「リクルートエージェントの面談をしたくない」
「面談催促の電話が来てるけど無視しても大丈夫?」
本記事では、このような悩みを抱える人に向けて以下の項目を解説します。
- 面談をしなくても利用はできるのか
- 面談連絡を無視するリスク
- 転職を成功させたいなら対面で面談をするべき理由
- どうしても面談をしたくない場合の対処法
リクルートエージェントは、求人数、登録者数ともに業界最多数を誇る知名度抜群の転職エージェントです。求人検索やスカウトメール、アドバイザーによるアドバイスなど手厚い転職サポートが受けられるのが魅力。
しかし、「とりあえず登録してみたものの面談する程の熱意はない…」と連絡を後回しにしている場合は要注意。
電話を無視し続けると、リクルートエージェントのサポートを最大限利用できないだけでなく、今後本気で助けて欲しい場面で活用できず転職活動に支障をきたす恐れがあります。
これから紹介する面談をするべきメリットを理解し対処法を実施することで、転職成功に近付きやすくなるでしょう。
リクルートエージェントの基本情報
運営会社 | 株式会社リクルート |
設立 | 1977年11月28日 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
対応地域 | 全国 |
求人数 | 619,987件(2023年12月現在) |
主な取り扱い職種 | 営業、販売、カスタマーサービス、企画、マーケティング、経営、管理、事務、物流、購買、貿易、店舗開発、コンサルタント、金融専門職、不動産専門職、クリエイティブ、SE、ITエンジニア、エンジニア、建築、土木、設備、医療、医薬、化粧品その他(講師・調理師・介護など) |
利用料 | 無料 |
公式ホームページ | https://www.r-agent.com/ |
リクルートエージェントは、60万件以上の求人数を保有している転職エージェント業界最大規模のサービスです。
その豊富な求人数から登録者数は120万人を超え、「転職を考えるなら一旦登録しておく」と考える人も多く、転職活動に欠かせないエージェントと言われています。
リクルートエージェントの面談はしなくても利用はできる
リクルートエージェントは、面談をしなくても利用できます。面談が不要であることをアドバイザーに伝えれば、以下のサービスの利用が可能です。
- 求人検索
- スカウトメールの受け取り
- 希望求人メールの受け取り応募
しかし、上記のサービスだけを利用するのであれば、リクルートエージェントを使う意味はあまりありません。なぜならリクルートエージェントは、面談をすることで転職希望者に最適なアドバイスや求人紹介を行ってもらえるのが強みだからです。
「どうしても面談が嫌!」という場合は、転職サイトの利用がおすすめ。以下の表のように、転職サイトにはアドバイザーの支援サポートがないので、面談は必要ありません。
<転職エージェントと転職サイトの主な違い>
サポート内容 | 転職エージェント | 転職サイト |
求人検索 | ◯ | ◯ |
スカウト機能 | ◯ | △(サービスによって異なる) |
おすすめ求人メールの受け取り | ◯ | ◯ |
転職についての相談 | ◯ | ✕ |
アドバイザーによる求人紹介 | ◯ | ✕ |
面接対策 | ◯ | ✕ |
書類添削 | ◯ | ✕ |
上記からも、転職サイトは求人検索に特化したサービスであることが分かります。
ただ、転職エージェントは自分にマッチする求人探しを個別でサポートを受けられる分、効率よく転職活動が進みます。初めの1回を乗り切ればサポートをフルに活用できるようになるので、ぜひ面談を受けることをおすすめします。
リクルートエージェントの面談連絡を無視するリスク
登録するとすぐに、リクルートエージェントから電話が掛かってきてびっくりするかもしれません。
ただ、「とりあえず無視で良いか…」と放置するのは厳禁。面談連絡である電話を無視し続けていると以下のようなリスクが発生します。
- サポートが薄くなる可能性がある
- 自分の希望に沿った求人を紹介されにくくなる
- お宝求人を見逃す可能性がある
- 電話を無視し続けたら見放される
サポートが薄くなる可能性がある
連絡の無視や面談を拒否した場合、転職相談や面接指導、書類添削といったサポートが受けられず、転職活動のフォロー内容が薄くなる可能性があります。
一方、面談を受けると、以下のサポートがフル活用できます。
- 求人検索
- 求人紹介
- スカウト機能
- 転職相談
- 面接指導
- 書類添削
- セミナー・イベントへの参加など
面談を受けないということは、「アドバイザーは要らない」と捉えられるので、いざ「キャリア相談に乗ってほしい」とサポートを受けたい時に受けられないリスクが発生します。
リクルートエージェントでは、面談をすることで転職希望者の理想や条件を聞き出し、アドバイザーと二人三脚で転職活動を進められるのが強み。
転職活動をする中で出てきた悩みにもその都度答えてもらえるので、面談をしておいた方が確実に手厚いサポートが受けられます。
自分の希望に沿った求人を紹介されにくくなる
面談をしなかった場合、自分の希望や条件に合った求人を紹介されにくくなるリスクも発生します。
初回の面談では、給料や勤務時間など転職先で求める条件の他に、どんなキャリアプランにしたいかや転職についての不安や悩みを相談できます。
そしてアドバイザーは、どの範囲までなら通勤できるかや、どのくらいのペースで昇給したいかなど、細かいヒアリングを元に理想の職場を探してくれます。ヒアリング内容から自身の強みやスキルを活かせる、自分でも考えていなかった選択肢が見つかることも。
しかし、面談を受けなければ、細かい条件を聞き出すことができません。登録時に希望年収や勤務地などの条件を入力し、おすすめ求人メールを受け取ることも可能ですが、少しでも条件に被っていれば自動で送信される的外れな紹介メールがほとんど。
アドバイザーと直接話をすると、何を優先させたいかといった転職に対する意気込みも汲み取ってもらえるので、自分にぴったりの求人を紹介してもらえる可能性が高まります。
お宝求人を見逃す可能性がある
面談を受けないでいると、優良な企業のお宝求人を見逃してしまう危険性もあります。
アドバイザーは担当する利用者が決まっており、自分の担当の方々に合う求人がないかと常に調査をしています。
新しい求人が入ると素早く情報を確認し、利用者に合った求人だといち早く連絡をくれるため、アドバイザーとの関わりがある方が優良求人に出会える可能性が高いです。
一方、面談をしていない人は担当という概念から外れてしまうため、求人選びや調査はされず「自分で探してください」というスタンスで放置されます。
万が一、自分にとってのお宝求人が掲載されていても発見に遅れてしまい、応募が遅れることや、最悪の場合は気付かずスルーしてしまうことも。
自分の条件に合う会社は、数十社の内1つあれば良い方なので、そう簡単に見つかるものではありません。
お宝求人を見逃さないためにも面談を受けておくほうが、効率よく転職活動が進むでしょう。
電話を無視し続けたら見放される
登録後に掛かってくる面談についての電話を無視していると、第一段階として電話がもっと頻繁になります。
その後も無視し続けると、最終的には「リクルートエージェントから見放される」という事態に陥るでしょう。
まず、リクルートエージェントに登録をすると、0120-070-585から電話が掛かってきて、面談を促されスケジュールの調整が行われます。
しかし、この電話に出ないと「仕事が忙しくて出られないのかな?」と時間を変えてみたり、「間違い電話だと思っているかもしれない」と何度も鳴らしたり、あらゆる手段を使って電話に出てもらおうとします。
それでも連絡が取れない場合は電話が掛かってこなくなりますが、これは「サービスを使う気がない」と捉えられ見放されていることを意味します。
記事冒頭でもお伝えしたように、リクルートエージェントは転職エージェント業界で求人数No.1のサービスです。
そのリクルートエージェントから見放されてしまうと、いざサポートを受けたい時に利用ができず、転職では不利な立場に追いやられます。
登録時点で面談を受ける気がない場合でも、電話には対応し、「仕事が忙しく落ち着いたら本格的に転職活動をしたい」といったお断りの意図を伝えましょう。
きちんと自分の言葉で説明することで、電話が掛かってくることもなくなります。また、今後サポートを利用したい時に再開しやすくするために、再度面談を希望する際にはどうすれば良いかを聞いておきましょう。
転職を成功させたいなら対面の面談が絶対的に有利な3つの理由
リクルートエージェントを利用するなら面談を受けることをおすすめしますが、面談をする場合はオンラインや電話ではなく対面が転職に有利な理由をお伝えします。
- 転職意欲が高いと評価され優良求人を回してもらえる
- アドバイザーと信頼関係を築きやすい
- 転職の「プロ」の意見を聞ける
転職意欲が高いと評価され優良求人を回してもらえる
対面で面談を受けると、転職する意欲が高いと評価されやすく優良求人を積極的に紹介してもらえるのがメリットです。
そもそも転職エージェントは内定者が出ると、企業から報酬がもらえるビジネススタイルなので、会社から採用されそうな人が優先的に条件の良い企業を紹介されます。
わざわざ支社に出向いて話をする人は、それだけ転職に対しても真剣に向き合っていると評価され、優良企業を回してもらいやすいのです。
電話やZoomなどのオンライン形式での面談も可能ですが、以下に記載している支社が遠方でどうしても行けない場合以外は、基本的に対面の選択がおすすめです。
支社名 | 住所 |
東京本社 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
北海道支社 | 北海道札幌市中央区北四条西5-1 アスティ45ビル 10階 |
東北支社 | 宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー 11F |
宇都宮支社 | 栃木県宇都宮市宮みらい2番15号宮みらいスクエア2F |
さいたま支社 | 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 大宮ソニックシティビル 25階 |
千葉支社 | 千葉県千葉市中央区新町1000番地 センシティタワー 7階 |
西東京支社 | 東京都立川市曙町2-34-7 ファーレイーストビル7F |
横浜支社 | 神奈川県横浜市西区高島2-19-12 スカイビル 16階 |
静岡支社 | 静岡県静岡市駿河区南町18-1 サウスポット静岡 5階 |
名古屋支社 | 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4JRセントラルタワーズ42階(受付)、43階 |
京都支社 | 京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町88 K・I四条ビル 4階 |
大阪支社 | 大阪府大阪市北区角田町8-1 大阪梅田ツインタワーズ・ノース 31F |
神戸支社 | 兵庫県神戸市中央区磯上通8-3-10 井門三宮ビル 4階 |
中四国支社岡山オフィス | 岡山県岡山市北区駅元町1-6 岡山フコク生命駅前ビル 4階 |
中四国支社広島オフィス | 広島県広島市中区八丁堀14-4 JEI広島八丁堀ビル 10階 |
福岡支社 | 福岡県福岡市中央区舞鶴1-1-3 リクルート天神ビル 7階 |
自宅や職場から近い支店がないか、確認してみましょう。
アドバイザーと信頼関係を築きやすい
対面で面談を行うとアドバイザーと信頼関係を築きやすくなるため、転職にも有利に働きます。
電話やオンラインでも、なんとなくのお互いの雰囲気は掴めますが、対面の方がアドバイザーの印象にも残りやすく今後も気に掛けてもらいやすいです。
特に電話の場合は顔や雰囲気が分からず、1回の面談では人柄までは把握しきれないでしょう。
また、担当のアドバイザーと強い信頼ができて何でも話せる関係だと、いざ悩みやアクシデントがあった際にも戸惑うことなく相談ができます。「紹介してもらった企業の応募を辞退しようか迷っている」といった重要な局面でも最適な判断がしやすいのがメリット。
担当のアドバイザーと良好な関係を築くためにも、対面の面談で自分を最大限にアピールしましょう。
転職の「プロ」の意見を聞ける
面談を対面で受けると転職のプロの意見を生で聞けるため、転職活動に役立ちます。
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントといった転職の専門知識を持ったプロフェッショナルが在籍しています。
キャリアアドバイザーは多くの転職希望者の支援をしているので、過去の実績を基に自分に合った的確なアドバイスがもらいやすいです。
電話やオンラインでも話は聞けますが、転職のプロを実際に見ておくと、話し方や姿勢、目線など、面接や企業見学の際に役立つことをたくさん勉強できます。
面談の際の服装は自由ですが、対面の場合はスーツや採用試験用の服を着て行くと、その場でアドバイスがもらえるといったプラス要素もあります。
リクルートエージェントは完全無料なので、費用をかけずに生でキャリアアドバイザーの意見が聞けるチャンスを逃すのはもったいないです。
リクルートエージェントの面談を受けた人の体験談
「わざわざ時間を割いてまで面談をするメリットはある?」という人のために、実際にリクルートエージェントの面談を受けた人の体験談を調査しました。
今回調査したX(旧Twitter)やYahoo知恵袋の口コミには、「アドバイザーが親切で丁寧」という内容のものが多く、面談は転職希望者に対して有益な時間となっていることが伝わってきました。
僕はリクルートエージェントの方が個人に対してしっかりとサポートしてくれたとおもいました。わからないことや心配なことがあれば電話で聞いたり面接や強みや志望動機など経験から話を聞き出して導き出してくました。
引用元:Yahoo知恵袋(dob********さん)
リクルートエージェント面談終わった。紹介できる求人はいっぱいあるそう!
引用元:X(旧Twitter のんさん(*´ω`*))
リクルートエージェントの担当さんがとても親切できちんと添削してくれて嬉しい。初回面談10分で終わって音信不通になったHや、求人紹介もメール返信もないJとは違うね🥹まぁきっと未経験ではなく、経験者向け求人の取り扱いが多いので、連絡しても仕方ないと思われた気はする。
引用元:X(旧Twitter ゆまこ)
リクルートエージェントの面談おわた 担当のお姉さんとの相性いい感じ やっぱり魅力的な人に企業との架け橋になってもらいたいよな
引用元:X(旧Twitter くろまめ)
面談をしたくない理由が「転職の方向性が決まってないから怒られる」という人もいますが、リクルートエージェントには優しそうなアドバイザーが多いことが伺えます。
「紹介できる求人はいっぱいある」と言われた人の口コミからも、面談によって紹介してもらえる求人の数を把握できそうです。今後の転職活動の見通しも立てやすくなるでしょう。
リクルートエージェントの面談をせずに登録だけするメリット
上記で面談をしなかった場合のリスクや、ヒアリングをしてもらうメリットをお伝えしましたが、どうしても今は面談ができないという人もいるでしょう。
ただ、面談ができなくてもリクルートエージェントに登録だけでもしておくと、以下のようなメリットが発生します。
- 自分のペースで転職活動がしやすい
- 面談の時間を他のことに活用できる
- 電話やメールが減る
自分のペースで転職活動がしやすい
面談はしなくても登録したままにしておくと、自分のペースで転職活動がしやすいのがメリットです。
初回の面談をすると、そこからアドバイザーとのこまめなやり取りがスタートしますが、連絡がありがたい一方で、「求人紹介のプレッシャーがしんどい」ということも。
面談をしない場合、アドバイザーのサポートを受けることがなくなるので、自分のペースで求人検索や応募ができます。リクルートエージェントの強みは業界1位を誇る求人数の多さなので、登録のみをしておいても豊富な求人を閲覧できるのもポイントです。
ただ、面談をしていないと、「優良な良い求人に関して迅速にが見つかったからアドバイザーに詳細を確認したい」という場合にすぐに対応してもらえないため注意が必要です。
「今すぐの転職は考えていない」といった長期的に転職を考えている人は、無理に面談をしなくても良いかもしれません。
面談の時間を他のことに活用できる
面談をしなかった場合、面談のために費やす時間を他のことに活用できるのもポイントです。
特に、転職希望職種の経験やスキルが豊富な場合は、アドバイザーの力を借りなくてもすんなり転職できる可能性が高いです。
転職エージェントの面談は、1時間〜1時間半を費やすのが平均的なので、現職場で働きながら面談を受けるのは、貴重な休息時間を割くことに。実績が豊富な人は、面談をしなくても休日や通勤中に求人検索を利用しながら、好条件の職場を見つけられるかもしれません。
また、リクルートエージェントに登録しておくと、転職希望者のプロフィールを見て興味を持った企業からオファーが届くスカウトも活用できます。
特にアドバイザーのサポートを必要としない場合は、登録のみしておいても良いでしょう。
電話やメールが減る
面談を断ると、アドバイザーからの電話やメールの連絡が減るのもメリットの1つです。
アドバイザーは、ヒアリング内容を元に利用者に合った求人を探したり、サポート内容を分析したりするので、面談後は連絡が極端に増える場合があります。
現職を続けながら転職活動をしている場合は、あまりにメールや電話が頻繁だと職場に転職を考えていることがバレる可能性もあります。
面談を断ると、それ以降アドバイザーから直接連絡は来ないため、周囲に知られる心配もありません。
ただ、アドバイザーからの連絡が多い人は、紹介できる求人が多くそれだけ転職できる可能性が高いとも捉えられます。
電話やメールが多いのが嫌で面談を敬遠している場合は、登録時に連絡してもらう時間を指定することで自分が必要なタイミングで連絡を受け取れるようになります。
リクルートエージェントの面談をしたくない理由と対処方
面談をしたくない理由は人それぞれですが、理由によっては対応次第で転職が良い方向に導かれるかもしれません。
リクルートエージェントの面談をしたくない理由と対処法を紹介します。
- 面談する時間がないならリモートや電話を希望する
- 面談は嫌だけどサイト閲覧をしたいなら「Parsonal Desktop」に登録する
- しつこい電話や勧誘が嫌なら転職サイトに登録する
面談する時間がないならリモートや電話を希望する
仕事が忙しくて時間が取れない場合は、電話やリモートでの面談を希望しましょう。
リクルートエージェントでは、電話やオンラインでの面談が可能です。電話やオンラインだと支店に出向く必要がないので、仕事が終わってからや時間帯によっては出勤前にも面談が可能で、仕事の休みを取らなくても手軽に面談を受けられます。
また、対面で紹介された求人はその場で断りにくいですが、電話やリモートだと顔を合わさない分断りやすいという利点もあります。
面談は嫌だけどサイト閲覧をしたいなら「Parsonal Desktop」に登録する
面談の必要性は感じないけど、求人検索やサイト閲覧はしたいという場合はParsonal Desktopへの登録がおすすめです。
Parsonal Desktopとは、リクルートエージェントの登録者のみが閲覧できる求人情報サイトのことです。
リクルートエージェントでは、公開求人と非公開求人を取り扱っていますが、Parsonal Desktopに登録すると両方の求人を閲覧できます。非公開求人は、好条件のために応募が殺到することを懸念してあえて公開していない求人なので、ホワイト企業が見つかる可能性が高いです。
また、Parsonal Desktopでは求人検索以外にも以下のような機能を活用できます。
- スカウトメールの受け取り
- 面接確約オファーの受け取り
- 応募書類のサンプル閲覧
- 面談希望日の予約
面接確約オファーとは、書類選考が自動的にパスされる面接のことで、登録者のプロフィールを見て興味を持った企業から届くため、採用される確率がアップします。
転職活動がうまく行かなかった場合や悩みが生じた際には、いつでも面談を希望できるので、一旦Parsonal Desktopに登録しておくと便利です。
しつこい電話や勧誘が嫌なら転職サイトに登録する
面談をすることによって電話や勧誘が増えるのが嫌という場合は、転職サイトに登録しましょう。
転職エージェントはアドバイザーにノルマがあるため、内定を取りやすそうな企業を紹介されることも少なからずあります。
内定を取りやすそうな企業とは、離職率が高く常に人材不足で困っているようなブラック企業が多いので、「本当にこっちのことを考えて紹介してる?」と疑うことも。
転職サイトにはアドバイザーが存在せず、求人を検索して気になる企業があれば応募するというように自分主体で転職活動を進められます。
転職エージェントのように企業の内部事情を教えてもらえたり、面接指導をしてもらえたりと手厚いサポートはありませんが、応募する気のない求人を紹介される心配もありません。
マイペースに転職活動を進めたい人は、転職サイトへの登録をおすすめします。
リクルートエージェントの面談が嫌な人におすすめの転職サイト
「転職はしたいけど面談はしたくない」そんな人は以下の転職サイトに登録してみましょう。
- 【リクナビNEXT】面談は嫌だけどスカウトは欲しい
- 【マイナビ転職】非公開求人が80%
- 【エン転職】現職員の職場の口コミを掲載
転職エージェントのような個別のサポートはなくても、細やかな配慮によって転職活動に役立てやすい転職サイトを集めました。
【リクナビNEXT】面談は嫌だけどスカウトは欲しい
画像引用:リクナビNEXT
リクナビNEXTは、リクルートエージェントと同じリクルートが運営する転職サイトで業界でもトップクラスの求人数が強みです。
スカウト機能は付いているので、登録だけ済ませれば企業からオファーが届き転職活動をする上で時短に繋がります。
また、会員登録をすると自己分析ツールである「グッドポイント診断」を活用できるので、自分の弱みや強みを客観視でき自分に合った求人を見つけやすくなります。
運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 101,765件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://next.rikunabi.com/ |
【マイナビ転職】非公開求人が80%
画像引用:マイナビ転職
マイナビ転職は、保有する求人の約80%がマイナビにしか掲載されていない非公開求人の転職サイトです。
応募の殺到防止のため公開を限定している非公開求人は、質の高いホワイト求人であることが多く、ハズレ企業を引く確率が下がります。
また、応募をするか悩んだ際には、企業にサイトのフォームを通じて直接質問ができるので、疑問点があっても解決してから申し込めるのがメリットです。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人数 | 20,666件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://tenshoku.mynavi.jp/ |
【エン転職】現職員の口コミを掲載
画像引用:エン転職
エン転職は、給料や労働時間などの基本情報が閲覧できる他、現職員の口コミが掲載されています。
口コミの中には、「定時退社ができる」や「用意されている椅子が大きめで腰が痛くなりにくい」といった、実際に働く人にしか分からない内部事情が分かります。
企業に独自取材をしており、エン転職のスタッフの観点での印象や感想が分かるので、会社や従業員の様子をイメージしやすいのも長所です。
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
求人数 | 12,427件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://employment.en-japan.com/ |
リクルートエージェントを活用して転職を成功させるコツ
転職成功には、リクルートエージェントをはじめとした転職エージェントや転職サイトへの登録がおすすめですが、以下のようにサービスを最大限に活用するのがポイントです。
- 非公開求人をこまめにチェックする
- 気になる求人を見つけたら内部事情を聞き出す
非公開求人をこまめにチェックする
非公開求人をこまめにチェックすることで、好条件の求人に出会える確率がアップします。
転職エージェントや転職サイトを利用するメリットは、非公開求人の閲覧ができることです。非公開求人は、そのサービスに登録した人しか見れない求人なので、条件の良いレア求人が眠っていることも少なくありません。
また、非公開求人として掲載している企業には以下のような意図があるため、年収アップや高待遇を見込める可能性があります。
- ライバル企業に知られたくない
- 応募の殺到を避け、効率よく採用業務をしたい
- 重要ポストの採用を社員に知られずに行いたい
リクルートエージェントは60万件以上の求人の内、非公開求人が20万件を超えています。求人検索する際には、非公開求人を優先的に探すと良いでしょう。
気になる求人を見つけたら内部事情を聞き出す
求人検索をしていて気になる求人を見つけたら、内部事情を聞き出すようにしましょう。
数ある求人の中からやっとの思いで自分に合うものを見つけると、とにかく早く応募したくなる気持ちも分かりますが焦りは禁物です。
転職エージェントの企業紹介は、会社の雰囲気といった細部まで記載されていますが、実際に見てみないと分からない内部事情も多いです。
リクルートエージェントのアドバイザーは企業に足を運んで調査をし、採用担当や実際に働く社員から聞き取りをして会社の詳細を把握しているので、まずは情報を入手しましょう。
実際に応募し、自分の目で見て決めるのも悪くありませんが、履歴書の準備や面接日に仕事を休むなど、時間と労力を費やします。
「常時残業がある」といった現地に行かなくても分かるマイナス情報を事前に知っていれば、そもそも受ける手間を省けるので効率よく転職活動を行なえます。
リクルートエージェントの面談をしたくない人によくある質問
ここからは、リクルートエージェントの面談をしたくない人によくある質問を紹介します。
- リクルートエージェントのメリット・デメリットは?
- 面談の断り方を教えてほしい
- 退会するにはどうすれば良い?
リクルートエージェントのメリット・デメリットは?
リクルートエージェントのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
・求人数が多い ・利用者が多く実績が豊富 ・平日の夜、土日祝でも対応が可能 ・全国の求人の取り扱いがある | ・原則、サポート期間は3ヶ月 ・電話が多い |
リクルートエージェント最大のメリット特徴は、求人数の多さです。その数60万件以上と業界最大数を誇ります。リクルートエージェントによると、2022年〜2023年の1年間だけで登録者数は130万人超え。その転職希望者の多さと実績の豊富さから提携を希望する企業も多く、常に新しい求人が公開され続けています。
アドバイザーとのやり取りも平日の夜や土日祝にも対応してもらえるので、現職が忙しい人でも使いやすいのが魅力。全国各地の求人を保有しているため、地方に住んでいても幅広い選択肢から企業を選べるのも人気の理由です。
一方、リクルートエージェントは、アドバイザーによるサポートは原則3ヶ月間しか受けられないことがデメリットです。
リクルートエージェントの転職支援サービスの提供期間は、面談から転職先が決まるまでの約3カ月を目安としています。約3カ月を目安にしている背景のひとつに、実際に多くの方が約3カ月程度で転職先を決定していることが挙げられます。ただしこれはあくまで目安であり、ご本人の置かれている立場や求人の状況によってはこの限りではありません。
引用:リクルートエージェント
3ヶ月といった期限を設けることで効率アップを図るのは分かりますが、しっかりと腰を据えて長期的に転職を考える人にとっては短く感じるでしょう。
サポート期間延長もできるようなので、転職活動が1年単位と長期になりそうな場合は、事前に申し出るようにしてください。
電話が多いこともデメリットとして挙げられますが、「平日の夜18時以降に連絡をください」というように具体的な要望を伝えると仕事中の電話はなくなるでしょう。
面談の断り方を教えてほしい
面談を断る際は、「現段階では必要ない」というように、自分の気持ちをはっきりと伝えましょう。
断りにくい気持ちも分かりますが、「今度にして欲しい」や「もうちょっと様子を見てから…」など曖昧な返事をしてしまうと、面談を促す連絡が増えてしまい逆効果です。
リクルートエージェントにとっては面談をすることが目的ではなく、利用者を転職成功に導くことがゴールなので、面談を断ったからといって何か不具合が起きる訳ではありません。
ただ、あまりに失礼な断り方や無視をすると「この人は転職をサポートしても成功しなさそう」と悪印象となりかねないため、丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。
<面談を断る際の例文> お世話になっております。 面談に関する連絡を頂いておりましたが、現職の仕事が忙しくもう少し落ち着いてから本格的に転職活動をしたく思っておりますので、現時点での面談は不要です。 なお、時間にゆとりができた際には面談をお願いしたいのですが、どのようにご連絡すればよろしいでしょうか? 今後もサービスを活用させて頂きますので、引き続きよろしくお願い致します。 |
お断りの方法は電話でもメールでも可能なので、口頭で伝えにくい場合はメールを利用しても良いでしょう。
退会するにはどうすれば良い?
リクルートエージェントを退会するには、退会フォームから以下の手順で手続きを行います。
- 退会フォームの「退会(キャンセル)手続きへ進む」をクリック
- 必要事項を入力し「同意して次へ」をクリック
- 記入した内容を確認し「この内容で送信する」をクリックで完了
退会フォームで記載した内容に不備があると、追って連絡が来る場合があるため無視は避けましょう。
また、担当のアドバイザーがいる場合は、直接退会したいことを伝えて手続きをする方法もあります。
アドバイザーに直接伝えておくと、折り返し連絡が来ることもないので、スムーズに手続きを進められます。これまでサポートしてもらった感謝の気持ちも伝えられるのもメリットです。
リクルートエージェントの面談は極力受けるのが転職成功の近道
リクルートエージェントの面談をしなくても、求人検索やスカウト機能などのサービスを利用できます。
しかし、面談をしなければ、アドバイザーによる直接的なアドバイスや求人紹介のサポートは受けられないため、リクルートエージェントの利用価値はあまりありません。
登録したにも関わらず連絡を無視し続けると、いざサポートを受けたい時に利用できず転職活動でも不利な状況に陥るでしょう。
どうしても面談ができない場合は、現時点でサポートが不要であることを伝えた上でリクルートエージェントの利用を続けるのが最善です。
アドバイザーの支援が不要な人は、転職サイトへの登録もおすすめ。
リクルートエージェントは求人数や登録者数が業界最大のエージェントなので、転職する上で有益なことが詰まっています。上手に利用しながら、より理想の転職に近付いてみましょう。