長いキャリア生活において20代は様々な経験を積み、経験から多くの知識やスキルを吸収する必要があります。
しかし、20代の人の中にも「今の仕事は自分に向いていない」「やりたい仕事が見つからない」と悩む人は多いです。
やりたい仕事が見つからないままの状態が続くと、モチベーションや市場価値の低下につながります。
本記事では、やりたい仕事や向いている仕事が分からずに悩む20代の人に向けて、以下の項目を解説します。
- 20代が仕事で何がしたいか分からない理由や特徴
- 20代が仕事で何がしたいか分からないときの対処法
- 仕事を探す際のポイント
今の仕事に満足感を得られない20代の人は本記事を参考にし、理想のキャリアスタートへの一歩になれば幸いです。
20代はまだ仕事で何がしたいか分からない人が多い
20代の人がやりたい仕事や興味のある仕事に出会えていないことは、決して珍しくありません。
就活や転職の際に「とくにやりたい仕事がないけれど、働かないといけないのでとりあえず給料が良い会社を選んだ」といって仕事を選んだ方も多いでしょう。
令和4年雇用同行調査結果の概況によると、自己都合で退職する人の割合が全世代の75.5%に対して20代前半が81%、20代後半が約90%と、全世代で最も高いです。
また、「満足のいく仕事内容でなかったから」という理由で退職する人が、全世代の26.7%に対して20代前半が28.4%、20代後半が26.9%と高い水準です。
退職理由別にみても賃金への不満、労働条件への不満に次いで高い割合であることからも、多くの20代が抱える問題と言えます。
調査結果から分かる通り、20代はほかの世代と比べて仕事への満足感を得られず、やりたい仕事に就けていないことが推測できます。
20代が仕事で何がしたいか分からない4つの理由
20代で自分が何の仕事がしたいか分からない理由として、以下の4つが挙げられます。
- 理想が高すぎる
- 目標設定ができていない
- 仕事の成果を上げていない
- 自己分析ができていない
悩みを解決するためには原因から考えることが大切なので、まずは自分に当てはまる理由を探してみましょう。
1.理想が高すぎる
自分にはもっとレベルが高い職場が合っている、今の職場よりも自分の能力を引き出せる会社があるはずだと考えている人もいるでしょう。
例えば、「25歳で部長になる！」といった高い理想を掲げて入社したものの、現実にならないと「自分にはこの仕事が合っていない」と思ってしまいます。
なかなか届かないような高い理想を追い求めていると、自分が今やっている仕事にやりがいや満足感を感じられません。
理想に向かって自己研磨に努めたり、環境を変えたりすることは悪いことではありませんが、常により良い仕事を探し続けるのは限界があります。
理想を求め続けた結果、短い期間で転職をくり返す人も多いです。
2.目標設定ができていない
どのような仕事でも目標もなくダラダラと続けていると、メリハリがなくなりモチベーションは低下します。
目標設定をしたとしても、20代の会社員が社長になるといった遠い目標では、キャリアビジョンが見えにくくあまり効果的ではないでしょう。
最終的に目指すべき長期目標を定め、達成するために日々の業務における短期目標を明確にすることが大切です。
例えば「10年以内に営業部長になる」という長期目標を設定し、「上半期の営業ノルマ120%を達成」という短期目標で具体的なロードマップを組み立てます。
今の仕事に向いていない、やりたい仕事ではないと判断する前に、目標設定から始めてみることをおすすめします。
3.仕事の成果を上げていない
仕事の成果を上げられないことも「この仕事に向いていない」「やりたい仕事ではない」と感じる原因です。
成果を上げられずに自己実現の欲求が満たされないと、仕事へ熱意を失いやりがいを感じられなくなる傾向にあります。
20代のうちは実績が少ないので、様々な経験を積み知識やスキルの習得に注力するよう意識するのも対策のひとつです。
4.自己分析ができていない
自分の強みや価値観を把握して将来像を見出すことが仕事選びの軸となるため、自己分析が浅ければやりたい仕事やキャリアプランを明確にするのは難しいでしょう。
しかし、キャリアの初期段階である20代は自己分析の材料となる経験が少なく、自己理解が十分にできないのも仕方がないことです。
例えば、自己分析が甘いと自分の考えや意見に自信が持てず、転職時の面接でもうまく自己アピールできない可能性があります。
効率的に自己分析をするためには、転職エージェントのキャリアアドバイザーへの相談や適職診断といったツールを利用するのがおすすめです。
また、経験によって価値観や強みも変化するため、定期的な自己分析し直すのも大切です。
仕事で何がしたいか分からない20代にみられる3つの特徴
仕事で何がしたいか分からない理由は人それぞれですが、その中でも多くの人にみられる以下の3つの特徴があります。
- 自分に自信がない
- 他人と比較する
- ネガティブな思考になりやすい
特に20代で多く見受けられる傾向があるため、自己分析の参考にしてみましょう。
1.自分に自信がない
自分に自信がないと他人の意見に左右されることが多く、言われるがままに決断したり行動したりする傾向があります。
仕事に対しても自己決定や判断能力に欠けるため、仕事への満足感ややりがいを感じにくいでしょう。
20代は自信を得るだけのスキルや実績も少ないため、比較的自己肯定感が下がりやすいと言えます。
小さなことでも達成できたときには自分自身を褒め、認めてあげることが大切です。
例えば、自分に自信がなくて上司に意見を言えなかった場合は、ノートに自分の気持ちを書き出し本心を知ることから始めましょう。
自分がどういう考えでどういう人間なのかが分かるようになれば、次第に自分への自信もついていくでしょう。
2.他人と比較する
他人と比較する癖があることも、やりたい仕事が見つからない人に多い特徴です。
近年はSNSや動画配信サービスなどによって、多くの情報が簡単に得られるようになりました。
様々な分野での成功者の私生活や経験談に触れる機会も多くなり、自分との差を痛感する場面も多いでしょう。
他人の成功や豊かさにとらわれず、自分がやりたいことや強みを生かせる仕事に向き合うことが大事です。
例えば、他人との比較で辛くなった場合は、SNSから離れる時間を作るのもおすすめです。
3.ネガティブな思考になりやすい
ネガティブな思考になると、イメージすることすべてが悪い結果になりがちです。
例えば、同じ失敗でもそれを経験のひとつとして捉えて次に活かせるタイプと、失敗したことばかり頭に残るタイプがあります。
後者であるネガティブ思考の人の場合、好きなことであっても「自分にはこの仕事はできない」と自信を失い、仕事への充実感は得られないでしょう。
また、ネガティブな思考だと新しいことへの挑戦にも否定的になるため、成長の機会も失いやすいです。
不安なことは他人に打ち明けたり、ポジティブな人と接するようにするのが大切です。
20代が仕事で何がしたいか分からないときの対処法4選
20代でやりたい仕事が見つからない人の中には、明確な対処法が分からずに悩んでいる人も多いでしょう。
20代の人におすすめの対処法は以下の4つです。
- 自己分析を行う
- 将来なりたい姿をイメージする
- 色々な業界・職種を研究する
- 過去に何かに熱中した経験を思い出す
紹介する対処法はすぐに実践できるものがほとんどなので、自分に必要だと感じたものから取り組んでみましょう。
1.自己分析を行う
自分が興味のあることや得意なことを明確にすれば、やりたい仕事や向いている仕事がイメージできます。
もし、興味があることが見つけられないときは、やりたくないことを深掘りすることで消去法的にやりたい仕事を見つけてみると良いでしょう。
自己分析のポイントは、好き嫌いや得意・不得意なことを紙に書き出すことです。
どうしても思い浮かばない場合は、これまで経験したエピソードから引き出してみるのも方法のひとつです。
2.将来なりたい姿をイメージする
自分が描いた到達地点と今の自分を照らし合わせることで、到達するために何をやるべきかを明確にできます。
理想の将来像が決まったあとはそのゴールに向かって短期目標を設定すると、より具体的なキャリア形成ができるでしょう。
「部長職として100人の部下の指揮をとりたい」など、なるべく具体的に将来なりたい姿や目標をイメージしてみることがポイントです。
長期的なキャリアを見据えることから中高年では難しい反面、キャリア初期の20代だからこそ実践しやすい方法だと言えます。
3.色々な業界・職種を研究する
今まで自分が知らなかった業界・職種について理解を深めることで、興味がある仕事や強みを生かせる仕事に出会える可能性があります。
具体的にはインターネットや書籍などの媒体を利用したり、転職セミナーに参加したりといった方法が挙げられます。
また、転職エージェントを利用してキャリアアドバイザーから様々な仕事を紹介してもらうのも有効です。
20代であれば年齢的に将来性もあるため、未経験の分野でもチャレンジしやすいでしょう。
4.過去に何かに熱中した経験を思い出す
自分にどのような興味関心があるのかなかなか浮かばない場合は、これまでに夢中になったことや趣味だったものを思い出してみるのも良いでしょう。
例えば、学生時代に取り組んでいた部活やサークル、社会人になってから熱中した趣味などが挙げられます。
自分が過去にどのようなものに興味を持ったのか、どのような思いで取り組んでいたのかを振り返ることで、自身の適性を見出すきっかけになる可能性があります。
過去の写真や友人との思い出話など、日常生活の中でも当時を振り返るためのヒントは多いでしょう。
何がしたいか分からない20代の人におすすめの仕事3選
向いている仕事や興味を持てる仕事は人によって異なります。
しかし、どうしても何がしたいか分からない場合には、以下の3つの職種にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
- 営業・販売職
- 事務職
- エンジニア
20代の人の中には、社会生活を送っていく過程で自分の興味や強みを見出したいと考える人もいるでしょう。
ここからは、何がしたいか分からない20代の人におすすめの仕事とその理由について一つひとつ解説します。
1.営業・販売職
営業職で身に付ける営業力はどの業界でも共通して必要な能力です。
自社の商品やサービスをいかに魅力的に見せクライアントの購買意欲を高めるノウハウは、収益を上げるために重要な役割を果たすので高い需要があります。
また、営業職は結果が報酬に直結しやすくモチベーションが上がりやすい点も、おすすめできる理由のひとつです。
ほかにやりたい仕事が見つかった場合でも、営業スキルをプラスアルファで身に付けていれば転職でも有利に働くでしょう。
販売職での接客やマナーも同様に、社会人として身に付けるべき能力だと言えます。
2.事務職
事務職の業務は各種書類の作成や電話応対、来客対応、経理など多岐にわたるため、幅広いスキルを身に付けられます。
近年では様々な記録や処理をパソコンで管理することが多く、今後も増加していくと考えられます。
特に20代の若い世代においてパソコン処理は、必須で身に付けておくべきスキルでしょう。
また、事務職は比較的残業が少なくライフワークバランスが取りやすいため、モチベーションが下がりにくいことも特徴的です。
3.エンジニア
IT技術が進む現代では、エンジニアやプログラマーの需要は高く将来性がある職業のひとつです。
20代という若い世代のうちからプログラミングなどの高度なパソコンスキルを身に付けると、今後のキャリアにとって大きな武器となるでしょう。
エンジニアとして働く場合、様々な働き方が可能なことも大きなメリットです。
例えば、企業に勤めたりフリーランスとして企業からの仕事を請け負ったりと、自分の都合に合わせた働き方ができる数少ない職種のひとつです。
パソコンがあれば在宅でも業務が可能であるため、自由度が高い仕事をしたいと考える人に向いているでしょう。
20代が仕事で何がしたいか分からない状態が続くとどうなる？
やりたい仕事が見つからない状態が続くことで起こりうるデメリットは、以下の2つが挙げられます。
- 仕事へのモチベーションが下がる
- スキルが身に付かない
何がしたいか分からない期間が長いほどマイナスな影響が大きくなります。
特に20代の人にとってはキャリア構築のための大事な時期とも言えるので、自分に当てはまる兆候がないかチェックし、早期の対処につなげましょう。
仕事へのモチベーションが下がる
やりたい仕事ができていないと感じればモチベーションも上がらず、仕事に対して苦痛やストレスを感じる可能性もあります。
例えば、営業がしたくて入社したものの実際は総務部に配属され、本当にやりたい仕事ではないのでやる気が出ないといったケースがあります。
モチベーションが低い状態では仕事の質や量は低下し、成果が上がらないどころかミスも多くなりやすいです。
新卒で入社した職場では辛さやストレスを感じても「甘えているだけだ」と勘違いをして、モチベーション低下の真意に気付きづらい傾向があります。
モチベーションの低下を実感し始めたら、今の仕事が本当にやりたいことなのかをもう一度考えてみましょう。
スキルが身に付かない
やりたい仕事ではないと感じながら取り組む仕事はモチベーションも低く、惰性での作業になりがちです。
例えば、やりたい仕事であれば自ら自己学習に励んで知識やスキルを手に入れて、どんどん成長できます。
しかし、やりたくない仕事の場合は努力するメリットを感じないので、ただ仕事をこなすだけのルーティンワークになってしまいます。
若手のうちにスキルや知識を身に付けられずにキャリアを積めば、自分の市場価値は下がる一方です。
たとえ30代や40代でやりたい仕事が見つかったとしても、スキルがない人材を採用したいと思う企業はほとんどありません。
何がしたいか分からない20代が仕事を探す際の5つのポイント
向いている仕事ややりたい仕事が分からない状態で転職活動をする際に、押さえておくべきポイントは以下の5つです。
- 自分が優先したい条件を明確にする
- やりたくない仕事から考える
- 転職セミナーや会社説明会に積極的に参加する
- 家族や友人に相談する
- 転職エージェントに相談する
転職活動を通じてやりたい仕事・向いている仕事を見つけたいと考える人も多いでしょう。
しかし、何も考えずに転職活動を始めても、なかなか仕事が見つからなかったり転職後に後悔したりする可能性は高いです。
転職を考えている際は、ここで解説するポイントを踏まえて仕事探しの参考にしましょう。
1.自分が優先したい条件を明確にする
やりたい仕事を探す際にまず始めるべきなのは、自分が仕事に求める条件を明確にして整理することです。
何も決めずにやりたい仕事を見つけても、労働条件に納得できず断念してしまう可能性があります。
給料や待遇・勤務時間・勤務場所など、仕事に求める条件を明確にした上でやりたいことを考えることが大切です。
例えば、「給与は25万円以上で転勤はしたくない」といった譲れない条件を決めておくとよいでしょう。
叶えたい条件をすべて書き出し、優先順位をつけることで効率的に仕事探しができるでしょう。
2.やりたくない仕事から考える
どうしてもやりたいことや得意なことが浮かばないときには「これだけはやりたくない」ことから重点的に考えてみましょう。
興味があることよりも苦手なことや嫌いなことの方が明確にしやすい傾向があります。
むやみにやりたい仕事を考えるよりも、やりたくないことを選択肢から除外することによって消去法でやりたいことが決めやすくなるでしょう。
例として肉体労働をやりたくないと考えた場合は、事務職やテレアポなどのデスクワークを選択肢に入れることができます。
やりたくないことを中心に職種を絞り込むことで、仕事探しはスムーズになります。
3.転職セミナーや会社説明会に積極的に参加する
セミナーや説明会に積極的に参加して幅広い業界のリサーチを行うことで、やりたい仕事に出会える確率が上がるでしょう。
会社説明会では、実際に社員から話を聞く機会を設けられていることもあり、より具体的な内情が知れます。
実際に働いている社員のリアルな声を聞くことで、仕事内容のイメージがしやすくなり自分に合っているか判断しやすくなるでしょう。
第二新卒や未経験での転職に特化したセミナーも多く、何がしたいか分からない20代の人にもおすすめです。
4.家族や友人に相談する
自分の得意分野や興味のあることが見つからないときは、家族や友人などの身近な人に相談してみるのも方法のひとつです。
たとえ自分自身のことでも、主観的な視点ではなかなか気付けないこともあります。
周りにいる親しい間柄の人は、自身の性格や趣味嗜好を客観的に理解しています。
「〇〇をしているあなたはすごく楽しそう」「あなたは〇〇な性格だからこんな仕事が合っているかもしれない」といった第三者目線で自分の魅力や適職が知れるでしょう。
5.転職エージェントに相談する
初めての転職や、仕事探しに不安を抱える場合には転職エージェントを利用する方法もおすすめです。
転職エージェントとは、求職者一人ひとりをキャリアアドバイザーが担当し、転職活動を全面的に支援するサービスです。
何がしたいか分からない20代のあなたにも、これまでの経歴や経験・性格などをもとに合っている業界や職種を紹介してくれます。
自分だけでは思いつかなかった仕事に出会える可能性があり、やりたいことが見つかりやすいでしょう。
応募書類の添削や面接対策、応募先企業への条件交渉といったサポートを無料で受けられる点も大きなメリットです。
20代におすすめの転職エージェントについては、以下で詳しく紹介します。
仕事で何がしたいか分からない20代におすすめの転職エージェント3選
転職エージェントを運営する会社は多く、それぞれが強みとする分野は異なります。
やりたい仕事が分からない20代の人におすすめの転職エージェントは以下の3社です。
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- doda
各社の特徴や強みを理解し、自分に合った転職エージェントを利用しましょう。
リクルートエージェント
出典：リクルートエージェント
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
| 公開求人数 | 383,305件 |
| 対応エリア | 全国 |
| 対応職種 | 全職種 |
| 特徴 | 保有求人数が多い安心の転職支援実績 |
リクルートエージェントの魅力は38万件を超える求人数の多さで、広い選択肢から興味のある仕事を探したい人におすすめです。
様々なセミナーを開催しており、やりたい仕事を見つけるために必要な自己分析やキャリアチェンジのポイントなども学べます。
初めての転職や第二新卒向けの転職セミナーも実施されており、20代で何の仕事がしたいかわからないと悩む方におすすめです。
リクルートエージェントは転職支援実績No.1なので、数ある求人の中からキャリアアドバイザーがあなたにあった業界や職種を紹介してくれます。
やりたいことが分からない20代の人は積極的に参加しましょう。
マイナビエージェント
出典：マイナビエージェント
| 運営会社 | 株式会社マイナビ |
| 公開求人数 | 71,825件 |
| 対応エリア | 全国 |
| 対応職種 | 全職種 |
| 特徴 | 転職回数別・年代別に特化したサポート20代からの満足度が高い |
マイナビエージェントは転職回数や年代ごとに充実したサポートがあり、転職初心者にもおすすめです。
具体的には以下のようなサポートがあります。
- はじめての転職の方向け
- 2回目以降の転職の方向け
- 20代の転職の方向け
特に第二新卒や20代の転職支援実績も豊富にあり、20代の転職エージェント満足度No.1という高い評価を得ています。
20代でキャリアチェンジしたい方や働き方を変えたい方向けに、無料の個別相談も実施しています。
個別相談では、キャリアアドバイザーに無料で転職やキャリアについての相談が可能です。
また、各業界に精通した専任のアドバイザーも在籍しており、専門性の高いサポートが受けられます。
doda
出典：doda
| 運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
| 公開求人数 | 238,458件 |
| 対応エリア | 全国 |
| 対応職種 | 全職種 |
| 特徴 | スカウト機能があるイベントやセミナー、診断ツールなどが豊富 |
dodaではスカウト機能が利用でき、求職者のプロフィールをもとに企業から直接オファーが届きます。
各種診断サービスも充実しており、転職タイプ診断やエゴグラム診断などがあります。
転職タイプ診断では、自分が大事にしているものややりがいを感じるものがわかるので、何がしたいか分からないと悩む方も自分に合った仕事の探し方が見つけられます。
エゴグラム診断では、50個の質問に答えることであなたの性質や適職を診断できます。
各種診断を利用することで何がしたいか分からず悩む20代の方も、自分では考えつかなかった適職が見つかる可能性があるでしょう。
仕事で何がしたいか分からない20代の人によくある質問
どのような仕事がしたいのか分からない20代の人に多くみられる悩みについて、以下の項目をQ&A形式で解説します。
- 何がしたいか分からない状態で転職活動すべきではないですか？
- 自分に向いている仕事を見つけるにはどうすればいいですか？
- もしもやりたい仕事が未経験でも転職できますか？
自分が抱いている悩みと近いものがあれば、ぜひ参考にしてみましょう。
何がしたいか分からない状態で転職活動すべきではないですか？
やりたいことを見つける目的で、転職活動を始めてみるのもひとつの方法だと言えます。
企業研究やセミナーへの参加など、転職活動を進めていく中でやりたい仕事が見つかるケースも多いです。
効果的に仕事を探すためにはまず自己分析を行い、自身の強みや希望条件を明らかにすることが大事です。
ただし、やりたいことも決まらずに転職してしまうと、やりたい仕事に就けずに早期離職につながる可能性があるため、目的を持って始めましょう。
自分に向いている仕事を見つけるにはどうすればいいですか？
実際のところ、本当の向き・不向きはその仕事を始めてみないと分からないことがほとんどです。
まずは自己分析によって自分の得意なこと・やりたいことを明確にし、どちらの要素も含んだ仕事を探すことである程度の検討は付けられるでしょう。
転職エージェントに登録すれば、転職のプロであるキャリアアドバイザーが客観的な視点からアドバイスをしてくれるため、おすすめの方法です。
また、参考程度にするのであれば職歴やスキルをもとに、適職診断ができるWebサイトを利用するのもひとつの方法です。
もしもやりたい仕事が未経験でも転職できますか？
20代であれば、キャリアプランや熱意を伝えられれば未経験でも十分に挑戦できます。
実際にキャリアの初期段階である若手世代は、ポテンシャルで採用されることも多いです。
例えば、人手不足の業界やこれから伸びていく企業など、未経験の若手を積極的に採用する求人も多くみられます。
ただし、年齢を重ねれば重ねるほど未経験での転職は難しくなるため、早いうちにやりたいことを見つけ転職へ動き出すことが大事です。
20代が仕事で何がしたいか分からないときは自分の強みや興味のあることを見つけよう
本記事では仕事で何がしたいか分からない20代の人に向けて、その原因や対処法、仕事探しのポイントについて解説しました。
やりたい仕事が見つからない理由の多くは自己分析の不足によるものです。
自身の性格や強みの把握、具体的なキャリアビジョンといった自己への理解を深めることが大切です。
また、自己への理解を深めるためには第三者からの意見やアドバイスも必要でしょう。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは自己分析をはじめ、やりたい仕事を見つけるための様々なアドバイスやサポートを行っています。
強みや興味のあることを見つけるためには一人で悩まず、転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。