人の幅が広がる可能性もあります。
パソナキャリア以外のエージェントにも登録する
パソナキャリアに断られた場合は、他の転職エージェントへの登録も考えてみましょう。
上記で解説したようなキャリアアップを目指すことも有効的ではありますが、実行するのに時間や労力が必要です。
現時点でパソナキャリアの登録が難しい場合は、他のエージェント会社を活用すると早い段階でサポートが受けられ転職活動がスムーズに進みます。
また、転職エージェントは2〜3社併用するのがおすすめ。複数の転職エージェントに登録すると、求人の幅が広がったり相性の良いアドバイザーに出会える確率が高くなります。
求人の多さを売りにしていたりヒアリングを重視したりとエージェントによって強みが違うので、併用すると特化したサービスの良いとこ取りができるのもポイント。
どの転職エージェントであっても登録は無料なので、試しにいくつか登録してみましょう。
タイプ別!おすすめの転職エージェント
ここからは、パソナキャリア以外におすすめの転職エージェントを紹介します。
- 門前払いがない転職エージェント
- 離職期間が長くても活用しやすい転職エージェント
- パソナキャリア同様女性の転職に強いエージェント
「パソナキャリアに断られて他でも落とされるのが怖い」という場合にも安心の、審査がない転職エージェントを厳選しています。
また、パソナキャリアと似た手厚いサービスを受けられる転職エージェントもピックアップしているので、自分に合ったものを探してみましょう。
門前払いがない転職エージェント
取り扱い求人数が10万件を超えるような大手転職エージェントは、登録者を積極的に集めているので門前払いされることはまずありません。
求人数が豊富なので、自分の条件に合った企業が見つかりやすく、面接対策や履歴書添削など基本的な転職サポートも1通り受けられるのがメリットです。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、求人数が44万件以上と業界最大級の転職エージェントです。
求人数の多さから「とりあえず登録しておく」という人も多く、転職活動には欠かせないサービスです。
豊富な選択肢から選びたい人や、サポートよりもまずは求人検索がしたいという場合におすすめです。
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 44万件以上 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
doda
dodaは、公開求人数が約19万件以上の大手転職エージェント会社です。
求人数が多いですが、大手エージェントにありがちな「手当たり次第に紹介する」というスタンスではなく、専属アドバイザーによる丁寧なヒアリングから入るのが特徴。
豊富な求人数、転職サポートを共に安定させたい人におすすめです。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 19万件以上 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://doda.jp/consultant/ |
離職期間が長くても活用しやすい転職エージェント
エージェントの登録はできても、離職期間が長いと「なかなか紹介してもらえる求人がない」という不安もあるでしょう。
ハタラクティブでは、未経験者歓迎の求人を豊富に取り扱い、フリーターや学歴に自信がないという人にも寄り添ったサポートが受けられます。
紹介された求人で不採用となった場合は、アドバイザーが採用に至らなかった理由を企業から聴取し、次回に活かすためのフィードバックしてくれるという手厚さ。
飲食店アルバイトからネットワークエンジニア、無職からCADオペレーターへと転職したという実績も公表されていて、職歴や離職期間がネックになっている人におすすめします。
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
公開求人数 | 3,000件以上 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・愛知・大阪・福岡 |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
パソナキャリア同様女性の転職に強いエージェント
パソナキャリアの人気の理由の1つに、女性の転職に強いという点があげられます。
type女性の転職エージェントは、ワークライフバランスに関する悩みを相談できるといった女性に特化したサービスです。
FANCLやNISSAYなど女性を積極的に採用する大手企業の求人が多く、結婚や育児を経験しながらもキャリアアップが目指せる転職を支援してもらえるのが魅力です。
各企業求人の詳細には、受動喫煙対策がされているかという妊婦にも配慮した項目もあり、女性へのサポート体制が徹底されたサービスであることが伺えます。
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公開求人数 | 18,000件以上 |
対応地域 | 関東 |
公式サイト | https://type.woman-agent.jp/ |
パソナキャリアに関するよくある質問
以下で、パソナキャリアに関するよくある質問にお答えします。
- パソナキャリアに登録するといつ頃連絡が来ますか?
- パソナキャリアを使うメリット・デメリットは?
- 派遣登録も断られることがありますか?
パソナキャリアに登録するといつ頃連絡が来ますか?
パソナキャリアに登録をした後は、原則2営業日以内に連絡が入ります。
公式サイトにも以下のように記載されています。
担当より、ご登録いただきました電話番号、Eメールアドレスのいずれかに原則2営業日以内に直接ご連絡をさせていただきます。状況により、ご連絡までに1週間前後かかるケースがございますが、ご了承ください。2週間を過ぎてもご連絡がない場合は、恐れ入りますが、登録完了時に届いたメールにその旨をご返信ください。
引用:パソナキャリア
利用が許可されるかされないかに関わらず、登録した連絡先に2日程度で連絡が来ます。
登録が完了しているのに連絡が来ないという場合は、門前払いではなく手違いの可能性があります。上記にも記載されているとおり、2週間を過ぎても何の連絡もない場合は直接問い合わせてみましょう。
パソナキャリアを使うメリット・デメリットは?
パソナキャリアを利用するメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
・アドバイザーの質が高い ・履歴書作成ツールが使える | ・登録や求人紹介を断られることがある |
パソナキャリアを利用するメリットには、アドバイザーの質が高いことが挙げられます。
どの転職エージェントにも専属アドバイザーがいますが、パソナキャリアには社内で設定されている高い基準をすべて満たした「認定コンサルタント」が在籍。
認定コンサルタントは業種ごとの専門領域が決まっていて、その仕事を経験した人にしか分からない悩みや内部事情を理解してもらえるので、満足度の高いサポートが受けられます。
また、パソナキャリアに登録すると、項目に沿って情報を入力するだけで履歴書や職務経歴書が使える無料ツールが使い放題です。履歴書作成は、「どんな言い回しにするか思いつかない」という状況になりがちですが、ツールに沿って入力するだけなので時短にも繋がります。
一方、登録を断られたり、利用ができたとしても求人を紹介されなかったりすることもあるのがデメリットです。
ただ、極めて採用される確率が低い求人に応募し結局内定をもらえないでいると、準備や面接にかける時間が無駄になってしまいます。初めから選択肢を減らしてくれているパソナキャリアの優しさとも捉えられるでしょう。
派遣登録も断られることがありますか?
パソナキャリアの運営会社である株式会社パソナでは、派遣登録が行えるパソナ派遣のサービスも提供しています。
派遣登録はパソナを回して企業に派遣されて働くシステムなので、直接雇用求人を取り扱うパソナキャリアとはサービス内容が異なりますが、落とされることもあるようです。
先日パソナに登録に行き、落とされたのですが、これまでテンプ、マンパ、スタッフサービスなど問題なく登録出来たので、派遣でも落とされる事があることを知り、驚いたのですが、 引用元:教えて!goo(sjeoatu) |
パソナ派遣は、IT関連や医療業界など専門スキルを必要とする求人が多いため、紹介できる仕事がないと判断された場合はに断られることが考えられます。
門前払いが怖い場合は、幅広い業種を取り扱う以下のような派遣会社だと登録を断られる可能性も低く、仕事も見つけやすいでしょう。
派遣サービス名 | 求人数 | 特徴 |
テンプスタッフ | 64,000件 | 国内最大級の派遣会社 |
スタッフサービス | 25,000件 | 未経験者歓迎の求人が多数 |
パソナキャリアに断られた理由を改善すると転職も上手く行きやすい
パソナキャリアの登録を断られる理由には、以下のことが挙げられます。
- 転職回数が多い
- 離職期間が長い
- 提出した履歴書や職務経歴書に問題がある
- 希望勤務地域が対象エリアから外れている
他には、アドバイザーの数が不足していたり、取り扱う求人がハイクラスなのでそもそも自分に合ったサービスでなかったりするケースもあります。
また、今回の調査でパソナキャリアを断られた人は意外と多く、登録のハードルが高めに設定されている転職エージェントであることも分かりました。
登録の時点で門前払いを受けてしまうと、「見捨てるなんてひどい!」とショックを受けるかもしれませんが、断られた理由を今1度振り返ってみましょう。
転職回数や離職期間はリセットできるものではありませんが、それをカバーできる魅力があればパソナキャリアの登録だけでなく、転職自体も上手く行くはずです。
パソナキャリアの登録は難しくても、今回のことで改善点が分かったあなたは転職成功に1歩近付いた証拠。
他のエージェントも利用しながら、前向きに転職活動を続けて行きましょう。