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憧れの「テレビ業界」ってどんなところ?仕組みから魅力まで徹底解説!

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「テレビ業界」ときくと、きらびやかで、多くの人の目に触れる華々しい業界、というイメージが浮かぶのではないでしょうか?しかしその一方で、仕組みや仕事内容、職種を詳しく知らない人も多いです。

この記事では、そんなテレビ業界について丁寧に紹介します。テレビ業界の基礎知識から仕事内容まで、さまざまなことが分かるので、ぜひ読んでみてくださいね!

テレビ業界とは?仕組みを解説

テレビ業界は、一言で表すと「テレビ放送に関わる産業」のことです。テレビ番組の制作と放送のみならず、放送に携わる技術スタッフや関連したイベント事業も「テレビ業界」に含まれます。

そんな幅の広いテレビ業界ですが、テレビ放送を通してどのように収益を作っているか、知っていますか?まずは、テレビ業界のビジネスモデルについて解説します。

実は、収益源はこちらの2つに大きく分かれています。

  • 広告料金
  • 視聴料金

順番に見ていきましょう。

広告料金

テレビは多くの人の目に触れる機会が多いため、宣伝効果がとても高いという特徴があります。

そのため、NHK(日本放送協会)以外の「民放テレビ局」は、CM枠を販売し広告料を得ています。この購入者が「スポンサー」であり、広告料が「広告収益」になります。

広告料は高額ですが、情報の拡散力が強いテレビで自社の商品、サービスのCMを放送することで宣伝を行っているのです。

視聴料金

CMのないNHKは、国民から視聴料金を徴収することで収益を得ています。

また最近では、以下のようなサービスもあります。

  • Hulu
  • Netflix
  • WOWWOW
  • スカパー!

これらのチャンネルは、視聴料金を払うことで見ることができます。

このように、テレビ局だけではなく、さまざまな周辺事業も含むテレビ業界は、収益のあげ方にも特徴があります。基礎知識として、覚えておくと良いでしょう。

テレビ業界の事業内容

テレビ業界には、様々な仕事や職種があります。それぞれ果たす役割が異なっているので、詳しく知ることが大切です。

テレビ業界の具体的な仕事

最初に、テレビ業界の具体的な仕事を紹介します。

不動産や芸能など、さまざまな周辺事業がありますが、以下の3つの事業に大きく分けることができます。

  • テレビ局
  • 番組制作会社
  • その他事業

それぞれ紹介します。

テレビ局

テレビ局の主な仕事は、番組を「放送」することです。1日の番組構成を決定や、前述した広告料のやり取りも行っています。

また、テレビ局の社員は自社のテレビ番組の方向性や企画などに携わることもできます。

番組制作会社

その名の通り、テレビ番組を作ることが仕事です。テレビ局が組む番組構成の放送枠に収まるよう、撮影から編集まで、一貫して行います。

その他事業

テレビ局と同じグループ企業や、タレント、宣伝に関連する企業など、テレビ業界には幅広い種類の企業があります。

たとえば、芸能プロダクションは、テレビ番組の出演者であるアーティストやタレントのマネジメントを行います。広告会社はテレビ局の収入源の1つであるCMを制作していますし、テレビ番組に関連するイベントを企画、運営するイベント会社もあります。

ここで挙げたのはほんの一例であり、テレビ業界はさまざまな種類の企業が関わりあって成り立っているのです。

テレビ業界ならではの職種

また、テレビ業界ならではの職種も存在します。

  • プロデューサー
  • ディレクター
  • アナウンサー
  • 技術スタッフ

順番に解説していきます。

プロデューサー

番組の最高責任者であるプロデューサーは、企画の立案、予算の設定、出演者の選定等において、全ての決定権を保有しています。

大きな責任がありますが、誰もが憧れる立場でもあります。

ディレクター

プロデューサーが立てた企画を実行、制作するのがディレクターです。最初はAD(アシスタントディレクター)として経験を積んだ後、就ける職種になります。

現場の責任者として、番組制作の進行管理や出演者の指導も行う他、番組の構成、編集の最終チェックも行います。

アナウンサー

報道番組でニュース原稿を読んだり、バラエティ番組での司会進行、映像のナレーションなど、「伝える」プロであるアナウンサー。

幅広いジャンルで活躍の場があり、テレビ業界の中でもとても人気の花形の職種です。

技術スタッフ

番組制作の裏方として、必要不可欠な存在が技術スタッフです。

照明や音声、美術など撮影と編集、どちらにも携わり、番組を支えています。専門技術が求められる職種です。

テレビ業界に必要な資格や経験

テレビ業界にはたくさんの職種があり、求められるものはそれぞれ異なります。また、企画をし番組を制作する関係上、クリエイティブな能力や専門技術が必要とされる場面も多いです。

ここでは、テレビ業界で役立つ可能性のある資格や経験を紹介します。

運転免許

番組を制作する立場になった際、車を運転できるととても便利です。ロケで機材を運んだり、スタッフ数人で移動したりするときに役立つでしょう。

TOEIC

報道番組や海外ロケのある番組に携わりたい場合、英語力は必要です。特に記者は、海外の専門家への取材や海外派遣の機会があることが予想されます。

コミュニケーション能力

これはどの職業でも求められるもので、テレビ業界も同様です。番組制作は、技術スタッフやプロデューサー、ディレクター、出演者が1つのチームとして行うものです。円滑な進行のために互いで連携しあい、作り上げていくのにコミュニケーションは欠かせないのです。

テレビ業界が向いている人の特徴

憧れを持つ人も多いこの業界ですが、どのような人がテレビ業界にむいているのでしょうか?

  • テレビが好きな人
  • 臨機応変に対応できる人
  • 盛り上げ上手な人
  • クリエイティブな力がある人

それぞれ見ていきましょう。

テレビが好きな人

「テレビが好き」ということは、この業界で働くにあたって必要なことです。番組制作や放送は仕事量が多いことに加え、時間も不規則になりがちです。ハプニングもつきもので、ハードな仕事と感じる時もあるはずです。

そんな時に「テレビが好き」という気持ちがあれば心の支えとなるでしょう。情熱をもって仕事をすることが大切なのです。

臨機応変に対応できる人

テレビ局では、さまざまな部署や役職の人々が番組を制作しています。

そのため、局内での連携が欠かせません。他部署とのやり取りをしたり、トラブルが発生した場合、適切に状況を把握し、迅速に行動することが求められます。周囲に気を配り、臨機応変に対応できる能力は、テレビ業界でも重宝されるでしょう。

盛り上げ上手な人

前述したとおり、テレビ番組制作には多くの人が関わっています。同じ現場でそれぞれが仕事をするには、気持ちよく、楽しく取り組むことが一番です。現場の空気を盛り上げ、それによって仕事のパフォーマンスが上がることは、より良い番組の制作につながります。

クリエイティブな力がある人

テレビ番組は、視聴者に「この番組が観たい」と感じてもらうことが重要です。情報を収集して流行を抑えることはもちろん、他の番組にはない独創性も大切です。企画立案、番組構成、演出方法など、さまざまな表現を駆使して面白い番組を作ることが求められます。

クリエイティブな力がある人は、テレビ業界で活躍すること間違いなしです。

テレビ業界の魅力や就職するメリット

憧れる人が多いテレビ業界は、実際に働いてみるとどのようなやりがいがあるのでしょうか?

  • 最新の情報やトレンドに触れられる
  • 企画力と実行力を身につけられる
  • テレビでしかできないことができる

それぞれ説明します。

最新の情報やトレンドに触れられる

報道番組に携わる場合、視聴者が知るよりも早く情報を仕入れることができます。また、バラエティ番組の制作では、視聴者に最新のトレンドを届けるために企画を練る必要があります。情報の行き交う環境に身を置けることに加え、自らも番組制作のためにトレンドに敏感になることができます。

自分自身のアンテナを磨き、新たな知識をつけられる点は、テレビ業界で働くメリットの一つです。

企画力と実行力をつけられる

番組制作は、テレビ業界特有の業務です。視聴者にとって「面白い番組」を作るため、情報をリサーチし、そこから企画立案をします。そして、それを実際に番組として形にするため、計画を立て、実行することはとても貴重な経験です。

自分の役割を果たすことで責任感が生まれますし、企画から実行に移すことで、クリエイティブな力も磨くことができます。

テレビでしかできないことができる

テレビは多くの人が目にするメディアであり、規模の大きい企画を実行することが可能です。多くの著名人をキャスティングしたり、専門家に取材したり、豪華な演出を施したり……。

他の業界では中々できないことも、テレビ業界であれば自分の手で形にすることができるのです。

テレビ業界の大変さや就職するデメリット

華やかなイメージのあるテレビ業界ですが、やりがいだけではなく働く上での厳しさもあります。

  • 自分の希望通りの仕事ができるとは限らない
  • 仕事時間が不規則

自分の希望通りの仕事ができるとは限らない

「バラエティ番組の企画に携わりたい」「報道番組で最新情報を届けたい」など、憧れるテレビ番組のジャンルは人それぞれでしょう。多種多様な職種が存在するのはテレビ業界の魅力ともいえますが、必ずしも自分が憧れたものに携われるとは限りません。

与えられた仕事に楽しさを見出し、そこで力を発揮することが一番ですが、理想との乖離に苦しむこともあります。

仕事時間が不規則

これは携わる番組や担当する職種や役職によってそれぞれですが、テレビ業界は仕事時間が不規則になる場合が多いです。番組の放送時間や生放送、編集作業などは多くの時間がとられ、時間帯もバラバラです。

ワークライフバランスを大切にしているテレビ業界の企業も多いですが、多少の厳しさはあるといえます。

テレビ業界の企業ランキングTOP5

こちらでは、テレビ業界の企業TOP5を、2020年〜2021年の売上高ランキングの形式で紹介します。

  1. フジ・メディア:HD
  2. 日本テレビHD
  3. TBS HD
  4. テレビ朝日HD
  5. スカパーJAST HD

出典:業界動向 テレビ業界

フジ・メディア:HD

1957年11月18日に設立されました。放送事業の他に、メディア・コンテンツ、都市開発・観光などの事業があります。フジサンケイグループ各社やその他の関連企業と連携し、幅広く事業を展開しています。

日本テレビHD

1952年10月28日に設立されました。日本で初めてテレビ放送免許を取得し、日本初の民間放送となりました。24時間テレビなど、チャリティーにも注力していることで知られています。

TBS HD

1951年5月に株式会社ラジオ東京として設立されました。放送の他に、映像や文化、動画配信、不動産・ショッピング事業など幅広く展開しており、海外にも事業を広げています。

テレビ朝日HD

1957年11月1日に設立されました。放送などの関連事業の他に、サステナビリティに関する取り組みも積極的に行っています。

スカパーJAST HD

主に通信衛星によるサービスを中心に事業を展開しています。番組を放映するメディア事業の他にも、通信衛星などの宇宙ビジネスの領域にも注力しています。

テレビ業界の志望動機の書き方

テレビ業界に漠然と憧れている場合、志望動機をどのように書くか迷う方も多いのではないでしょうか?こちらでは、テレビ業界で使える志望動機のポイントを解説します。

  • テレビ業界を志望する理由
  • その企業を志望する理由
  • その職種を志望する理由

それぞれ分けて考えることが大切です。

テレビ業界を志望する理由

アナウンサーとして番組に出演したり、芸能人と仕事をしたりと、華やかな仕事に憧れて志望する人が多いです。しかし、「自分がやりたいこと」だけではなく、「自分がテレビ業界でできること」についても考える必要があります。

ただ「テレビが好き」ということで終わらせるのではなく、テレビ業界の一員として何ができるかを考え、志望理由とすると良いでしょう。

その企業を志望する理由

テレビ業界には、多種多様な企業があります。そのため、なぜその企業を志望するのかを深く掘り下げることが必要です。

その企業でしかできないことは何か、携わっている番組やコンテンツの何に魅力を感じるのかをよく考え、自分がその中でできることを志望理由として書いてみましょう。

その職種を志望する理由

テレビ局の選考では、希望職種や部署を記入することが一般的です。「テレビ業界に携われたら何でもいい」という考え方ではなく、それぞれの職種はどんな仕事をしているのか、違いは何かということを知ることが大切です。

きちんと把握した後、自分に向いている仕事、やりたい職種は何か、考えて志望理由と繋げてみましょう。

テレビ業界の自己PRの書き方

自己PRを書く際には、テレビ業界が求める人物像をきちんと把握し、それに合うよう自分をアピールすることが大切です。

常に新しい番組をチームで協力して制作するテレビ業界は、クリエイティブな力や、コミュニケーション力が求められます。部活動やサークル、アルバイトなど、人と関わる上で自分がどのような役割を果たし、1つの目標を達成したかなど、具体的な経験を例に挙げると良いでしょう。

自己PRは、「自分の強み→具体的なエピソード→結果」を書き、そこで得たものを入社後どのように生かせるのかをアピールする必要があります。自分自身の経験を、テレビ業界での仕事に落とし込めるようにじっくり考えましょう。

テレビ業界の動向や今後の将来性は?

テレビ業界の規模は2018年以降、減少傾向にあります。収入源の多くを占める広告料に関しても、同様に減少しています。理由としては、YouTubeやAmazonなど海外企業の動画配信サイトや、SNSの急速な浸透があげられます。若年層に加え中年層もインターネットを頻繁に利用するようになったことで、一般企業はテレビ広告からインターネット広告に転換しつつあるのです。

インターネットの普及によりいわゆる「テレビ離れ」が進んでいることから、テレビ局は独自の動画配信サービスの提供を開始しました。日本テレビHDに属する「Hulu」や、フジテレビ公式「FOD」などがあります。中でも「Tver」は、民放5社(日テレ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)が共同で運営している動画配信サービスです。広告付きで完全無料で「見逃し配信」を行う仕組みになっています。

また、テレビ事業以外で安定して収益を得られるよう、不動産やイベント、都市開発など周辺事業を強化していく傾向もみられます。

テレビ業界のよくある質問

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ここまで、テレビ業界の詳細や求められる人物像など、さまざまなことを解説してきました。最後に、テレビ業界のよくある質問を紹介します。

テレビ業界は文系or理系でも活躍できる?

テレビ業界では、文系・理系はあまり関係ないとされています。それよりも、大手のテレビ局は出身大学を重視しています。また、大学での専攻で判断されるよりも、「自分が学んだことをどう生かすか」を面接時に聞かれることがあります。

テレビ業界を志望する場合、大学生活を漠然と過ごすよりも、目的意識をもって授業を受け、学んでいくことが大切です。

テレビ業界の用語は勉強しておくべき?

テレビ業界には、いわゆる「業界用語」が存在します。テレビ業界を志望する場合、就活時に勉強しておくのもよいですが、入社後に徐々に触れて覚えていく人も多いです。

就活中は、業界用語よりも、基本的なビジネス用語を押さえておく方が良いでしょう。

テレビ業界に転職することは難しい?

テレビ業界は中途採用の場合、経験者が優遇されることが多いです。そのため、異業種からの転職は難しい傾向にありますが、スキル次第では採用を獲得できる場合もあります。

まとめ

いかがだったでしょうか?「テレビ業界」には多種多様な業種が存在し、さまざまなスキルを持った人々と一緒に働ける環境があります。自らの企画を形にできる点も非常に魅力的ですよね。

自分はテレビ業界で何をしたいのか、何ができるのか、自己としっかり向き合い、将来を考えてみてくださいね。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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