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人のためになる仕事って?仕事の種類や応募時のポイントを解説

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「人のためになる仕事がしたいな」という気持ちを抱いている方も多いと思います。それでは、人のためになる仕事には具体的にどんな仕事があって、その仕事に就くためにはどうすればいいのでしょうか。

この記事では、人のためになる仕事の種類と、仕事に応募するときのポイントを解説していきます。

人のためになる仕事って、どんなものを思い描いてる?

人のためになる仕事がしたい!といったときに、どのような仕事を思い描いていますか?実際には、人のためにもならない仕事というのはありません。それでは、なにをもって「人のためになる仕事」といえるのでしょうか。詳しく解説していきます。

どんな仕事も人のためになる仕事ではある

困っている人を助けたい!社会の役に立つ仕事がしたい!

「人のためになる仕事がしたい!」と考えている人は、こうした想いを抱いているのではないでしょうか。それは、決して間違ったことではありません。

でも、どんな仕事でも人のためにはなっているのです。人のためになるからこそ、その「ためになったこと」に対して、お金(給料)をもらえるのです。

どんな仕事にもお客様はいますよね。
たとえば、会社の間接部門(経理や法務など)は、直接お客様の対応するわけではないし、誰の役にも立っていないよ……と思う人もいるかもしれません。だけど、会社の間接部門でも人(社員)のためになっています。間接部門の仕事は、直接部門(販売や営業など)の社員が最大限パフォーマンスを発揮できるように、サポートする仕事です。

人のためになっていると実感できるか?

どんな仕事でも人のためになっているといっても、やっぱり自分の仕事は人のためになっているとは思えない……という人もいるかもしれません。それは、「人のためになっている」という実感がないからだと思います。

それでは、どんな仕事が「人のためになる」と実感できるのでしょうか。それは、人のためになることに直接つながる仕事です。大きく括ると「人と直接かかわる仕事」と「社会貢献に直接つながる仕事」になります。

人と直接かかわる仕事

「ありがとう!」「助かったよ!」そう言われると、嬉しくなりますよね。これこそが、「人のためになっている」と実感できる瞬間なのではないでしょうか。人と直接かかわる仕事は、お客様から感謝の言葉をいただいたり、お客様が笑顔になったり、ときには自分の仕事が人の成長につながったり。そうした仕事を選ぶと、人のためになる仕事をしていると実感しやすい毎日を過ごすことができます。

社会貢献に直接つながる仕事

社会貢献に直接つながる仕事も「人のためになっている」と実感しやすい仕事です。たとえば、難民支援をしたり、公害を減らしたり、誰かが困っている状況や社会問題になっていることの解決を自分の仕事で改善できていると実感することが、「人のためになっている」という実感につながっています。

人のためになる仕事の種類

人のためになる仕事と実感しやすいものには、どのような仕事があるでしょうか。ここからは、4つの分野に分けてご紹介します。

医療関係の仕事

医師や看護師など医療従事者は、人のためになる仕事として実感しやすい仕事です。

いくら人のためになる仕事でも医師や看護師みたいに昼夜問わず働くのは辛い……という声も聞こえてきそうですが、医療従事者は医師と看護師だけではありません。

たとえば、作業療法士は基本的に昼間の仕事です。さらに、離職しても再就職したり、非常勤で働いたりしやすい仕事です。作業療法士というのは、身体や精神に障がいがある人の機能回復を目的としてリハビリテーションを行います。具体的には、患者と一緒に手芸や工作、楽器の演奏などの創作余暇活動などを行ったり、食事や入浴などの日常生活に必要な動作を介助や指導を行うことで社会復帰できるようにサポートします。

ただし、作業療法士は早朝出社や夜勤はありませんが、宿直があるところもあります。人のためになる仕事として作業療法士は興味あるけど、ワークライフバランスも大切だから宿直は避けたい、という人は、就職先(病院や地域包括支援センター、児童福祉施設など)を選ぶときに宿直の有無を確認しましょう。

教育関係の仕事

学校の教師や保育園の保育士など教育関係も人のためになる仕事として、非常にやりがいのある仕事です。自分の指導によって子供達が笑ったり、子供達の成長を見守ったりするのは、何物にも替え難い経験でしょう。

また、教育関係の仕事は、教師や保育士だけではありません。

たとえば、教育系のNPOで働くことを検討してもいいかもしれません。教育系のNPOには、さまざまな団体があります。たとえば、不登校児のためのフリースクールや、キャリア教育を行ったり、野外での活動により自然について学ぶ環境教育などを行ったりしているなど教育内容はいろいろあるので、自分の興味のある分野のNPOを探しましょう。NPOの求人は、求人サイトに載ることは少ないですが、NPO団体のサイトで募集していることもあるので、興味がある団体のサイトをチェックするとよいでしょう。

社会福祉関係の仕事

高齢者や障がいのある人などを助ける社会福祉に関係する仕事も、人のためになる仕事として想起しやすい仕事です。日常生活で接する機会の多い介護の仕事が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、社会福祉関係の仕事は、それだけではありません。

たとえば、補助犬(盲導犬や介助犬、聴導犬)の育成に携わる補助犬訓練士は、動物が好きで人のためになる仕事がしたい人にぴったりな仕事です。補助犬訓練士も求人サイトでは見つけづらい仕事なので、インターネットで検索するとよいでしょう。検索するときは、「補助犬訓練士」だけでなく、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」とそれぞれの種類で検索した方が、補助犬の訓練士を募集している団体を見つけやすいです。

保安関係の仕事

警察官や消防士など保安関係の仕事も困っている人のためになる仕事として身近な仕事です。

また、皇宮護衛官や刑務官などは、日常生活ではかかわりは少ないですが大切な仕事です。

皇宮護衛官は警察のような仕事と誤解されることも多いですが、仕事内容はまったく異なります。皇宮護衛官という言葉から思い浮かぶのは天皇・皇后両陛下や皇族の護衛、皇居の警備などですが、園遊会で天皇陛下の前で国歌を演奏するなど仕事内容は幅広いものがあります。

刑務官の仕事は受刑者の指導や監視がテレビなどで取り上げられがちですが、それ以外にも受刑者宛の郵便物を検閲してから本人に渡したり、各種証明書の手続きをするなど事務的な仕事も含まれます。

技術関係の仕事

理系の出身だから自分の技術を使った仕事をしたい!というときは、社内SEやホワイトハッカーがおすすめです。

社内SEは、その名のとおり社内でSEの仕事を行います。SEというとシステム開発で働くことをイメージされやすいですが、社内SEは、その名のとおり自社内でコンピューター関係の仕事をする職種です。たとえば、他部署から依頼のあった社内システムの開発を行ったり、社内システムやPCの使い方に関する問い合わせ対応をしたり、社員と直接コミュニケーションをとることが多い仕事です。社内で必要なシステムをユーザー部門と一緒に開発したり、問い合わせに直接対応したりするので、感謝の言葉を受けやすく、人のためになっていると実感することも多いでしょう。

ホワイトハッカーは、Webサイトの改竄やコンピューターへの不正アクセスなどからシステムを守る仕事です。ハッカーというとサイバー攻撃を行う方の悪人のイメージが強いかもしれませんが、高い技術を善良な目的で使うホワイトハッカーと悪意のある攻撃を行うブラックハッカーに分けられます。

人のためになる仕事に応募するときのポイント

人のためになる仕事で自分がやりたいと思えることが見つかったら、すぐに応募したくなるかもしれません。でも、一歩止まって考えるべきことがあります。

企業や組織のやっていることが、自分のやりたいことと一致している?

人のためになる仕事で自分のやりたい職種が見つかったとしても、必ずしもやりたいことができるとはかぎりません。

たとえば、子供が好きで高校教師になったとしても、学校によって教育方針はさまざまです。たとえば、大学進学のための勉強を教えることが中心の学校もあれば、部活動の指導に力を入れている学校もあります。

仕事を探すときには、自分のやりたいことを具体的に考えるようにしましょう。

自分の希望するワークライフバランスはとれる?

どんなに人のためになる仕事だからといって、自分自身が無理をしてしまっては、その仕事を続けるのは難しいでしょう。人のためになる仕事は、とても忙しいものもあります。その仕事の忙しさを楽しめるか?それとも疲れ果てて限界がきてしまうか、慎重に考える必要があります。

逆に、仕事が好きでたくさん働きたい人には、毎日定時で帰れてしまうのは物足りないかもしれません。実際に、激務の職場からホワイト企業に転職したら暇になってしまって激務の仕事に戻ったり、働き方改革で業務時間が減らされて物足りなくなった人がフリーランスに転向したりというケースもあります。

自分のやりたい仕事であっても、自分の望む働き方ができるかも確認しましょう。

「人のためになる仕事をしたい」という志望動機はNG!

上述したとおり、人のためにならない仕事はありません。だから、「人のためになる仕事がしたい」という志望動機は「自分はどんな仕事でもかまわない」といっているのと同じだからです。

それでは、この記事で紹介したような「人のためになると実感できる仕事がしたい」というのは、どうでしょうか?こちらも志望動機としてはNGです。なぜなら、会社は「人のためになる仕事」をしてほしいのではなく、「会社のためになる仕事」をしてほしいのです。たとえば、人のためになると実感しやすいと紹介した社内SEの仕事ですが、人の役に立つからといって、どんなシステムを作ってもよいわけではありません。会社の経営戦略や事業戦略などを踏まえて、業務改善やコスト削減などに役立つシステムを、経営陣の承認を得て開発するものです。人の役に立つからと現場の判断だけで動くような身勝手な社員がいては困るのです。

そして何より、「この仕事がしたい」というだけでは、採用担当者に「同じ仕事ができるなら他社でもいいのでは?」と思われてしまいます。志望動機には、「この会社で働きたい」という理由を盛り込みましょう。たとえば、企業の経営理念に共感しているとか、扱っている商品に興味があるなど、その会社だからこその理由を含めましょう。

まとめ

「人のためになる仕事をしたい」と思っている方に向けて、この記事を書いてきました。

大前提として、人のためにならない仕事というのはありません。人のためになっていると実感できない仕事だから転職したいけど、職場には満足しているから転職に向けて動き出すことができない、という方もいると思います。会社や職場に満足しているなら、転職活動を始める前に「今の仕事はどんな人のためになっているのだろう?」と考えてみるのもいいかもしれません。

就職活動や転職活動に動き出していて「人のためになる仕事だと実感しやすい職種に就きたい!」という方は、この記事で紹介した分野の職種を探してみてください。そして、応募するときのポイントも忘れずに動いたら、きっと望む仕事を手に入れることができると思います。

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