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【コンサルティング業界とは】業種や仕事内容、魅力について徹底解説!!

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就職活動において、常に人気が高いコンサルティング業界。志望業界の1つとしている就活生も多いのではないでしょうか?当記事では、そんなコンサルティング業界の具体的な仕事内容や魅力をわかりやすく解説していきます!

目次

コンサルティング業界とは?仕組みを解説

コンサルティング業界とは、企業が抱える様々な課題を解決する仕事です。企業は会社を運営する中で常にさまざまな問題を抱えています。その問題の種類も実に多様で、人、モノ、金、情報、システムなど多岐にわたります。

そういった複雑な問題を客観的に捉え、クライアントのために助言を行うのが、コンサルティング業界、そして、コンサルタントという仕事です。

コンサルティング業界の仕事内容

コンサルティング事業を手掛ける企業を「コンサルティングファーム」と呼びますが、一口にコンサルティングファームと言っても、専門分野によっていくつかの種類があります。

  • 戦略系ファーム
  • 組織人事系ファーム
  • シンクタンク系ファーム
  • IT系ファーム
  • 総合系ファーム

順番に説明していきます。

戦略系ファーム

戦略系ファームは、クライアント企業の経営戦略上の問題解決を行うコンサル企業のことを指します。企業の課題に対してどこまで介入するのかは場合によって異なり、戦略立案のみを行うこともあれば、実際に企業の内部に入り、より具体的なアドバイスをすることもあります。

組織人事系ファーム

組織人事系ファームは、クライアント企業の人材領域に関する課題解決を担うコンサルティング企業です。つまり、会社の経営資源で言うところの「ヒト」に関するコンサルティング業務を専門としています。

具体的には、採用制度、社員の教育制度、人事評価などに関する提言と課題解決を行います。

シンクタンク系ファーム

シンクタンクとは、英語のThink(考える)とTank(タンク)を組み合わせた言葉で、政治、経済、科学技術など、幅広い分野にわたる課題を対象とした調査や研究を行い、それをもとに、解決策の提言を行う機関のことです。

大手証券会社や金融機関を親会社とする場合が多く、大手企業グループのノウハウを活かし、様々な分野のコンサルティングを行います。

多くのコンサル企業が民間企業をクライアントとするのに対し、シンクタンク系のコンサル企業は、クライアントが行政機関や国であることが特徴です。政治や、国の経済に関わるような大きな社会課題を扱う場合もあります。

IT系ファーム

IT系ファームとは、名前の通り、IT分野でクライアントの課題を行う企業です。業務の効率化や企業のDX化のため、システムの改善やIT技術の導入を提言します。

総合系ファーム

ここまで紹介してきたように、コンサル企業にはそれぞれ得意分野、専門分野があり、それぞれの分野に関わる課題解決を仕事としていますが、総合系ファームとは、1社で複数の分野を掛け合わせて、総合的にコンサルティング事業を行う企業を指します。

そのため会社としての規模が大きい場合が多いのが特徴です。

コンサルティング業界に必要な資格や経験

コンサルタントになるために必須の資格はありません。医師や弁護士などとは異なり、特定の資格を持っていなくてもコンサルティング業界で働くことはできます。

しかし、ここまで説明してきたように、コンサルタントとして働くには一定以上の専門的な知識が必要です。IT系の資格やMBAなど、自分が就きたいと思うコンサル企業が得意とする分野に関する資格は、持っていて決して損はありません。

※MBAとは、Master of Business Administrationの略です。日本では 「経営学修士」と呼ばれ、経営学の大学院修士課程を修了すると授与される学位のことを指します。

コンサルティング業界が向いている人の特徴

次に、コンサルタントに向いている人の特徴です。コンサルティング業界への就職を考えている人は、自分の強みと重なる部分があるか、参考にしてみると良いでしょう。これらはあくまで一例ですので、ご了承ください。

  • 論理的思考力がある人
  • 人と関わるのが好きな人
  • 顧客ファーストで動ける人

順番に解説していきます。

論理的思考力がある人

まずは、論理的思考力がある人です。クライアントが抱える問題に対して、その要因を洗い出し、問題をどうすれば解決できるのかを論理的に考え、クライアントにわかりやすく伝える必要があります。

人と関わるのが好きな人

相手に寄り添い、クライアントの課題を自分事として捉えられるかどうかも非常に重要です。どれだけ論理的思考力に長けており、有効な解決策を見出せても、クライアントとの信頼関係を築けなければ、相手に納得してもらうことは困難です。

クライアントと、クライアントが抱える問題に対して真摯に向き合い、丁寧に接することができるかどうかは、コンサルタントにとって非常に重要な要素の1つです。

顧客ファーストで動ける人

コンサルタントとして重要なのは、自分自身がどうしたいかではなく、クライアントがどうしてほしいか、そしてクライアントのために何をすべきかです。

自分の我を通すのではなく、「どうすれば相手に喜んでもらえるか」、「相手は今、求めているか」というように、相手のことを優先して物事を考えられる人は、向いていると言えるでしょう。

コンサルティング業界の魅力や就職するメリット

次にコンサルティング業界の魅力や就職するメリットについて述べていきます。華やかな仕事のイメージがあるコンサル業界ですが、具体的にどのような魅力があるのでしょうか?主に次のような点が挙げられます。

  • 経営に関わる仕事ができる
  • 高収入が期待できる

こちらも順に解説していきます。

経営に関わる仕事ができる

企業経営に携わることができるというのは大きなメリットです。自分の働きが企業の業績に直結しますし、クライアントの将来を導くという意味で大きなやりがいがあります。また、将来的に起業や独立を考えている人にとっては、企業経営に関する知識や経験を得られる機会となるでしょう。

高収入が期待できる

経営に関わるという意味で、責任が大きい仕事である分、成果を出した際には収入にもきちんと反映されます。コンサルティングファームの多くが成果主義、実績主義です。

コンサルティング業界の年収が比較的高い水準にあるのはこのためで、自身の成果が給与に直結するので、早い段階での年収アップやキャリアアップを目指す人にとっては大きな魅力でしょう。

コンサルティング業界の大変さや就職するデメリット

では逆に、コンサルティング業界の大変さはどのような部分でしょうか。次のような点が挙げられます。

  • 責任やプレッシャーが大きい
  • 企業ごと、業界ごとの文化に順応する必要がある。

具体的に解説していきます!

責任やプレッシャーが大きい

すでに何度か述べている通り、コンサルティング業界の仕事は、クライアント企業の経営に直結する仕事です。クライアントとしても、コンサルタントに求めるハードルは高くなるため、のしかかる責任も非常に大きいです。

クライアントの課題に対して真摯に向き合い、クライアントが納得する提案ができるかどうかが、非常に重要となります。

企業ごと、業界ごとの文化に順応する必要がある。

コンサルティングの仕事は、様々な業界に対する知識が求められることはもちろん、企業や業界ごとの文化に適応しなければなりません。その企業の一員となって仕事をするので、その企業、業界の知識や文化に慣れ親しむというのは重要であり、苦労もあるでしょう。

逆にこれらをメリットと捉え、「様々な業界に対する知見が広がる」と考えられる人には、コンサルティング業界は向いていると言えます。

コンサルティング業界の有名企業ランキングTOP5

アメリカの就職情報サイト「Vault.com」に基づき、コンサルティング業界の有名企業ランキングTOP5をご紹介します。

  • 1位 ベイン・アンド・カンパニー
  • 2位 ボストンコンサルティンググループ
  • 3位 マッキンゼー・アンド・コンサルティングカンパニー
  • 4位 ブーズ・アレン・ハミルトン
  • 5位 EYパルテノン

なお、このランキングが各コンサルティングファームの質を決定するものではございませんので、ご注意ください。また、こちらは外資系コンサルティングファームのランキングとなるため、日本にオフィスがないファームもございますので、ご了承ください。

1位 ベイン・アンド・カンパニー

アメリカに本社を置くコンサルティングファームです。1982年に東京オフィスが建設されました。結果主義の風土が強いことが特徴的で、目に見える結果を出すことを信条としています。

2位 ボストンコンサルティンググループ

こちらもアメリカに本社を置くコンサルティングファームです。全世界に50カ国以上、90以上のオフィスがあり、東京オフィスは1966年にボストンに次ぐ2番目の拠点として開設しました。

3位 マッキンゼー・アンド・コンサルティングカンパニー

前述の2社と同様、アメリカに本社を構えるコンサルティングファームです。日本法人は1971年に東京に開設されており、名実ともにトップファームの1つと言えます。

4位 ブーズ・アレン・ハミルトン

アメリカ合衆国、バージニア州に本拠地を置くコンサルティングファームです。専門分野は経営戦略とIT・技術系の2つに分かれます。日本法人は1983年に設立されていますが、その後、経営統合や社名変更が行われ、現在はPwCコンサルティング合同会社の1チームとなりました。

5位 EYパルテノン

1991年にアメリカで創設された世界的な経営戦略コンサルティングファームです。日本法人は2018年に設立されています。

コンサルティング業界の志望動機の書き方

次に、コンサルティング業界を志望する際の志望動機の書き方について解説します。志望動機を考えるにあたって重要なのは、以下の3点です。

  • なぜコンサルなのか?
  • なぜこの会社なのか?
  • この会社にどのように貢献できるのか?

なぜこれらが重要なのでしょうか?具体的に解説していきます!

なぜコンサルなのか?

「経営に関わりたい」だけなら商社やベンチャーという選択肢もありますし、「企業を助けたい」なら銀行といった選択もできます。なぜコンサルティング業界でなければならないのか?ここをしっかり説明できるようにしておきましょう。

なぜこの会社なのか?

なぜコンサルなのか?という点と考え方は同じです。

他にも多くのコンサルティングファームがある中で、なぜ、この会社でなくてはいけないのか?他の会社とはどのような違いを見出し、この会社を志望したいと思ったのか?これらを頭の中で整理し、ESでも、面接でも明確に伝えられるようにしておきましょう。

この会社にどのように貢献できるのか?

上記の2点は「あなたがなぜコンサルティング業界orこの会社を選んだのか?」というあなた視点での動機です。

しかし、志望動機は、採用側の目線に立ち、「この会社にあなたを採用して、具体的にどう貢献できるのか?」を考えることも重要です。相手が求める人物の理想像と、あなたの得意なことの重なる部分を見つけ、的確に相手に伝えましょう。

コンサルティング業界の自己PRの書き方

次に、コンサルティング業界を志望する際の自己PRの書き方について解説します。自己PRを考えるにあたって重要なのは、あなたの強みや得意なことが、その業界、企業で働く上で求められる能力とマッチしているかどうかです。

コンサル業界で求められる能力は、例えば以下のようなものがあります。

  • 論理的思考力がある人
  • 他者と信頼関係が築ける
  • ニーズや課題点を見出し、解決策を提案できる
  • 顧客ファーストで動ける

もちろんこれだけではありませんが、これらの能力の中で、あなたが強みと言えるものを選択し、具体例を交えて自己PRとしましょう。つまり、あなたの強みは何なのかを伝えるだけでなく、具体例を示すことによって、本当にそれが強みだと言える根拠を相手に提示するのです。

コンサル業界の自己PRで注意すべきなのは、ロジックが成り立っていることです。コンサル業界で働く上では論理的思考力が重要ですので、自己PRで、あなたの強みとその根拠に論理性がなければ、コンサル業界には合っていないと判断されるかもしれません。

具体例も交えて自分をPRできるかが勝負です。

コンサルティング業界の年収や給料!ボーナスはいくら?

コンサルティング業界は他業界と比較して給与が高い傾向にあります。コンサルティング業界の給与について、次の順に解説していきます。

  • 年収
  • 月収
  • ボーナス

コンサルティング業界は年功序列ではなく成果主義の傾向が強いため、自分の結果次第でより大きな年収も見込めるでしょう。

年収

新卒入社で500万円~600万円程度が相場です。その後、成果を上げ、「シニアコンサルタント」や「マネージャー」という役職になると、1,000万円前後、さらに上は、「パートナー」で、2,000万円以上が見込めます。

ただ、あくまで相場であるため、企業や、その時期の業界動向によっても大きく変動します。

月収

上記の年中をもとに計算すると、新卒入社で40万円~50万円、役職を上げ、「シニアコンサルタント」や「マネージャー」になると、80万円前後、となり、さらに上の「パートナー」になると、150万円を超える計算になります。

すでに述べた通り、コンサルティング業界は年功序列ではなく成果主義の傾向が強いため、自分の結果次第でより大きな収入も見込めます。

ボーナス

ボーナスに関しては、企業により大きく異なるため、一概には言えません。しかし、既に述べている通り、コンサルティング業界は成果主義の傾向が強いことから、ボーナスは次のような要素が含まれると考えられます。

まず、企業自体の実績です。企業全体として実績が高ければ社員全体の賞与が高くなることが一般的です。次に、個人の成果です、自分が所属企業に対してどれだけ貢献できたか、と言う点も、重要な要素になるでしょう。

コンサルティング業界の動向や今後の将来性は?

コンサルティング業界の動向として最も注目すべきなのは、企業のDX化です。

以前から日本企業は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進してきましたが、2020年以降、新型コロナウイルスの蔓延を受け、リモートワークをはじめ、DX化の推進はより加速度を増しました。

これに伴い、コンサルティング業界にもデジタル関連のプロジェクトが増加しています。企業のDX推進の流れは、コンサルティング業界にとっても大きな影響を及ぼすでしょう。

コンサルティング業界のよくある質問

コンサルティング業界に関して、多くの人が持つ疑問はどのような点でしょうか?よくある質問をまとめました。

  • コンサルティング業界は文系or理系でも活躍できる?
  • コンサルティング業界は大変?
  • コンサルティング業界は未経験だと難しい?
  • コンサルティング業界の面接はどんな感じ?

これらの質問に対し、順番にお答えしていきます!

コンサルティング業界は文系or理系でも活躍できる?

コンサルティング業界は、文系、理系のどちらが向いているということはありません。しかし、強いて言うならば、理系の方が活躍しやすい傾向にあるかもしれません。

理系の強みとして、文系の学生と比較した場合に、論理的な思考力や仮説検証プロセスに強い、などが挙げられます。これらはコンサルタントとして求められる重要な要素の1つです。

とはいえ、だからといって文系の学生が不利なわけではありません。、あくまで要素の1つに過ぎません。文系、理系としての強みではなく、個人としての強みをアピールすることが重要です。

コンサルティング業界は大変?

既に何度も述べている通り、コンサルティング業界は成果主義の色が強いため、安定志向で個人として成果を出すことにこだわりがない人には大変に感じるかもしれません。

一方で、成長志向が強く、早いうちからのキャリアアップを望む方にとっては理想的な環境と言えます。自分の内面(安定志向が強い、成長志向が強いなど)を良く分析し、コンサルティング業界が自分に合っているか見極めてみてください。

コンサルティング業界は未経験だと難しい?

未経験でもコンサルティング業界で働くことは可能です。未経験の場合、入社するとまずはコンサルティングの基礎スキルを学ぶために研修を受ける場合が多いです。

研修の内容は企業によりますが、ロジカルシンキングや仮説思考など、コンサルタントとして求められる能力を養うための研修を受けます。未経験だと入社後すぐに活躍するのは難しいかもしれませんが、研修や小さな経験をコツコツとこなし、少しずつ成長できます。

コンサルティング業界の面接はどんな感じ?

コンサルティング業界の面接では、ケース面接が行われる場合があります。ケース面接とは、特定の課題が出され、一定時間、課題に対して考える時間が与えられたのち、面接官に回答する、と言う面接です。

その後、面接官からいくつか質問を受けるので、自分の回答と質問への受け答えに矛盾が生じないように注意しながら答えましょう。ケース面接と言うと難しく聞こえますが、ある程度問題の系統はパターン化されています。

また、正しい答えを導き出すこと以上に、その答えに至るプロセスが論理的で、矛盾がないかどうかを重視されます。もしケース面接を受ける場合には、事前にいくつか演習を解いたり、結果よりも過程が見られるということを意識して臨むと良いでしょう。

まとめ:

以上、コンサルティング業界の概要や、求められる能力などについて述べてきました。コンサルティング業界が自分に合っているのか、また、この業界で求められる能力のうち、自分にとって強みと言える部分はあるかなど、参考になれば幸いです。

とは言っても、今の段階でそれらの能力がなかったとしても問題ありません。論理的思考力やコミュニケーション能力は、ある程度、後天的に身に付けることが可能です。今の自分に足りないものを補おうと努力している姿勢も、就活では有利に働くでしょう。

なんとなく志望するのではなく、強い気持ちをもってこの業界を望むのであれば、必ずうまくいくはずです。皆さんの就職活動がうまくいくことを願っています。

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