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50代でも転職可!エグゼクティブ転職を成功させるポイントとおすすめエージェント10選を紹介

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本記事で分かること

  1. 50代でのエグゼクティブ転職の実態
  2. 50代のエグゼクティブ転職を成功させるためのポイントと注意点
  3. エグゼクティブ転職を目指す50代におすすめのエージェント・転職サイト
  4. 転職エージェントや転職サイトを有効に活用する方法

65歳以降も、長い方では70代まで会社員で働くことが当たり前になってきた昨今、50代での転職も少なくない時代になりました。

50代からの転職では、今まで培ったキャリアを活かしたハイクラス・エグゼクティブ転職を考えている方も多いでしょう。

しかし、エグゼクティブ転職では役員クラスの求人があるため、非公開求人となっていることもあります。中には保有する求人の7割が非公開求人というエージェントもあります。

この記事では、50代からの転職事情を紹介するとともに、おすすめのエージェントやエージェントをうまく使う方法、さらに転職活動時の注意点まで解説します。ご自身のキャリアに合ったエグゼクティブ転職を成功させたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

50代でのエグゼクティブ転職の実態は?

エグゼクティブ転職の実態を解説

まずは50代の転職事情について、厚生労働省などの国の機関による調査や統計データから、現状を読み解いていきましょう。

50代転職希望者の実際の転職状況

2022年7月に開催された第121回労働政策フォーラムの資料(※1)によると、2000年以降、転職者は全ての年代で増加傾向にあり、2019年には約306万人が転職しています。

下記グラフのとおり、特に増加傾向にあるのは、男性40〜49歳で約3万人、女性では全ての年代で増加。特に女性の40〜49歳では約5.3〜6.4万人、2019年以降は50〜54歳で約2万人と、ミドルエイジ層の転職が増えている傾向です。

厚生労働省 雇用動向調査

また、下記の表によると、転職した50代男性のうち、転職後に役職が上がったと答えたのは25.8%、下がったと答えたのは20.9%で、50代女性は前職と転職後ではほとんど変わらないという結果でした。

厚生労働省職業安定局の調査

さらに下記の表のとおり、転職した50代のうち、これまでのスキルや知識を生かせていると答えた人は約80%と高い割合となっています。

厚生労働省職業安定局の調査

しかし、令和元年に実施された厚生労働省職業安定局の調査(※2)に掲載の下のグラフによると、転職を希望している50代が実際に転職できたのは35~38%にすぎません。

厚生労働省職業安定局の調査

つまり、50代の転職者が増えているとはいえ、転職を希望する全ての人が転職できているわけではないという状況がうかがえます。

ただ、転職ができれば、これまでのスキルや知識を生かすことができるため、転職活動の際に自身のキャリアの棚卸しをすることが重要だといえるでしょう。

転職希望者の主な転職理由は?

50代転職希望者の主な転職理由は、令和3年「雇用動向調査」(※3)によると「個人的な都合」と答える人が最も多く26~28%、次いで「人間関係」が12~26%でした。

ただし、厚生労働省から委託を受け、三菱総研が調査をした結果(※4)、50代の転職理由として「賃金を増やしたい」という理由が40%以上、次に「満足感や働き甲斐のある仕事に就きたい」という理由となっていました。

したがって、自身のスキルや経験を生かしてステップアップしたいという思いで、転職を希望していることが分かります。

50代の年収の実態

令和4年「民間給与実態統計調査」(※5)の結果では、下のグラフのとおり、55~59歳で給与のピークを迎え、男性は平均702万円、女性は平均546万円となっています。

さらに勤続年数での給与を示した下のグラフを見ると、勤続30~34年で給与額がピークとなり、男性が平均789万円、女性が平均495万円でした。

令和4年「民間給与実態統計調査」

現状で平均よりも低い場合は、転職によって上を目指せることがある一方で、勤続年数による収入増が見込める場合もあります。

特に退職金が出る企業に勤めている場合、退職金は勤続年数が大きく関係することから、焦らず転職活動をしたほうが良いでしょう。

50代の中途採用を行う企業の状況

令和元年の厚生労働省職業安定局の調査(※2)によると、35歳未満の中途採用には積極的だが、45歳以上ではあまり採用を考えていないという企業が半数以上となっています。

また、大きな企業ほど新卒採用に力を入れており、中途採用は規模が大きくない企業の方が積極的です。

転職を希望する場合、中小企業や、企業名があまり知られていない企業も視野に入れていく方がいいでしょう。

50代が求められている業種や企業の特徴

50代が求められている業種や企業を解説

半数以上の企業が50代以上の採用に積極的でないとはいえ、経験豊富な50代を求める業種や企業があります。

ベンチャーやスタートアップ企業~管理部門の整備が急務~

ベンチャー企業やスタートアップ企業は、創業者と創業メンバーが中心となって事業を行っているため、事業規模がある程度大きくなってきたときに、管理部門の人材が必要になる他、従業員をまとめられる管理職候補を採用するケースが多くあります。

例えば、財務管理部門や人事採用責任者、技術部門の責任者などです。

ただし、上司や社長が自分よりもかなり若いことも多く、福利厚生が充実していない企業も多いため、年代のギャップを受け入れられるか心配な場合や、福利厚生を期待している場合は注意が必要です。

中小企業~後継者や経営幹部求められる~

中小企業では、現状の従業員から後継者や管理職が育っていないことがあるため、外部から経営幹部や次期社長を迎え入れるということもあります。

ベンチャー企業やスタートアップ企業と同様、中小企業も、大企業のように福利厚生が充実しているところは少ない状況です。

また、少人数で仕事をしていることから、任せられる業務が幅広くなるため、会社全体を把握できるような幅広い視野が必要となります。

IT業界~技術者やPMが不足~

IT業界はDX化や古いシステムのセキュリティ強化など、仕事がどんどん増えているため、慢性的な技術者不足となっています。

システム変更の際は、古い技術を知っているベテランが必要になる場面も多いことから、長くSEとして活躍し、古い言語もわかる人材が求められることも。

また、大規模案件でのプロダクトマネージャーも不足しているため、経験豊富なSEが重宝されます。

コンサルティング業界~多業種のプロフェッショナルを求める傾向~

コンサルティング業界は、幅広い業界知識が必要になることから、多様な業種からの専門的な人材を求める傾向にあります。

報酬も実力主義という企業が多いため、成果次第で高い報酬を得ることも可能です。

外資系企業~年齢問わず実力主義~

外資系企業は実力主義が基本で、採用でも「ジョブ型雇用」をしている企業が多くあります。

ジョブ型雇用とは、必要なスキル・経験・資格を持つ人材を雇用する方法で、年齢よりもスキルなどが求められます。

採用時の年齢基準をクリアし、スキルが認められれば採用となり、さらに評価も実力主義なので、成果さえ出れば年収大幅アップの可能性も。

ただし、外資系企業は退職金やボーナスはほとんどないので注意が必要です。

50代のエグゼクティブ転職で求められるスキルや技術

50代に求められるスキルを解説

50代のエグゼクティブ転職では、企業からは経験や専門性が期待されています。

色んな難題に取り組んできた経験

若年層に最も足りないもので、50代の強みとなるのが「経験」です。

数々の難しい事業や交渉を行ってきた経験と、それによって得た交渉力や洞察力、課題解決能力は若手にはないものでしょう。

これまで取り組んできた仕事について、どう考えて立ち回り、解決してきたかを丁寧に振り返ることが重要です。

大きな事業の経験だけでなく、小さな課題解決や失敗を乗り越えた経験が企業側に響くことがあります。

高度な専門性

50代には、これまでの経験に基づく高度な専門性が求められる場合がほとんどです。

50代のエグゼクティブ転職では、企業側では教育する必要のない人材であるのはもちろん、むしろ指導者としての役回りも期待されています。

そのため、企業がこれまで持っていない知識や技術を持っていることが求められます。

部下や事業を束ねられるマネジメント能力

エグゼクティブ転職では、管理職や経営幹部として迎えられることから、社員をまとめ、顧客と折衝しながら事業を遂行した経験が求められます。

困難な状況で、どうやってチームの統率を取って事業を成功させたのか、調整先が多い複雑な事業をどう乗り越えたのか、小さな事業であってもチーム内のトラブルにどう対応したのかなど、経験のアピールが重要です。

幅広い人脈

50代のエグゼクティブ転職では、転職者に対して、これまで培ってきた人脈に期待している企業もあります。

営業職だけでなく、新たな提携先を探している場合もあります。特にスタートアップ企業ではその傾向があることが多いでしょう。

その際、どういった企業や業種とのパイプがあるかも、重要なアピールポイントとなります。

50代のエグゼクティブ転職を成功させるポイント

エグゼクティブ転職を成功させるポイント

50代の転職では経験やスキルが重視されますが、エグゼクティブ転職を成功させるポイントを解説します。

長期的な転職活動になることを覚悟し、視野を広げて活動する

50代が応募できる求人には40代以下の人材も集まってきます。年齢がネックになり、書類審査の通過率が悪くなることも少なくありません。

そのため、書類審査で一喜一憂せず、焦ることなく他の企業も探しましょう。

また、自分のキャリアが思わぬ業種で求められることもあるので、自身の経験から業種を絞るのではなく、幅広い業種を検討することも必要です。

ただ、自身の経験がない業種に対して、どのような形で自分が貢献できるのかわからない方も多いでしょう。

その際は転職エージェントなどを利用して、企業を探してもらったり、相談したりするのがおすすめです。

また転職による報酬アップを望んでいる場合、現状よりも大きな企業を検討する方も多いですが、当然競争率も高くなるため、小さい規模の会社も視野に入れていきましょう。

企業が求める人材やスキルを理解する

企業研究の際は、その企業が求める人材やスキルは何か理解しましょう。

いくら優秀で過去に実績があったとしても、企業が求める人物像と一致しないという理由で不採用となることは、少なくありません。

自身の技術を武器に転職活動をしていたとしても、企業によっては技術よりもマネジメントが必要とされていたり、企業に足りない新しいものが求められていたりすることがあります。

また、自身の能力や技術を過信しないことも大事です。

今の会社では自分しかできないことであったとしても、他の会社では経験年数が少なくてもできる人がいる可能性もあります。

こうした企業の内情を知り、自身の能力を第三者の目で評価を受けるために、転職エージェントを利用し、アドバイスを受けることも有効でしょう。

自己分析を行い、職務経歴書を充実させる

これまでの経験を細かく棚卸しし、職務経歴書に反映させましょう。

企業側はファーストコンタクトでは、履歴書と職務経歴書でしか判断することができないため、企業側に合わせた職務経歴書を作成する必要があります。

経験を棚卸しする際は、案件や事業、成功の大小を問わず全て振り返ることがポイントです。

どんな事業で、どれくらいの人数が関わり、いくらくらいの予算だったかはもちろん、そこで起きた困難な事象をどう解決したのかまで、思い出す必要があります。

大きな案件を成功させた実績だけでなく、小さな事業でもトラブルの際にどう乗り越えたのかという点が評価されることがあるためです。

転職エージェントを利用する

50代のエグゼクティブ転職では、転職エージェントを利用しましょう。

エグゼクティブ転職では役員や経営幹部としての採用になるため、転職エージェントでしか取り扱っていない非公開求人であることが多くなります。

スキルがあり、経験が豊富なら、ハローワークや知人の紹介ではなく、エージェントを利用するのがおすすめです。

もし、スキルなどに自信がない方でも、役員クラスではない非公開求人もあるため、転職エージェントや転職サイトを利用しておきましょう。

50代エグゼクティブ転職におすすめの転職エージェント・転職サイト10選

50代のエグゼクティブ転職のおすすめの転職サイト・転職エージェント10選を紹介

50代のエグゼクティブ転職におすすめの転職エージェントや転職サイトを10個、選りすぐりでセレクトしました。

気になるサービスはいくつでも登録しておくのをおすすめします。

【会社役員や上級管理職向け】JACリクルートメント

JACリクルートメントトップ画面

画像引用:JACリクルートメント

JACリクルートメントは、部長以上の上級管理職や専門職に特化した転職エージェントです。

転職実績も40代以上が最も多く、キャリアやスキルを重視していることがうかがえます。

求人の紹介だけでなく、あなたのキャリアに合わせたキャリアプランの提案や、職務経歴書添削、面接対策まで実施。

多くの転職エージェントでは、サイトにログインすれば非公開求人情報も見られることが多い中、JACリクルートメントは、ログイン後も閲覧できない求人が多くあります。

経営に直結するようなエグゼクティブな求人や大手の求人を抱えているためです。

会社役員や上級管理職を目指す方は、ぜひ登録しておきましょう。

求人数約45,000件非公開求人あり
対象年齢不問
得意分野・業界・管理職、エグゼクティブ、専門職に特化・外資系企業、海外企業
対応エリア全国(一部、求人の少ない地域もある)
スカウティング機能あり
料金無料
公式サイトhttps://www.jac-recruitment.jp/

【外資系を狙うなら】ランスタッド

ランスタッドトップ画面

画像引用:ランスタッド

ランスタッドは、転職からアルバイトまで幅広く就職を支援するサービスを行っており、その中で、ハイクラス転職も扱っています。

ランスタッドがオランダ発祥の企業であることから、外資系や海外企業を得意としています。

年収2,000~3,000万円の求人や、海外勤務の求人もあるほか、転職ではなく「プロフェッショナル派遣」という新しい働き方も提案されています。

ランスタッドの求人は年収の高いものも見られますが、英語などの語学力が必要となるものが多いため、語学に自信がある方におすすめです。

求人数約4,700件非公開求人あり
対象年齢不問
得意分野・業界・外資系企業、海外企業
対応エリア全国
スカウティング機能なし
料金無料
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/tenshoku/

【大都市圏での管理職転職に】リクルートエグゼクティブエージェント

リクルートエグゼクティブエージェントトップ画面

画像引用:リクルートエグゼクティブエージェント

リクルートエグゼクティブエージェントは、エグゼクティブ転職に特化した転職エージェントです。社外取締役や非常勤顧問、アドバイザーといったポジションも狙えます。

対象年齢は不問ですが、スキルや実績が重視されるため、経験が浅い方には求人の紹介がない可能性もあります。

また、リクルートエグゼクティブエージェントは対応している業界が限られていますが、その業界に精通したコンサルタントが在籍しているため、的確なアドバイスを受けることが可能です。

全国どこからでも登録できますが、エージェントとの面接がオンラインではないため、地方の方は利用しにくいのがデメリットです。

スカウティングもあるため、対象エリアまたはその近隣にお住まいの方で、エグゼクティブポジションでの転職を希望する方は、ぜひ登録しておきましょう。

また同じリクルートグループには、「リクルートダイレクトスカウト」というエグゼクティブ転職サービスもあります。

こちらは、登録内容を見たヘッドハンターから連絡を受ける仕組みとなっています。

求人数非公開
対象年齢不問
得意分野・業界・経営幹部、エグゼクティブ、スペシャリスト特化・製造業、ライフサイエンス/ヘルスケア、IT/WEB、消費財、食品、サービス
対応エリア東京、大阪、名古屋、福岡
スカウティング機能あり
料金無料
公式サイトhttps://www.recruit-ex.co.jp/change-job/

【コンサル特化】アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングトップ画面

画像引用:アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、コンサルティングに特化した転職エージェントです。

コンサルティングファームへの転職はもちろん、コンサルティングから事業会社等への転職、さらにはフリーコンサルとして独立を目指す方にも対応しています。

求人の約77%は非公開です。

求職者は平均して3年間のサポートを受けているということから、中長期で丁寧に対応してもらえるのがメリットです。

求人数非公開
対象年齢不問
得意分野・業界・コンサルティング
対応エリア全国
スカウティング機能なし
料金無料
公式サイトhttps://www.axc.ne.jp/

【幅広い業界に対応】doda X

doda Xトップ画面

画像引用:doda X

doda Xは、幅広い業界に対応するエグゼクティブ転職特化のエージェントです。

非公開求人が多く、年収800~2000万円の求人を取り扱っています。

会員登録後、ヘッドハンターによるスカウトを受ける仕組みですが、もちろんスカウトを待たずに自分で求人に応募することも可能です。

ヘッドハンターは約5,400人が在籍。それぞれが得意の業界を持っており、サポートが手厚いことにも定評があります。

また、別途有料で、キャリアコンサルを受けることも可能です。

転職業界大手企業が運営するサービスで、業界・業種問わず多くの求人があるため、登録しておくと、思わぬ業界からスカウトがあるかもしれません。

求人数約4万件
対象年齢不問
得意分野・業界・幅広い業界に対応
対応エリア全国
スカウティング機能あり
料金無料
公式サイトhttps://doda-x.jp/

【英語が堪能な方に】エンワールド

エンワールドトップ画面

画像引用:エンワールド

エンワールドは外資系企業へのハイクラス転職エージェントです。

日本国内にある約87%以上の外資系企業との取引があり、インターブランド社の「Best Global Brands 2017」トップ100社のうちの93社で採用支援を行った実績があります。

コンサルタントも27か国から採用しており、グローバルな目線で職務経歴書の添削などをしてもらえるのも魅力の一つ。

年収800万円以上の求人を多く抱えている他、英語力が必要な求人が多数あるため、英語に自信がある方は、ぜひ登録しておきたいエージェントでしょう。

求人数10,000件以上
対象年齢不問
得意分野・業界・外資系・日系グローバル企業
対応エリア全国
スカウティング機能あり
料金無料
公式サイトhttps://doda-x.jp/

【IT特化のハイクラス転職】レバテックキャリア

レバテックキャリアトップ画面

画像引用:レバテックキャリア

レバテックキャリアは、ITに関する職種に特化したエージェントです。PG・SE、PMだけでなく、マーケターやITコンサルタント、WEBデザイナーなども対象となります。

経験が浅い方への求人もありますが、年収800万円以上の求人も4,000件以上あるため、スキルを生かして年収をアップさせたい方は、ぜひ登録しておきたいエージェントです。

またレバテックでは、年間累計7,000回以上スタッフが企業に赴いてヒアリングを実施しています。

そのため求人内容だけでなく、企業の体制や職場の雰囲気までエージェントが把握していることから、転職後のミスマッチが起こりにくいのもポイントです。

求人数23,900件以上
対象年齢不問
得意分野・業界・ITエンジニア専門・マーケター・デザイナー
対応エリア全国
スカウティング機能あり
料金無料
公式サイトhttps://career.levtech.jp/

【地方と女性の転職にも強い】パソナキャリア

パソナキャリアトップ画面

画像引用:パソナキャリア

パソナキャリアは、人材派遣などで有名なパソナのハイクラス転職エージェントです。

ハイクラス向けなので、求人の約半数が年収800万円以上で、大手企業の非公開求人が多いのも特徴。

登録されている企業から自分で選んで応募することもできますが、スカウトサービスで紹介される求人は年収800万円以上の非公開求人になります。

パソナキャリアでは、女性のハイクラス転職にも力を入れているのが大きな特徴です。

女性の利用者のうち、転職して年収が上がった人は2022年の実績で72%。年収700万円以上の転職に成功していることも少なくありません。

また全国に拠点があるため、Uターン・Iターンでのハイクラス転職にも強いのが特徴。

地方にUターンを考えている方にもおすすめのエージェントです。

求人数公開求人7,900件以上非公開求人17,000件以上
対象年齢不問
得意分野・業界・管理部門・女性管理職・地方転職
対応エリア全国
スカウティング機能あり
料金無料
公式サイトhttps://www.pasonacareer.jp/

【転職を決めかねているなら】クライス&カンパニー

クライス&カンパニートップ画面

画像引用:クライス&カンパニー

クライス&カンパニーは、経営幹部クラスに特化したエージェントです。

取り扱っている業界が多いのも特徴ですが、求職者に対して丁寧に向き合い、業種や企業規模を固定せずに幅広い選択肢を提案してもらえます。

1回の転職だけでなく、これからの中長期的な目線で、求職者の価値が高まるようなキャリアチェンジの提案をしてもらえると好評です。

まだ転職するかどうかを決めかねている段階から相談できるので、気になる方はまず登録して、面談を受けてみましょう。

求人数60,000件以上
対象年齢不問
得意分野・業界・事業会社・コンサルティング、管理部門、営業、ITエンジニア
対応エリア全国
スカウティング機能あり
料金無料
公式サイトhttps://www.kandc.com/

【金融・コンサルに強い】コトラ

コトラトップ画面

画像引用:コトラ

コトラは、投資銀行や不動産金融業界に強いハイクラス転職エージェントです。その他では、コンサル系やIT系の転職、さらに経営幹部の求人も持っています。

登録時に提出した履歴書や職務経歴書から、求職者にマッチする案件があれば紹介してもらえます。

初回の相談では、コンサルタントがキャリアプランについて一緒に考えてくれる他、面接のアドバイスを受けることも可能。

転職後のアフターフォローサービスもあるため、転職後の不安な時期も安心です。

金融系から事業会社に転職したい方、金融やコンサルに興味のある方はぜひ登録しておきましょう。

求人数20,000件以上
対象年齢不問
得意分野・業界・金融、コンサル、IT、製造業・経営幹部
対応エリア関東、愛知、大阪、福岡、海外
スカウティング機能なし
料金無料
公式サイトhttps://www.kotora.jp/

転職エージェント・転職サイトをうまく活用する方法

エグゼクティブ転職をしたい50代が転職エージェントを上手く活用する方法

転職エージェントや転職サイトは、登録するだけでなく上手く活用していくことで、効率よく転職活動を進めることができます。

複数のエージェントに登録する

転職エージェントやサイトは、1つに絞るのではなく、いくつも登録しておきましょう。

その理由として、エージェントによって持っている求人や得意な業種が違うためです。

登録する際は、自身の経験と全く関係のない業種が得意なエージェントでも、登録して問題ありません。

企業によって、どんな能力や経験が求められているかわからないためです。

スカウト型のエージェントに登録する

「スカウト型」とは、ヘッドハンターや企業側からスカウトを受ける仕組みのことです。

求職者が求人情報から企業を選ぶのではなく、企業側やエージェントからスカウトが来るため、探す手間が省けるだけでなく、思わぬ業種からの声掛けがあることもあります。

転職活動用メールアドレスを準備する

転職エージェントやサイトに登録すると、毎日多くのメールが届きます。

そのため、転職活動用のメールアドレスを使う、もしくは受信と同時にエージェントからのメールをフォルダ分けできるようにしておくと便利です。

担当者を遠慮なく使う

些細な疑問や、企業に関する情報が知りたいときなどは、担当者に遠慮なく聞きましょう。

情報を探す手間が省けるだけでなく、エージェントしか知りえない情報や、エージェントという第三者の目から見た企業への評価なども聞くことができます。

また、ご自身の能力の評価についても意見がもらえる上、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策などについても支援を受けることが可能。

ほとんどのエージェントやサイトは無料で利用できるため、担当者に気を使ってしまうかもしれませんが、遠慮なく使って、忙しい中での転職活動を少しでもスムーズに進められるようにしましょう。

ヘッドハンティングを受けて転職する方法

50代のエグゼクティブ転職でヘッドハンティングを受ける方法

エグゼクティブ転職に成功する方の中には、ヘッドハンティングを受けたという方もいます。

ヘッドハンティングを受けるには、業界内外で知名度が必要だとお思いかもしれませんが、今からでもできることがあります。

スカウト型エージェントを利用する

転職エージェントやサイトには、スカウト型のエージェントやスカウティング機能のあるサイトがあります。

エージェントやサイトに登録する際に、そうした支援のあるところも登録しておきましょう。

今回紹介した転職エージェントやサイトのうち、スカウト型のエージェントやスカウティング機能のあるサイトは以下のとおりです。

・JACリクルートメント
・リクルートエグゼクティブエージェント
・doda X
・エンワールド
・レバテックキャリア
・パソナキャリア
・クライス&カンパニー

LinkedInやWantedlyとったサービスを利用する

LinkedIn(リンクトイン)はビジネス特化型のSNS、Wantedly(ウォンテッドリー)は採用プラットフォームです。

どちらもスカウトの可能性のあるサービスなので、登録しておきましょう。

ビジネス特化型SNS「LinkedIn」

LinkedInはビジネス特化型SNSで、実名・顔出しが原則となっています。

Facebookによく似ていますが、LinkedInではプロフィール欄に職歴や資格、スキルまで入力が可能です。

アイコンに、仕事を探しているという意味の「#OPENWORK」という表示をさせておくことで、企業側からDMでヘッドハンティングの連絡が来る可能性もあります。

さらに、第三者による推薦コメントもプロフィールに表示させることができるため、信頼を得られやすいのが特徴です。

また、企業側もFacebookと同様に無料で企業ページを作成できるのはもちろん、求人票も掲載できることから、LinkedInは企業と個人のマッチングにも適しているサービスといえるでしょう。

採用プラットフォーム「Wantedly」

Wantedlyは採用のためのプラットフォームで、2022年7月現在、利用企業数は43,000社以上、登録者数は350万人を突破しています。

利用企業には、ベンチャーやスタートアップなどの若い企業が多いのが特徴です。

企業側はWantedlyのページに、企業理念や企業のミッション、欲しい人材などについて掲載しますが、他の採用サービスと違い、年収などの条件面は掲載しないことになっています。

求職者側は、自身のプロフィールや職務経歴などを掲載し、気になる求人があれば企業側にDMでコンタクトを取ることができます。

企業側にはダイレクトスカウト制度があるため、気になる人にDMでコンタクトを取ることが可能。

求職者側にも月額3,300円の「Premium Basicプラン」があり、このプランに入会することで受け取るスカウトの数が10倍になります。

自分の情報を積極的に発信する

ヘッドハンティングを受けるには、自分で自分をアピールすることが重要です。

異業種交流会や社外セミナーなどに参加し、積極的に交流したり、セミナーでも発言したりするようにしましょう。

また、自身の仕事をSNSで積極的に発信することも重要ですが、守秘義務やプライバシーについては注意が必要です。

転職エージェントを利用する以外の転職先の見つけ方

50代のエグゼクティブ転職で転職エージェントを使わずに転職する方法

50代のエグゼクティブ転職では、転職エージェントやサイトを利用するのが有効な手段になりますが、並行して自分で企業を探すことも行っていきましょう。

また、転職エージェントやサイトの担当者に「マッチする転職先がない」と言われてしまうこともあります。

この場合も以下の方法を使っていきましょう。

ハローワークで探す

公共の職業紹介機関であるハローワークは、どんな人でも無料で利用でき、サイトから全国の求人情報が見れることが強みです。

ただし、企業側も無料で何度でも利用できるため、通年で求人を出している企業もあり、いわゆる「ブラック企業」の可能性もぬぐい切れないので、注意が必要です。

また、基本は公開求人なので、大手企業の幹部のような求人はほぼありませんが、採用に費用をかけられない中小企業の幹部に関する求人が掲載されていることもあります。

インターネット検索などで中途採用を探す

インターネットで企業サイトを検索し、求人情報から応募するのも一つの手段です。

知名度のない企業や、SEO対策があまりとられていない企業では必然的に応募数も少なくなるため、応募すると面接までスムーズに進むこともあります。

逆に知名度の高い企業では応募数も多くなるため、応募書類がしっかり見られないまま、不採用となる恐れもあります。

また、エージェントを使うのとは違い、第三者からの意見がないため、企業の評判や経営状況について慎重に調べて応募することが重要です。

知人などのツテを利用する

知人や親族などからの紹介による縁故採用も50代に多い転職の方法です。

知人の紹介なので不採用となる確率はかなり減る一方、内定が出たときに断りにくいというデメリットもあります。

入社後のミスマッチを防ぐためにも、知人の紹介とはいえ、応募を決める前に慎重に企業研究を進めたほうがいいでしょう。

50代で転職活動をする際の注意点

50代でエグゼクティブ転職をする際の注意点

50代の転職活動では、社会人としての経験や知識が豊富だからこそ、気を付けておきたいことがあります。

自身の実績や経験を過大評価しない

特にスキルや優秀な実績があると、知らないうちに自身を過大評価していることがあります。

企業によっては、あなたが思っているほど、経験やスキルを必要としていないこともあります。

自身の経験を棚卸し、エージェントなどの第三者の目線も入れながら、企業に合わせていく姿勢も大事です。

なかなか決まらないからと焦らない

50代からの転職はなかなか決まらないことがほとんどです。

同じ求人に対して40代以下の方が応募することもあるため、年齢で比べられてしまうと書類審査が通らないということも少なくありません。

そのため長期的に転職活動をしている方も多いので、焦らないで行動していきましょう。

ときには、希望の業種や企業規模にこだわらないことも大切です。

転職できた企業に馴染めない恐れも

長く勤めた経験があるからこそ、新しい企業や組織のやり方や雰囲気に馴染めないという話もよくあります。

特にスタートアップやベンチャーなどの若い組織では、仕事のやり方や使っているSaaSが全く違うことも少なくありません。

応募前の企業研究をしっかり行い、エージェントにも企業の雰囲気まで確認するなどして、失敗しないようにしましょう。

転職後は、エグゼクティブ転職での採用とはいえ、企業のやり方に馴染む努力も時には必要です。

50代エグゼクティブ転職なら、エージェントを利用して

50代からのエグゼクティブ転職では、まず、これまでの経験や実績、スキルを大小問わず棚卸ししていきましょう。

また、役員や幹部候補としての転職を目指すのであれば、非公開求人も多いため転職エージェントや転職サイトを利用するのがおすすめです。

役員や幹部を目指していなくても、エージェントに登録することで、エージェントが良き相談相手となってくれるでしょう。

(参考資料)

※1 労働政策研究・研修機構 第121回 労働政策フォーラム 転職と中途採用について考える─キャリア採用の取組を中心に(2022年7月22日-26日)配布資料「転職と能力発揮・キャリア形成~ミドルエイジ層の転職から考える~」労働政策研究・研修機構 主任研究員 藤本 真

※2 厚生労働省職業安定局「中途採用に係る現状等」

※3 厚生労働省「令和3年雇用動向調査」

※4 厚生労働省「中途採用を通じたマッチングを促進していくための企業の情報公表の在り方等、諸課題に関する調査研究事業報告書」

※5 国税庁「令和4年民間給与実態統計調査」

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